新世代「Panoramic iDrive」をX2にも採用へ?
BMWが開発を進める改良型「X2 M40」のプロトタイプが再び目撃された。今回のスクープで最も注目すべきは、これまでベールに包まれていたインテリアの一部が確認されたことである。

公開された写真からは、フロントガラス下部いっぱいに横長ディスプレイを配置する新世代コックピットが確認できる。このレイアウトはBMWが次世代EV「ノイエ・クラッセ」で採用する「パノラミック iDrive」に極めて近く、改良型X2にも同システムが導入される可能性が高い。

従来のメーターパネルに代わり、フロントガラス基部へ情報を集約することで視線移動を抑え、運転への集中を高めることが狙いとみられる。センターには大型インフォテインメントディスプレイが組み合わされるほか、新デザインのステアリングホイールも採用される見込みで、現行モデルからコックピットの印象は大きく変わりそうだ。
外観も“ノイエ・クラッセ顔”へ大変身
エクステリアもノイエ・クラッセ世代のデザイン言語へと進化する。近年のBMWを象徴してきた大型キドニーグリルは見直され、縦方向へ伸びるスリムなデザインへ変更。ヘッドライトやフロントバンパーも新設計となり、新型iX3や次期X5に通じるシンプルで洗練されたフロントマスクが採用されるとみられる。
サイドビューは現行型のシルエットを基本的に踏襲する一方、新デザインのサイドスカートや20インチホイール、ブルーキャリパー付きブレーキシステムなど、高性能モデルらしい装備が確認できる。リアではテールランプグラフィックやバンパーも変更され、よりモダンな印象へ進化する見込みだ。
パワートレインについてBMWは詳細を明らかにしていない。現行X2 M35iは2.0L直列4気筒ターボと7速デュアルクラッチトランスミッション、AWDを組み合わせ、最高出力316PS、0-96km/h加速5.2秒という性能を誇る。
海外では改良モデルが「M40」の名称を採用するとの見方が強まっており、出力や動力性能のさらなる向上も期待される。ただし、現時点では正式発表前であり、名称やスペックは変更される可能性も残されている。
今回のスクープで見えてきた最大のポイントは、デザイン変更そのものではなく、BMWがノイエ・クラッセで導入する新世代インターフェースをSUVラインアップへ本格展開し始めたことだ。改良型X2は、その第一歩となる重要なモデルになる可能性が高く、今後登場するBMW各モデルの方向性を占う存在としても注目される。










