【東京・奥多摩ツーリング/第二十二回 do-mo Kitchen Canvas】村上菜つみのバイクでカフェめぐり

地元食材にこだわった洋風薬膳料理が楽しめる【東京・奥多摩ツーリング/第二十二回 五日市 do-mo Kitchen CAN-VAS(キャンバス)】

CAN-VAS
地産地消&無添加素材にこだわったボリュームたっぷりのランチプレート。
‘95年に秋川市と五日市町が合併して誕生したあきる野市。秋川渓谷を中心に、西には奥多摩の山々、東には秋留台地が広がるこの街は、自然豊かでお出かけにもぴったりのスポット。今回はそのあきる野市五日市エリアにあるカフェ「kitchen CANVAS」をご紹介します。

REPORT●村上 菜つみ(MURAKAMI Natsumi)
PHOTO●高橋 克也(TAKAHASHI Katsuya)
CAN-VAS
地産地消&無添加素材にこだわったボリュームたっぷりのランチプレート。

武蔵五日市駅前に建つ、真っ白な壁が印象的なビル。その1階に店を構えるのが今回訪れたカフェ「do-mo Kitchen CANーVAS」です。2017年にオープンしたこちらのお店では、木の温もりあふれる店内で、地の食材と無添加にこだわった薬膳メニューが味わえます。

CAN-VAS
店名の意味は”真っ白なキャンバスに、街の新たな景色を描いていく”というコンセプトから。

薬膳料理と言うとあまり美味しいイメージはありませんが、「美味しく、健康に」をコンセプトにCAN-VASで提供されるランチは美味しいと好評で、週末のランチは満席になることもあるのだとか。こだわりのシェイクドリンクも人気で、身体に優しいカフェタイムが過ごせます。

CAN-VAS
木の温もりが感じられる店内。あたたかい電球の光が照らします。

店内は白を基調としており、多摩産材のスギやヒノキを使ったインテリアに彩られた温もりある空間です。お店のシンボルにもなっている枝付きの丸太も多摩産材なのだとか。ゆったりとくつろげるソファ席に座ると、ランチを食べたあとも長居したくなるような居心地の良さです。

CAN-VAS
かわいらしい小屋型のボックス席。区切られた空間が落ち着きます。
CAN-VAS
クルマで来店の際は近隣の提携コインパーキングへ。
CAN-VAS
秋川で獲れた天然鮎を使った滋味溢れるメニューが人気です。

CAN-VASを代表する「鮎ちょび」は、あきる野市を流れる秋川で獲れた天然鮎を使った一品。オリーブオイルに鮎の身・骨・内臓を漬け込んで作られており、鮎特有の肝の苦みと旨みがぎゅっと凝縮されています。この味がやみつきになるお客さんも少なくないのだとか。

CAN-VAS
オススメは自社栽培の里芋を使った里芋ハンバーグプレート(1300円)。
CAN-VAS
鮎オイルが使われたホワイトオムライス(単品900円)はトロトロ卵が絶品。
CAN-VAS
自家製炭バゲットの「鮎ちょびピザ」。添えられた鮎ちょびはほろ苦い大人の味です。
CAN-VAS
「ハニートマトのレアチーズ」(480円)は自家製ドライトマトソースがアクセント。
CAN-VAS
ハンバーグに添えられたサラダには、鮎オイルのドレッシングがかかっていました。
CAN-VAS
提供されるフェアトレードのコーヒーは、姉妹店で焙煎されているそう。
CAN-VAS
ちょっとしたインテリアも木目調。こだわりが感じられます。
CAN-VAS
華やかなお花だけでなくグリーンも飾られた店内は洗練された雰囲気です。
CAN-VAS
次は軽食メニューが豊富なディナータイムに訪れてみようかな。

ボリュームたっぷり&ヘルシーなランチが人気の「kitchen CANVAS」。五日市線の終点にこんな素敵なカフェがあったなんて! ほかではなかなか味わえない秋川産”鮎ちょび”を堪能できるこのカフェは、あきる野市観光の新たな定番スポットとなりそうです。

●do-mo kitchen CAN-VAS
〒190-0163 東京都あきる野市舘谷223-10
TEL:080-1390-9264
営業時間:平日 12:00〜16:00
土日祝 12:00〜22:00
定休日:月曜日
CAN-VAS

キーワードで検索する

著者プロフィール

村上菜つみ 近影

村上菜つみ