連載

【CarGoodsMagazine】

自らの感動を会社の事業にユーザー視点を次々と具現化

グリーンライフと聞くと、カー用品より園芸用品を連想する人も多いだろう。事実、クルマ向けのラインアップを着々と増やしてきたのはここ3年ほど。話題を呼んだのは純水器のリリースからだ。
「私どものグループでビルのガラス洗浄を行うメッツという会社があるんです。水道水を使うと不純物が入ってますから白い点々が残りますね。それを無くしたいということで、業務用の純水器で作業効率を上げていたんです。そんな中、社長のほうから一般家庭用にも考えたらどうですかという話がありまして」

本モデルの製作を主導した永井氏は、大のクルマ好きでもあった。
「実際私も家庭用の現物を取り寄せて洗車してみました。当時黒いクルマに乗っていたんですが、自分自身感動しまして、感動するとやっぱり行動したくなるんで、クルマ好きな人に教えてあげたいという気持ちになったんですね。どうせなら会社の事業にしようかと」

とはいえ、純水器は最初こそ泣かず飛ばずだった。
「純水を知る方がまず少なかった。私たちの業界では、大体十人に一人ぐらいかな。まだそういう時代だったんですね」

そのタイミングで出会ったのが、本モデルの監修も行う“ビューティフルカーズ”だったという。
「私自身、ユーチューブでよく見ていた、純水洗車の神様と言われる村上さんっていう方がいらっしゃるんですが、その方から会社に電話をいただきまして。非常にいい商品なんで、ぜひ一緒にもっと良い商品を作りませんかとお声掛け頂きました。そこの出会いも非常に大きかったですね」

純水器はその後の第二弾が爆発的ヒット。その勢いのままに着手したターゲットの一つが高圧洗浄機だった。
「他にも私どもが何かできることがないかを考えた中で、ホースリールはもともとやっていましたし、それと並行して洗浄機もやってみようかということになりました」

自身が洗車を嗜むだけに、音や収納の問題はそもそもの課題としてあった。
「何より、洗車用の洗浄機っていう世の中にないんですね。塗装面の心配もありますから、水圧が高ければいいわけじゃない。いかに効率よく汚れを取り除き泡を落とせるかが大事。お掃除全般とはやっぱり違う。そちらの方はもうゼロベースで見直しました」

とりわけ注力したのが噴射パターンだ。
「水形もですね、通常のものは長細くて絞って調整するだけなんです。でも洗車っていってもルーフもあったり下回りなど色々ありますから。高圧で水形を変えられ、しかも曲げられる構造に特許も申請しています。こういうふうに加減できるっていうのはなかなか技術が要りまして、5回程、試作を繰り返し、試行錯誤しました」

目指したのは実用方位で機能優先の考えだ。
「私自身、洗車する際は車庫からクルマを動かして、道具も車庫から取り出し二往復ぐらいしてようやく準備が整うんです。しかも終わってからはその片付けがあるじゃないですか。でも準備も後片付けも、これも一つの洗車の時間なんです。その洗車という作業を時短で楽にキレイに行えるようなお手伝いを今後も行っていきたいとと思っています」

株式会社グリーンライフ
常務取締役
永井 崇 氏
GREEN LIFE『G-WASH Plus』
片手でラクに持てるコンパクトな本体に豊富なアタッチメントを収納できるため、持ち運びやすく収納時にも場所を取らない。高圧ホースもしなやかで扱いやすく、噴射も5パターンに切り替え可能だ。
「クルマ好きな方に刺さる製品であり
私自身にも刺さるっていうんですかね」

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