
旧車とアメリカンを融合。目指したのは“動く秘密基地”
白とブラウンのツートンカラーに、クラシカルなディッシュホイール。そしてルーフいっぱいに積まれた大型ラック――。そんなスタイルを眺めていると、まるでアメリカの古いワゴンやヴィンテージSUVを見ているような気分になる。
オーナーのBashiさんが愛車のシエラで目指したのは、旧車テイストとアメリカンスタイルを融合させたアウトドア仕様だ。
もともとは白一色だったボディだが、ルーフとリアウインドウ周辺をブラウンのラプター塗装を施すことで、独特の質感を持たせている。
実はこのカラーリング、オートルビーズのデモカーを参考にアレンジしたもの。単なるツートンではなく、幌車では異なるハードトップモデルのような雰囲気を作り出している。
そしてこのシエラでまず注目したいのが、ルーフ上に装着されたアイテム。
一見すると大型ルーフラックのように見えるが、実はこれ、ルーフトップテントなのである。
採用したのはTiNY HydEouTシリーズのルーフトップテント。テント本体だけでなく、サイドオーニングやラダーまで一体化されているにもかかわらず、収納時は驚くほどコンパクトになる。
そのため見た目はスッキリ。一般的なルーフトップテントのような圧迫感がなく、「ルーフテントに見えない」のもお気に入りのポイントだという。
もちろん機能性も抜群。設営や撤収がスピーディで、キャンプサイトに到着してから寝床を作るまでの時間を大幅に短縮できる。まさにミニマルスタイルを徹底的に追求したアイテムなのだ。




木の温もりをプラス。DIYで作り上げた唯一無二のインテリア
そしてこのシエラの魅力は外装だけではない。
ドアを開けると目に飛び込んでくるのが、数多くのウッドパーツでコーディネイトされたインテリアだ。
実はこれらの大半がBashiさん自身によるDIY作品。
グローブボックス周辺をはじめ、各所のパネル類は木材を自らカットし、ニスで仕上げて製作したもの。既製品にはない温もりと質感が車内全体を包み込んでいる。
さらにサンバイザーやルームミラーカバーも自作。純正パーツのサイズを細かく計測し、自然に装着できるよう設計しているというから驚きだ。
リアゲート内側のバックボードパネルもDIYで製作。ゲート面が完全なフラット形状ではないため、角度を調整しながら木材をカットするなど試行錯誤を繰り返したそう。
完成したパネルにはアウトドアギアをレイアウト。スパイスボトルなどを吊り下げることで、キャンプサイトさながらの雰囲気を演出している。
外装のクラシカルな世界観と、DIYで仕立てた温もりあふれるインテリア。そしてキャンプを快適にする最新ギアの数々。
Bashiさんのシエラは単なるカスタムカーではなく、「好きなモノ」をひとつひとつ積み重ねて完成させた移動式の秘密基地だった。見れば見るほど新たな発見がある、そんな魅力にあふれた1台なのである。









主要SPEC
⚫️WHEEL:クリムソン・ディーン クロスカントリー(16インチ)⚫️TIRE:トーヨー・オープンカントリーRT(235/70)⚫️EXTERIOR:F/グリル=KLC、R/ステップリアバンパー=オートルビーズ⚫️INTERIOR:シートカバー=アウトクラスカーズ、ステアリング=ナルディ、各部ウッドパーツ=自作
【岩美のジムニーフェスタ2026】
開催日:2026年6月7日(日)10:00~15:00
会場:鳥取県岩美郡岩美町・大谷海岸海水浴場
主催:オートルビーズ



