デグナー八王子店がオープンしたので行ってみた

レザーウエアの老舗|デグナーの新店舗、八王子店に行ってみた。

京都を拠点にするデグナーがついに、12月22日に東京に新店舗をオープンさせました。革ジャンをはじめとした製品のすべてを直接見て触ることができるのは、京都の本店と八王子店だけです。どんな品揃えなのか興味があったので、オープン初日に覗いてきました。

広々とした店内は高級アパレルショップと見間違うほど

 1987年に京都で創業したバイク用品メーカー『デグナー』は、レーシングスーツや革ジャンなど、レザーウエアやバッグ、小物などをメインに製造販売しています。ライダーにはその名はすでに広く知れ渡っていますが、直営店は京都の本店のみでした。全国展開する大手二輪用品店にももちろんデグナーの製品は展示販売されています。ですが、すべての製品を直接目にできるのは本店だけでした。しかし、12月22日、東京八王子に2店目となる直営店としてデグナー八王子がオープンしました。ラインナップがすべて揃っているので、首都圏のライダーには朗報ですね。
主力製品の革ジャンのラインナップは豊富で、いまの時期はウインタータイプも充実させている
 オープン当日、さっそく新店舗の様子を見てきました。開店時間の10時から30分ほど経った頃に行ったのですが、店舗1階の駐車場はすでに満車。屋内駐輪場にも何台ものバイクが止められていました。「こりゃ店内は密かなぁ?」などと少しばかり不安を抱きながら入店。ところが、一歩足を踏み入れた瞬間、杞憂だったと理解しました。130坪あるという店内は広々としていて、訪れたお客さん一人ひとりがゆったりと商品を選んでいたのです。バイク用品店というと、種々雑多な商品が所狭しと陳列してあるイメージですが、デグナー八王子店のディスプレイは整然としていて、まるで銀座の高級アパレルショップのような雰囲気で、実にセンスが良いのです。さらに商品もカテゴリーごとに整然と展示されているので、お目当ての商品が探しやすいとも思いました。フィッティングルームももちろん完備していて、実際に着用して選ぶことができます。印象的だったのは、レディス商品が豊富に揃っていたことです。オシャレな女性ライダーにはうれしいんじゃないでしょうか。
 「首都圏のライダーの方々にも全商品を手に取ってもらうことができるようになりました」と創業者で会長の世古口さんも言っていました。一度訪れてみてはいかがでしょう。
 場所は、京王相模原線京王堀之内駅から徒歩およそ15分、野猿街道沿いのファミリーレストランCOCOSの正面にあります。4輪駐車場、2輪駐輪場完備。
レザーパンツはもちろん、ジーンズの種類も豊富
レザージャケットだけでなく、テキスタイルも揃っている
ジャケットやパンツなど、レディス用のラインナップも豊富なので、オシャレな女性ライダーにも満足してもらえる
店舗名:デグナー八王子店
 住所:東京都八王子市越野21-20
 営業時間:10時~19時
 定休日:火曜日(年末年始の営業日は店舗カレンダー参照)
 https://www.degner.co.jp/

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著者プロフィール

栗栖国安 近影

栗栖国安

TV局や新聞社のプレスライダー、メーカー広告のモデルライダー経験を持つバイクジャーナリスト。およそ40…