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今日は何の日?

■クラシック風軽の先駆モデル・ミラクラシック

1997年8月26日にデビューしたダイハツ「ミラ・クラシック」

1997年(平成9)年8月26日、ダイハツは4代目「ミラ」にクラシックテイスト溢れる「ミラ・クラシック」を追加して発売した。ミラ・クラシックは、種々のメッキパーツや丸形ヘッドランプ&リヤコンビランプ、ウッドステアリング、スエード調シート表皮などで、ファッショナブルかつクラシック風に仕立てられた軽セダンである。

ミラ誕生と上質化を目指した4代目ミラ

1980年6月にデビューした軽ボンネットバンのダイハツ「ミラ・クオーレ」

初代「ミラ」は、「クオーレ」の商用車「ミラ・クオーレ」として1980年6月に誕生した。商用車に設定されたのは、1978年にスズキからデビューして大ヒットした軽ボンネットバン(商用車)「アルト」に対抗するためだった。軽ボンネットバンは、乗用車のようなスタイルながら物品税のかからない商用車とすることで、車両価格を安くできる大きなメリットがあるのだ。ミラは、アルトとともに軽ボンネットバンブームを巻き起こす大ヒットモデルとなった。

1985年8月にデビューしたダイハツ2代目「ミラ」
1990年3月にデビューしたダイハツ3代目「ミラ」

その後、1985年8月に2代目、1990年3月に3代目へとモデルチェンジして、1994年9月に登場したのが4代目ミラである。スタリングは、オーソドックスな2ボックスだが直線基調からエッジ部を曲面仕上げすることで乗用車のような上質な印象を演出。ボディタイプは3ドア/5ドアセダン、先代同様3ドアホットハッチ「TR-XXシリーズ」が用意された。

1994年9月にデビューしたダイハツ4代目「ミラ」

エンジンは、主力の660cc 直3 SOHCのキャブ、EFI、EFIインタークーラーターボに加えて、新たに開発されたダイハツ初の4気筒の最高出力58ps/最大トルク5.8kgmを発揮する660cc 直4 DOHCエンジンと64ps/10.2kgmの直3 DOHC インタークーラーターボが用意された。

車両価格は、廉価グレードが99.9万円、最もハイスペックなTR-XXアバンツァートR4が126.8万円に設定された。当時の大卒初任給は19万円程度(現在は約23万円)なので、単純計算では現在の価値で約121万~153万円に相当する。

4代目ミラにミラ・クラシック追加

1997年8月26日にデビューしたダイハツ「ミラ・クラシック」

1997年8月のこの日、4代目ミラにクラシックなイメージを強調した「ミラ・クラシック」が追加された。

ダイハツ「ミラ・クラシック」のリアビュー

ミラ・クラシックは、エクステリアにレトロ感溢れる丸形ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプを装備し、さらにメッキパーツを施した大型フロントグリル、バンパーモール、ロッカーモール、ドアミラー、フルホイールキャップなどを採用。インテリアについては、ウッドステアリングやスエード調シート表皮などで上質さをアピールした。

ダイハツ「ミラ・クラシック」のコクピット

パワートレーンは、最高出力55ps/最大トルク5.8kgm(4WDは、6.2kgm)を発揮する660cc 直3 SOHC、64ps/10.7kgmの同インタークーラーターボの2種エンジンと、5速MTおよび3速/4速ATの組み合わせ。駆動方式は、FFと4WDが用意された。

ダイハツ「ミラ・クラシック」の室内レイアウト

車両価格は87.9万~109.9万円(2WD)/104.0万~121.9万円(4WD)に設定。現在の価値では約104万~130万円/123万~144万円に相当する。

ミラ・クラシックは、ファッショナブルなクラシックミニセダンだが、高性能ターボエンジンを搭載したスポーティバージョンも同時に発売し、幅広いユーザー指向に対応。ミラ・クラシックは、クラシック調が好きなファンから熱い支持を受けて人気を獲得した。

ミラ・クラシックの後継としてミラ・ジーノ登場

1999年3月にデビューしたダイハツ「ミラ・ジーノ」

「ミラ・クラシック」は、1世代で販売を終えたが、5代目「ミラ」にクラシックの実質的な後継となる「ミラ・ジーノ」が1999年3月に新たに設定された。

ミラ・ジーノのエクステリアは、ミラ・クラシックと同じように個性的な丸型マルチリフレクターハロゲンヘッドランプと、種々のメッキパーツで質感の高いクラシック感を演出。インテリアについても、ウッドステリングホイールやウッド調の大型メータークラスター、スエード調のシートとドアトリムなどでクラシックの伝統を継承した。

1999年3月にデビューしたダイハツ「ミラ・ジーノ」のコクピット、シート他

パワートレーンは、最高出力58ps/最大トルク6.5kgmの660cc 直3 DOHC、64ps/10.9kgmの同インタークーラーターボの2種エンジンと、5速MTおよび4速ATの組み合わせ。駆動方式は、FFと4WDが用意された。

車両価格は89.8万~97.8万円(2WD)/104.8万~112.8万円(4WD)に設定。ミラ・クラシックで始まったクラシック風軽のブームはミラ・ジーノで頂点に達し、2000年代前半にひとつのジャンルとして定着した。

1999年3月にデビューしたダイハツ「ミラ・ジーノ」のリヤビュー

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その後、6代目「ミラ」にも2004年3月に「ミラ・ジーノ」が設定され、初代のイメージを引き継ぎつつも、車高を高くして居住性を向上させ、随所にモダンな雰囲気が盛り込まれた。また2002年8月には、ミラ・ジーノの小型車「ミラ・ジーノ1000」も登場して、ダイハツがクラシック調モデルをけん引した。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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