第7回
クルマドーカスタムファクトリー
ZC6 BRZ

KURUMADOH CUSTOM FACTORYは前回、ZC6 BRZでストリート-レーシングラジアル-FRクラスに参戦したが、ミッションのトラブルによりリタイアとなった。

その後、車両の見直しを進め、現在はGRクロスミッションに換装。再び走行可能な状態まで復活している。

もともと乗りやすく、筑波やSUGOでも好タイムを刻んでいた車両だけに、駆動系のアップデートによる、さらなるタイム短縮に期待が持てる。第38回 筑波スーパーバトルへの参戦は現時点で未定だが、準備は着実に進められているようだ。

前回の模様はこちら

TIME      計測できず

DRIVER  井口卓人

CLASS   ストリート-レーシングラジアル-FR1

TIRE       POTENZA RE-12D TYPE A  (265/35R18)

■車両重量 1293kg

■トラスト T518Zタービン/ 2層インタークーラー/2層ラジエーター/10段オイルクーラー

■サード スポーツキャタライザー

■トラスト パワーエクストリームR

■ECUTEK

■OS HTRクラッチ/スーパーロック1.5way L.S.D.

■ファイナル4.3

■トラストパフォーマンスダンパー

■アイバッハ(F 12kg/㎜ R 14kg/㎜)

■D2ブレーキキャリパー (F 6POT R 4POT)

■VOLK RACING TE37TA(18×9.5J isnet 42)

■トラスト フロントリップ/サイドスカート

■クルマドー アンダースポイラー

■ベルスエンジニアリングアンダーディフューザー

■トラスト トランクスポイラー

■ベルスエンジニアリング ボンネットダクト

■GRスポーツ トラクションプレート

快適なストリート仕様のターボ車でタイムの上限に挑む

2012年式の初期型ZC6(走行12万㎞超)で、シートもリクライニング式で軽量化を施さないストリート仕様。そこに、T518Zタービンで2ℓのまま340psを発生させた。筑波は過去1分1秒2まで記録している。ただし、その速さに対して、ミッションがアキレス腱となり、今回は計測できずに終わる。

足まわりは街乗りとサーキットの両立のため、トラストのパフォーマンスダンパーに、アイバッハのスプリングをチョイス。リアにはGPスポーツのトラクションプレートを装着して、独自のしなやかな動きに仕上げてある。

タイヤサイズは前後265/35R18一択で、ギア比もそれに合わせる。L.S.D.は独自のロックタイミングで、最小の引きずりと最大のトラクションを追求し、バランスのよさを目指した。

ダイナパックの補正係数1.0で340psが出ている。すべて市販パーツのみで構成。ターボ化するとトラクションに苦しむBRZだが、足まわりとL.S.D.のセッティングで、乗り心地とトラクションを両立。

アウトラップからグリップ感があるのも強み。反面、トランスミッションなど駆動系への負荷が大きいのが難点だ。

この仕様でのメンテナンスは?

→ミッションブローが泣きどころ

「トルクが41.8㎏-mもあるので、強化6速MTを装着していますが、今回もアタックに入ったところブロー。ミッション以外は大きなトラブルはありませんが、連続周回するならクーリングラップを入れましょう。

エンジンオイルはターボならモチュールの300V(5W-50)がおすすめです。3000㎞毎の交換で大丈夫です」(クルマドーカスタムファクトリー 山田公輝 代表)


■クルマドーカスタムファクトリー 
岩手県奥州市水沢区佐倉河字前田13
TEL 0197-25-7895 https://www.kurumadoh-custom.com