熟成の域に達しても進化は終わらない
S2000を知り尽くす専門店の挑戦
2005年にS2000専門店として大阪で創業し、チューニングやカスタムに取り組んできたカーガレージアミス。創業当初からオリジナルパーツの開発にも力を注ぎ、マフラーやLSD、ワイドボディキットなど、さまざまなアイテムを展開してS2000ユーザーを支えてきたスペシャリストだ。

各種メンテナンスはもちろん、チューニングやカスタム、車両販売まで、S2000に関する幅広いニーズに対応。その豊富な経験とノウハウを頼りに、遠方から訪れるユーザーも少なくない。

近年は、愛車を保存しながら長く楽しもうとするS2000オーナーが増えている。一方で、アミスは今なお進化の可能性を追求し続けている。その姿勢を象徴するのが、オリジナルパーツとして初のリリースを迎えるEXマニだ。
パイプ径や管長を徹底的に吟味し、低中速域のトルクと高回転域の伸びを両立させた4-2-1レイアウト。その開発には、なんとデモカーで15年にも及ぶテストを重ねている。

完成したEXマニはAP1/AP2共用。フランジからパイプを立ち上げる独自レイアウトによって十分な管長を確保し、45φ→50φ→60φという4-2-1集合を採用することで、低中速域のトルクと高回転域の伸びを両立させている。価格は20万9000円だ。
「純正パーツの供給が不安定になってきたので、ヘリテージパーツの開発も構想しています。ただ、オリジナルパーツの開発を止めるつもりはありません。素材や技術の進化も取り入れながら、S2000の魅力をさらに高めていきたいですね」と代表の松浦さん。

その言葉通り、純正部品だけでなくアフターパーツまで生産終了が増えている現在、アミスでは入手が難しくなったアイテムを補うための取り組みも進めている。
そのひとつがハードトップだ。純正品だけでなく無限製も生産終了となっているが、カーガレージアミスではオリジナルのハードトップを展開。フルカーボン仕様をはじめ、カーボン×FRPのウインドウ付きモデルなど、複数の仕様をラインアップし、ユーザーのさまざまなニーズに応えている。


さらに、今秋のリリースを目指して開発が進められているのが、リモコン操作式の電動バルブを備えたマフラーだ。
レゾネーターを備えた70φのメインパイプから70φと50φへ分岐するレイアウトはすでに確定しており、70φ側にはリモコンで開閉できる電動バルブを配置する。市街地や早朝・深夜などではバルブを閉じて静粛性に配慮し、スポーツ走行時にはバルブを開けて排気効率を確保するという、シーンに応じた使い分けを可能にする設計だ。
現在は、音量や音質を整えるためのサイレンサー容量やテールデザインの選定を進めており、市販化に向けた開発も最終段階に入っている。

「純正だけでなくアフターパーツまで生廃が進んでいる現状ですが、うちは昔と変わらず全力でS2000の魅力を引き出していきます。長く安心して走りを楽しんでもらえるように、純正の代替案やヘリテージパーツの開発にも取り組んでいきますので、ご期待ください」。
そう語る松浦さんの言葉からも、S2000専門店としての強い使命感が伝わってくる。

熟成の域に達したS2000だからこそ、これからも走り続けるためには新たな進化が必要になる。愛車を末永く、そして存分に楽しみたいオーナーにとって、カーガレージアミスはこれからも頼れる存在であり続けるだろう。
●問い合わせ:カーガレージアミス 大阪府堺市中区田園578-2 TEL:072-230-1677
【関連リンク】
カーガレージアミス
https://www.cg-amis.com

