乗りやすいTE37 自然なフィールのCE28
上級者とハイグリップタイヤ向きのZE40

TE37 SAGA S-plus(17×7.0J)とCE28N-plus SL(17×7.0J)、ZE40(17×7.5J)の比較はD1-GP若手有望株の田野結希がドライブを担当。タイヤは215/40R17のDIREZZA ZⅢで統一。

純正ホイールとの比較

純正ホイール(16 × 6.5J)とCE28 CLUB RACER(16 × 6.5J)の比較はRAYS 開発部の織田拓也がドライブ。2021 年の全日本ジムカーナ選手権クラス10 シリーズチャンピオン。タイヤは195/50R16 のADVAN NEOVA AD09。

CE28は純正より
先読み操作がしやすい
ND5RCロードスターでの検証は鈴鹿ツインサーキットGコース。同じドライバーがステアリングを握り、レイズのスタッフも助手席で体感する。ロガーも載せて、速度・舵角・ブレーキ圧・スロットル開度・ラップタイムなどのデータを収集し、タイヤ温度、空気圧もチェックする。筆者も同乗できたので、それも含めてレポート。
純正ホイール

まずは純正とCE28クラブレーサーの比較。サイズはインセットまで同じだ。レイズ開発部の織田拓也がステアリングを握る。
純正はカクカクしたクルマの動きで、修正舵も多かった。探りながらのドライブだ。
CE28 CLUB RACER

一方、CE28はスムーズな動き。サスの収束がよく、スキール音も減った。無駄な修正舵が少なく、ロールも減った印象だ。

「タイヤが吸いつく感じが高まって、反応が早い。それを見越して先読み操作がしやすく、無駄な操作が減った分、ロールも少なく感じるのだろう」とコメント。
さらに、「走り出しから軽い。加速、減速もよく、短く止まれる。リニアに操作できる。まずはホイールの軽さ、次に剛性が効いている」と続ける。
「純正のヨレがなく、アクセルもワイドに開けられる。全開までの時間が短いという社内データもある」とのこと。
TE/CE/ZEが持つ
明確な特性の違い
次はボルクレーシングのTE37 SAGA S-plus、CE28N-plus SL、ZE40を同門比較。TE37は7.29㎏、CE28は7.12㎏、ZE40は7.5Jひとつワイドなサイズながら6.87㎏と最も軽い。テスターはD1ドライバーの田野結希。タイヤは215/40R17のDIREZZA ZⅢだ。
TE37 SAGA S-plus


「TE37は決め打ちができる」と田野。3つのホイールの中では最も重いが、その安定感もあり、乗りやすさにつながっているという分析だ。「スキルを問わず、誰もがタイヤの性能を引き出しやすいホイール」とのことだった。
CE28N-plus SL

「CE28はマイルドで、ブレーキも安定。ステアリングを切ったときにリアがスライドすることもない」というコメント。

応力分散に優れたマルチスポークの特性からか、「フィーリングが自然で、ZⅢのグリップレベルにも合っている」という分析だった。助手席ではタイヤが前へ前へとスムーズに転がっている印象を最も受けた。
ZE40


「ZE40はクルマの反応が早く、ステアリングも切り込んでいけるが、最も切り込むところで切り過ぎるとアンダーステアが出る。その境目のいちばんいいところを使えば速く走れる」とのこと。
スイートスポットは狭く、乗りこなせるドライバーならメリットあり、もっとハイグリップタイヤのほうが合うという分析だった。まさにホイールもセッティングパーツだ。
■レイズ
TEL 06-6768-0019

