
70らしさを決めたのは、憧れ続けた”レンコンホイール”だった
「どうしてもランクル70に乗りたかったんです」。
そう話してくれたオーナーのノブさんは、以前はハイエースに乗っていたという。しかし心の中には、ずっと70への憧れがあった。
幼い頃から家族の影響でJEEPなど4WDが身近な存在だったこともあり、四角く無骨な70のスタイリングは特別な存在。再販モデルが登場した際も購入を考えたが、ハイオク仕様だったことから見送り、「買うならディーゼル」と決めていたという。そして再再販モデルでディーゼル仕様が登場すると、迷わず抽選へ申し込んだ。
運良く当選し、さらにディーラーでの納車順抽選にも恵まれ、注文から約3か月で愛車を手にすることができた。
納車を待つ時間は、そのままカスタムプランを練る時間でもあった。リフトアップやタイヤ&ホイールは納車と同時に装着。なかでも最もこだわったのが足元だ。

装着するのはジムライン タイプ2。いわゆる”レンコンホイール”と呼ばれるデザインである。
「70には、このホイールしかないと思っていました」。
その理由を聞くと、1990年代のRVブームで一世を風靡したミッキートンプソンをはじめとするアメリカンオフロードホイールへの憧れがあったという。当時のクロカンらしい無骨な雰囲気を、現代の70でも再現したかった。そのイメージにもっとも近かったのが、このジムラインだった。
そこへ315サイズのBFグッドリッチを組み合わせ、モトレージ製サスペンションでリフトアップ。現行モデルでありながら、どこか懐かしさを感じさせる王道クロカンスタイルを完成させている。
ボディカラーは、多くの人が選択しているベージュではなくブラックを選択。「傷や汚れは目立ちますけど、大きく見えて迫力がありますから」と笑う。さらに奈良県のトライズオートでフロントバンパーやフェンダーへラプター塗装を施工し、ブラックボディへ質感の違いを加えることで、無骨さを一層際立たせている。
AFN製のアイアンバンパーにはアクセントとしてシャックルを装着し、リアにはシノラーバンパーとシャックルマウントを追加。さらにダミーの無線アンテナまで取り付け、オーバーランドスタイルらしいワイルドさを演出している。実際にはヒッチメンバーで水上バイクを牽引し、休日は海へ遊びに行くことも多いそうで、見た目だけではなくライフスタイルともリンクした仕様になっているのが印象的だった。
室内には仕事用のハイエースでも愛用しているブリッドのセミバケットシートを装着。「長距離では疲れ方が全然違うので、ランクルにも迷わず付けました」と実用性も重視。派手なカスタムではなく、自分が本当に使いやすく、長く付き合える仕様を積み重ねている点からも、オーナーのランクル愛が伝わってくる。











主要SPEC⚫️WHEEL:ジムライン タイプ2(16×5.5)⚫️TIRE:BFグッドリッチ K03(315/75)⚫️EXTERIOR:F=AFN、S/テールランプ=モトレージ、R=シノラーバンパー、各部ラプター塗装⚫️SUSPENSION:リフトアップ=モトレージ
【LAND CRUISER FES JAPAN 2026】
開催日:2026年6月14日(日)
開催場所:富士スピードウェイ
PHOTO:秋元栄二郎



