実走テストで導く信頼のGRチューニング

後期DAT対応ECUもついに完成

北海道では、久々の本格4WDターボモデルとして高い人気を誇るGRヤリスとGRカローラ。その登場直後からデモカーを導入し、積極的にチューニング開発を進めてきたのが札幌市の名門チューナー“クルーズ”だ。

単にパーツを装着して終わるのではなく、実際にサーキットで走り込み、トラブルの原因や耐久性まで徹底的に検証するのが同社のスタイル。初代デモカーでは、サーキット走行中にピストンが粉砕してエンジンブローを経験したものの、その原因を徹底解析して対策をフィードバック。そこで得たノウハウを投入したユーザーカーは、現在もノートラブルで走り続けているという。

さらに、ミッションやクラッチについても実走を重ねながらデータを蓄積。そして後期型DATの登場に合わせて2号機デモカーを導入し、ついにDAT対応ECUプログラムを完成させた。

ECUデータは、GRヤリスチューンで知られるオートプロデュースボス藤岡和広代表との共同開発。札幌のクルーズで何度もシャシダイテストを繰り返し、排気系ノーマルにブリッツ製カーボンインテークのみという仕様で338.8ps/48.0kgmを記録している。

「ハードなチューニングのお客様もいらっしゃいますが、ライトチューンのお客様も多いですね。GRカローラをファミリーカーとして使われていて、オイル交換やアライメント調整だけでご来店される方も少なくありません」と話すのは、吉川大志郎マネージャー。

一方で、1750cc化やタービン交換、シーケンシャルミッション化といった本格的なハードチューンにも対応。450ps仕様のデモカーでミッションや強化クラッチの限界まで検証してきた経験があるからこそ、単にパワーを追い求めるだけではなく、「壊れずに速く走れる仕様」を提案できるのである。

さらに、最新のメインライン製シャシダイを導入し、パワーチェックサービスも展開。中古車販売では納車前にパワーチェックを実施し、エンジンコンディションを確認したうえで販売するなど、ユーザーに安心を提供する体制も整えている。

また、クルーズでは毎年6月と10月に十勝スピードウェイ・ジュニアコースで走行会を開催。今年は十勝夏祭りへの参加も予定しており、初心者向けクラスやドライビングレッスン、プロドライバーによる同乗走行なども実施する予定だ。

タイムを追求する本格派から、愛車で走る楽しさを味わいたいライトユーザーまで──。実走で積み重ねた確かなノウハウと手厚いサポート体制で、GRモデルを”自分らしく楽しむ”環境を提供していることこそ、クルーズ最大の魅力と言える。

●取材協力:クルーズ 北海道札幌市西区発寒10条2丁目8-10 TEL:011-664-1757

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