SUZUKI・ジムニーシエラ(2019年式・JB74)

“冬をオシャレに楽しむ”王道を外して作る大人のカスタム

思わず「おっ!」と足元に目がいったのが、文太さんのジムニーシエラ。装着されていたのは、往年のラリーシーンを知る世代なら思わず反応してしまう“OZ RACING Rally Racing 4×4”だった。

しかも驚くのが、その使い方。なんとこのホイール、スタッドレスタイヤ用として導入しているのだ。

元々はルーミーなど他車種も候補にあったという文太さん。しかし昔からオフロード系のクルマが好きだったこともあり、最終的にジムニーを選択した。

そんな愛車の冬仕様を考えていた際、一般的には「純正ホイール+スタッドレス」という組み合わせが多いなか、“どうせなら冬仕様こそカッコよくしたい”という発想でたどり着いたのがOZだった。

しかもこの「Rally Racing 4×4」は、WRC黄金期を知る世代には刺さりまくる存在。アウディ・クワトロなど往年のラリーカーを彷彿とさせる伝説的デザインを、現代のJB64/JB74向けに復刻した話題作だ。

「これをスタッドレス用に履いてる人、まずいないだろうなって(笑)」

その“ちょっとズラした感じ”が、文太さんらしい。

実際、普段の使い方もかなり独特。お住まいは埼玉県熊谷市ながら、“文太(愛犬)を雪で遊ばせるため”に、3時間かけて長野まで行き、雪山で遊ぶのはわずか1時間…なんてこともあるそうだ。

「でも、それが楽しいんですよ(笑)」

SUZUKI・ジムニーシエラ(2019年式・JB74)

一方で夏仕様は真逆のアプローチ。なんと純正ホイールへマッドタイヤを組み合わせている。

「海外のジムニー乗りがその仕様やってて、めちゃくちゃカッコよかったんです」。

“普通とは少し違う”。そんな感覚が、全体のスタイルにも色濃く表れている。

車高はあえて純正のまま。しかしフロントにジャオスのバンパーを装着することで、スッキリした印象とオフロード感を両立。見た目以上にクリアランス性能も向上しており、「純正っぽいのに戦闘力が上がってる感じ」が気に入っているという。

「パイプバンパーみたいな“ガチ感”はちょっとハードル高いんですよね。でも、“ちゃんとジムニー楽しんでます感”は欲しかったんです」。

王道を少しズラしながら、自分らしく楽しむ。その絶妙なバランス感覚が印象的だった。

パッと見えはシンプルで、純正バンパーのように見えるジャオスのフロントバンパー。しかし実際は、かなり薄く設計されておりジムニー乗りであればその違いはすぐにわかるそう。
往年のラリーカーを彷彿とさせる伝説的モデルを復刻させたRally Racing 4×4。ホワイトカラーの赤文字のロゴデザインも足元で際立つ。
OWNER 渋犬文太さん
愛犬・文太と過ごす時間を大切にしているオーナーさん。キャンプでは一緒にテントで寝泊まりしている。

EASY DAY
●日時:2026年4月18日(土)~19日(日)
●場所:無印良品 カンパーニャ嬬恋キャンプ場 【区画サイト(林間エリア/草原エリア)】

PHOTO:塩谷佳史

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