ジャオス製サスキットで40mmリフトアップ
ドレナビをご覧のみなさん、こんにちは。編集部やまぐちです。前回、待望のリフトアップということで、ジャオス・バトルズリフトアップキットVFS ver.A(40)コンプリートを取り付けました。正直、40mmアップはそこまで上がった感もないかもと思っていましたが、想像よりも高く見えてシエラがひと回り大きくなった印象です。今回は、改めて取り付けたリフトアップキットを紹介するとともに、装着後の走行レポートをお届けします!

もはや説明の必要もないかもしれませんが、ジャオスは「JAPAN OFFROAD SERVICE」の略で、日本国内はもちろんグローバルでも4WDカスタムを牽引する人気メーカーです。ジムニーをはじめランクルやデリカD:5など、様々なメディアでも取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。その中で機能部品のブランドとして知られるのがバトルズ。物理的なだけではなく心も動かす走りを目指すというコンセプトを掲げています。
様々な機能パーツがある中で、サスペンションは各車種に合わせたいろいろなパッケージを用意。64/74系ジムニーシリーズ向けのリフトアップキットは、合計6種類(左ハンドル用は除く)から選べるようになっています(詳しくはジャオスのホームページを参照ください)。
その中からやまぐち号が取り付けたVFS ver.A(40)コンプリートは、ハーモフレック機構を搭載するVFダンパーの40mmアップモデルに前後のラテラルとアシストキットがパッケージされたフルセットです(VFSは、VFダンパーの減衰力固定モデルという意味)。このVFSダンパーに搭載されているハーモフレック機構は、状況に応じて減衰力が可変するのが特徴です。めっちゃ簡単に説明すると、ダンパーの動くスピードと量に合わせて最適な減衰力になるように自動的に制御してくれるものです。これにより高速道路やコーナーリングではしっかりと、荒れた路面を走るときなどはソフトなフィーリングになるようにダンパーが勝手にコントロールしてくれます。
初めてのリフトアップ車の印象は「いい感じ」です!

ここからは、それを踏まえて、やまぐちが普段乗りしたときの印象をお届けします。
取り付け後、取材での移動や休みを利用して、一般道から高速道路、ワインディング、そして河原や林道みたいなところまで、走り回ってみました。純正のサスペンションは柔らかすぎて腰にくるときがあったのですが、ジャオスに変えてからはそれが収まったように思います。これは、やまぐちが頭で思っていた動きとシエラの動きがシンクロしたことが大きいと思っていて、乗用車でサスペンションを交換したときと同じようなフィーリングに近いかもしれません(完全にカスタム脳ですね・笑)。実際、速度域の高いバイパスや高速道路などでは、高速域での安心感が段違い。ジムニーと比べてトレッドが広いとはいえ、ホイールベースが短くて高速道路では速度を上げるとちょっと不安に感じていましたが、ジャオスに変わったことで速度が上がっても安心感のあるフィーリングになりました。全体として、純正のふわふわした印象はなくなり、程よいしっかり感があるので安心してドライブに集中できるようになったと思います。

一方で河原や林道に行ってみると、それまでのグッと抑えたようなフィーリングは影を潜め、変化の大きな路面に応じた動きを体感。ちゃんとダンパーとバネで路面からの入力を吸収してくれているのがわかります。河原でちょっと大きめの石を乗り越えるような場面でのラダーフレーム特有の激しい横揺れがなくなるわけではありませんが、純正と比べて動き方がまろやかになった印象なので、これもまた安心感の高さにつながっていると思います。
まだそれほど距離を走っているわけではありませんが、「大きくゆっくり」とした動き=高速道路などと「小さく速い」動き=河原など、まさに状況に応じてハーモフレック機構が制御してくれている恩恵を体感することができました。余談ですが、40mmリフトアップしてロール量は増えているはずですが、サスペンションがしっかりとしているので、そこまで大きく動いているようには感じにくいと思います。また、キャスター角を補正するアシストキットの恩恵で、直進時や右左折時の操舵感にリフトアップ特有のネガな印象(ふらつきや曲がりすぎるなど)はありませんでした。リフトアップしてふらつきなど操作の不安定さを感じる方は、キャスター角の補正を検討してみるのは大いにありだと思います。
今後、インチアップ&A/Tタイヤに交換を予定していますが、足元が重くなったときにどういうフィーリングになるのか楽しみです。交換後にあらためてインプレをお届けします。
5型のアダプティブクルーズコントロールもちゃんと使えます!





