「新型モデルは登場する」が「優先順位リストがある」といい、後継・次期型は2028年以降か?
欧州マツダが販売している「MAZDA2」ハイブリッドが改良され継続販売される一方、日本でも販売されている自社製「マツダ2」が欧州市場で姿を消すことがわかった。ただし日本市場では、継続販売されている。

トヨタとマツダは2015年に業務提携、その後2017年に資本提携まで進めている。その協業の一つとして誕生したのが、「MAZDA2」だ。つまり、「マツダ2」には2つのモデルが存在する。欧州市場などで販売されている「MAZDA2 Hybrid」は、トヨタ「ヤリス ハイブリッド」のOEM供給車だ。つまり、中身はヤリスで、フロントマスクなどをマツダが独自デザインに変更した兄弟車という関係となっている。

一方で、日本市場でもお馴染みの「マツダ2」は、もともと「デミオ」後継車としてマツダが独自開発したモデルとなっている。
現在欧州市場では、この2台の「マツダ2」が販売されているが、トヨタをベースとしたMAZDA2は、競争力を維持するため一連のアップグレードを発表する。
MAZDA2ハイブリッドは、2021年12月にトヨタ・ヤリスのバッジ違いモデルとして登場、プラットフォーム、ハイブリッドシステム、基本パッケージングはヤリスと共通だ。パワートレーンは、システム最高出力116psを発揮する、1.5Lの直列3気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドで、現行ヤリスHVと同系統となっている。
2年後の2023年には、マイナーチェンジが行なわれ、マツダ専用のフロントバンパー、マツダグリル、ボディ同色のテールランプトリムが採用された。
2026年改良モデルでは、チャコールグレー、スカイグレー、ファーングリーンの3色が新たに追加。エクスクルーシブライン以外の外装は従来モデルから変更ないが、エクスクルーシブラインにはフル幅LEDヘッドライトとテールランプが装備されるなどの改良がなされている。
ハイライトは、エントリーグレードのプライムラインに、シートヒーター(前席)、助手席シートの高さ調節機能、後席パワーウインドウ、4スピーカーオーディオシステム、自動防眩ルームミラーが標準装備となったほか、標準装備の先進運転支援システム(ADAS)には疲労検知機能を備えた新しいドライバーモニタリングシステムが追加された。
トヨタ版「MAZDA2」が成長を見せる一方、自社製「マツダ2ハイブリッド」は、日本国内やタイ、オーストラリアなどの市場では販売が継続されているものの、欧州のほとんどの市場でコンフィギュレーターからひっそりと姿を消しており、生産中止の可能性が囁かれている。
しかし先日、マツダ・オーストラリアの責任者であるヴィネシュ・ビンディ氏は、Drive誌のインタビューで「新型モデルは登場する」と述べ、新型の開発が進められていることが濃厚であることがわかった。
現在同じプラットフォームを共有している次世代マツダ2とCX-3が登場する際には、両モデルとも5ドアコンパクトハッチバックのコンセプトカー「VISION X-Compact(ヴィジョン・クロスコンパクト)」のデザイン要素を取り入れる可能性が高いと予想される。
「マツダ2」(日本国内初代)は2019年に発売、すでに7年が経過しており次期型への期待が高まっているが、同氏によると、「優先順位リストがある」といい、後継・次期型は、2028年以降となると思われる。
注目のマツダ製「マツダ2」も生産終了となり、次期型を待つのか、継続販売され続け、後継モデルへバトンタッチされるのか、注目される。








