Audi Q9
インテリアへの徹底的なこだわり

アウディ初のフルサイズSUV「Q9」がまもなくデビューする。その核心にあるのは、広々とした上質なインテリアだという。家族との時間、ビジネスシーン、そして長距離移動のための“安らぎの空間”として設計され、アウディでは初となる電動開閉ドアを採用し、3列目までスムーズアクセスできる最大7人乗りのシートレイアウト、そして透過度を切り替え可能な大型イルミネーション付きパノラミックサンルーフが備わる。
アウディAGの取締役会長を務めるゲルノート・デルナーは、新型Q9について次のように説明を加えた。
「Q9によって、『Vorsprung durch Technik(技術による先進)』は、新たな車内体験のレベルへと到達することになります。クルマはすでに単なる移動手段ではなく、お客様にとっての“移動するリビング空間”となるのです。プレミアムなマテリアル、2列目に配置された独立型電動シート、そして新たに開発された自動開閉ドアは、新型フルサイズSUVに込めた、アウディの品質へのこだわりを象徴しています」
アウディ初導入の「自動開閉ドア」

今回、標準の3列7人乗り仕様に加えて、ビジネスクラス級の快適性を求めるカスタマーに向け、3列6人乗り仕様がオプションとして用意された。この仕様では、2列目に電動調整式の独立シートを2脚配置。座面中央部と背もたれ中央部にはアクティブベンチレーション機能を備え、航空機のビジネスクラスに匹敵する快適性を実現した。
スポーツシートプラスに備わるベンチレーション機能とマッサージ機能により、ラウンジのような雰囲気がさらに高められた。7人乗り仕様は、2列目の3席すべてにチャイルドシートの装着が可能。全シートは標準で部分電動調整機能を装備し、3列目シートの背もたれは電動操作で個別格納することができる。
アウディとして初めて、すべてのドアを電動操作可能とした。キーはもちろん、「myAudi」アプリ、MMI、ブレーキペダル、シートベルトバックルなど、さまざまな方法で直感的にドアを開閉できる。ドアは大きく開き、重い買い物袋やベビーカーを抱えていても簡単に乗降可能だ。
周囲の障害物を検知するセンサー群によって、十分なスペースがない場合はドアの動作を停止。狭い駐車場で特に役立つだけでなく、接近する自転車などを検知し、安全性向上にも寄与する。
標準装備のパノラミックサンルーフは、約1.5平方メートルの面積を誇り、大きく開けることでオープンエア感覚を味わうことができる。直射日光を遮りたい場合は、積層安全ガラス内に設けられた9つの独立制御セグメントの透過度を調節することで、効果的な遮光性能を実現した。標準採用されるコーティング済み積層ガラスは赤外線を反射し、99.5%以上のUVを遮断するため、従来型サンシェードは不要となった。
厳選された素材による高品質な室内空間

すべてのQ9がダッシュボードとドアに、コンターライトを装備し、室内の横方向のワイド感をアピール。前席ドアに標準、後席ドアにはオプションでアンビエント照明が用意された。「アウディ MMIパノラミックディスプレイ」下部やセンターコンソール周辺の間接照明は、浮遊感のある演出を生み出している。
インテリアの素材とカラーは、調和の取れた高品質なセレクションが用意された。今回、新開発のファブリックやウッドトリムが追加され、アルパカウールを用いた高級ファブリック、ディナミカ・マイクロファイバー、レザー&レザーレットのコンビネーション、ファインナッパレザーなどが、エレガントな雰囲気を演出する。
車内全体で統一されたトリムカラーに加え、あえてグロス仕上げを減らしたマットや、テクスチャー素材を多用することで、高級感を高めるとともに指紋の付着も抑えた。タマリンドブラウンやストーンベージュといった新色も追加され、多彩な選択肢によって好みに応じた快適な空間を実現している。
アウディのラインナップ最大のSUVとしてデビューするQ9は、使い勝手に優れた収納スペースを確保。センターコンソールは柔軟性に優れ、「Qi2.2」規格対応のワイヤレス充電パッド2基と、最大100W出力のUSB-Cポートを装備する。これにより、2台のスマートフォンを同時に急速充電することが可能になった。
ラゲッジスペース側面には、新開発のアルミレールシステムを統合。スライド式フックや可動式アンカーによって荷物を立体的に固定することが可能で、大きな荷物のために床面スペースが確保された。さらに実用的な装備として、全てのQ9にルーフレール用ルーフラックも標準付属する。
