DATならではの扱いやすさと340馬力の刺激を両立

A PITが提案する“合法ストリート最速級”のGRヤリス

A PITオートバックス東雲が、木下みつひろさん監修のもと開発を進めるオリジナル車高調『ハイパーマックス GATE SPEC』。HKSハイパーマックスSをベースに、ストリートでの扱いやすさとスポーツ走行性能を高次元で両立することを目指して仕上げられたスペシャルモデルだ。

今回、榛名での峠インプレッションに持ち込まれたのは、GEN2のDAT車をベースとしたGRヤリスRC。エンジンにはHKSスーパーターボマフラーやキャタライザー、イベンチュリー製カーボンインテークを組み合わせ、A PITオリジナルのデルタボックスECUで制御。最高出力は約340psまで引き上げられている。

なお、今回のテストではサーキットモードが使用できなかったため、本来の性能よりやや控えめな状態での試乗となった。

足元を支えるのはもちろん『ハイパーマックス GATE SPEC』。街中ではしなやかな乗り心地を確保しながら、ワインディングやサーキットでは安心して踏み込めるセッティングを追求している。スプリングレートはフロント7kg/mm、リヤ6kg/mm。

アッパーマウントはピロボール仕様とゴムブッシュ仕様を設定し、デモカーにはよりダイレクトな操舵フィールが得られるピロボール仕様が装着されていた。

エクステリアはHKSボディキットTYPE-Sとバリス製ボンネットで武装。足元にはBBS RE-V(18×9.5J+45)とアドバンA052(265/35R18)の組み合わせを採用し、ストリートカーながら高い戦闘力を備える。

A PITの小野さんによれば、「現状では冷却系やデフはノーマルですが、それでも筑波で1分2秒台を記録しています。今後はDATの性能をさらに引き出すため、滑りを抑えたATFのテストも進めていく予定です」とのこと。現時点でも十分な完成度を誇るが、さらなるアップデートも視野に入れている。

実際にステアリングを握った飯田章選手も、その完成度を高く評価した。

「ハンドリングも乗り心地もすごくいいですね。ギャップもうまく吸収してくれるし、ストリート向けの足なのにワインディングではしっかり曲がる。安定感も高く、安心して踏んでいけるクルマです。パワーもしっかり出ているし、トータルバランスをよく考えて作り込まれていると思います」。

340psのパワー、DATならではの扱いやすさ、そしてGATE SPECが生み出す高い接地感。そのすべてを高い次元で融合させたA PIT流GRヤリスは、まさに”速くて楽しいストリート仕様”の理想形と言える完成度だった。

●取材協力:A PIT AUTOBACS SHINONOME 東京都江東区東雲2-7-20 TEL:03-3528-0357

「ブーストアップでも安心感が違う!」A PIT東雲が追求したGR系ECUチューンが絶妙すぎる

チューニングを安心して楽しみたい――そんなユーザーのニーズに応える存在が、A PITオートバックス東雲だ。自社デモカーによる徹底した検証をベースに、性能と信頼性を両立したパーツを展開。ここでは、その思想を体現するECUチューニング『DELTA BOX』の実力に迫る。

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