誰でも楽しめる「PHIARO Mobility Hub」

かつて多くのドライバー/ライダーが腕を磨いたミニサーキット「ヒーローしのいサーキット」は惜しまれつつも2025年3月に営業終了となったが、2026年9月にエリア全体が「PHIARO Mobility Hub」としてリニューアルされ、コースも同時に「SHINOI RING」として整備された。

「PHIARO Mobility Hub」

「PHIARO Mobility Hub」は「Movement is Life」をテーマに、多くの人にさまざまな形でモビリティ体験を提供する施設として生まれ変わった。特に併設のカフェ「M-TRACE」はオリジナルメニューも充実しているだけでなく、ブックコーナーも用意するなど居心地の良い空間となっており、ミニサーキットのホスピタリティとしては格別だ。

併設のカフェ「M-TRACE」。
「M-TRACE」の店内。
「M-TRACE」のブックルーム。

また、シミュレーターは「PHIARO Mobility Hub」のアンバサダーでもあるレーシングドライバーの岩佐歩夢選手がトレーニングに使用する本格的なプロ仕様に加え、「SHINOI RING」のコースが体験できるものも用意され、気軽に体験することができる。

「SHINOI RING」シミュレータールーム
プロ仕様の本格的ドライビングシミュレーター。料金は1500円/10分。
「SHINOI RING」を体験できるドライビングシミュレーター「ライト」。こちらの料金は500円/10分。

エキサイティングなショートコース「SHINOI RING」

「SHINOI RING」オンロードコースレイアウト(SHINOI RINGオフィシャルサイトより)

しかし、やはり中核となるのはオンロードコースの「SHINOI RING」。全長は1.3kmながら、メインストレートは200m。コース両端のヘアピンも含め15個の様々なコーナーを組み合わせるレイアウト。コース高低差は25mにおよび、ストレートからヘアピンに向かう緩やかな登り左のR1〜R2コーナーは高速でスパ・フランコルシャン(ベルギー)の「オールージュ」を思い出させる。

メインストレートからR1〜R2コーナーを望む右はコントロールタワー。先導車付き体験走行は1500円/4周。
先導車付き体験走行はレンタカーも用意される。レンタカーは写真のレクサスRZとジャガーI-PACEがあり、いずれも2000円/4周。

何より、後半のヘアピンからメインストレートに下っていくS字コーナー「DIVEWINDER(ダイブワインダー)」は、ラグナ・セカ(アメリカ)の「コークスクリュー」のようで、見ていても走ってみても非常にエキサイティングだ。

チャレンジングな「DIVEWINDER」。

土日祝日の通常営業日は先導車に続行する体験走行となるが、パレードランというわけではないので、コースの醍醐味を安全に味わうことができるだろう。加えて、プロドライバーの同乗体験走行や、ミーティングイベントなども随時開催されているので、公式ホームページをチェックしておきたい。

「SHINOI RING」のピット。10月4日に開催されたプロドライバー同乗走行体験は5000円で6枠、当日受付のみ。11月7日はコーヒーブレイクミーティング(参加費1500円)が初開催された。開催日は不定期なのでオフィシャルサイトをチェックしておきたい。

一方、平日は運営会社が自社テストコースとして使用するほか、スケジュールの空いている日は貸切も可能。となれば、今後は走行会などが開催されるかもしれない。そういった機会であれば、体験走行ではなく「SHINOI RING」で腕を磨くことができるだろう。

ピット2階からヘアピンと「DIVEWINDER」を望む。非常にチャレンジングなレイアウトだ。

オフロードコースで非日常を体験

「SHINOI RING」オフロードコースレイアウト(SHINOI RINGオフィシャルサイトより)

「ヒーローしのいサーキット」時代には使用されていなかったオフロードコースが走れるのもリニューアル後ならでは。PHIAROがデザイン・開発したバギーやジムニーでの体験走行が用意されており、起伏とバリエーションに富んだ林間コースで気軽にクロスカントリーラリー気分が味わえる。

オフロードコースと体験車のジムニー。
ダートコースの体験車として用意されているバギー。
このバギーはPHIAROがデザイン・開発したオリジナルマシン。

こちらはオンロードコースと違いマイカーでの走行プログラムは用意されていないが、やはり貸切は可能なので走行会などが開催されればマイカーで走る機会があるかもしれない。

ダートコースをゆくジムニー。

PHIARO Mobility Hub 施設概要

「SHINOI RING」での走行体験はもちろん、シミュレーターにカフェにと、クルマに乗らなくても楽しめる複合モビリティ体験空間「PHIARO Mobility Hub」にぜひ一度足を運んでもらいたい。

施設名称:PHIARO Mobility Hub
所在地:栃木県宇都宮市篠井町前山1804
開業日:2026年9月19日
営業日:土曜日・日曜日・祝日
公式サイト:https://mobilityhub.phiaro.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/phiaro_mobility_hub
公式YouTube:https://www.youtube.com/@PHIARO_Mobility_Hub
緑に囲まれた「SHINOI RING」。日光宇都宮道路篠井インターから程近く、宇都宮市街からのアクセスも良好だ。

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