【Q.】普通二輪免許はどんなバイクに乗れる? メリットは?

【A.】400ccまでのバイクに乗れ、高速道路の走行もOK!

排気量400ccまでのバイクを運転するために必要な免許が、普通二輪免許とAT限定普通二輪免許だ。法規上では、それぞれ以下のような違いがある。

【普通二輪免許】
・運転できるバイク:排気量400cc以下
・取得可能な年齢:16歳以上
・2人乗り:可
・高速道路の走行:可

【AT限定普通二輪免許】
・運転できるバイク:排気量400cc以下(AT限定)
・取得可能な年齢:16歳以上
・2人乗り:可
・高速道路の走行:可

どちらも、取得が可能な年齢は16歳以上で、125ccを超えるバイクであれば高速道路や自動車専用道路も走行可能だ。ただし、AT限定普通二輪免許は、スクーターなどオートマチック車の運転に限られるのに対し、限定なしの普通二輪免許を取得すれば、シフトチェンジの必要なMT車も運転可能。バイクを操る感覚を味わえる本格モデルにも乗ることができる。

また、2人乗りもできるが、高速道路での2人乗りについては、

「年齢が20歳以上」
「大型自動二輪車免許(AT限定含む)または普通自動二輪車免許(AT限定含む)を受けていた期間が通算3年以上」

といった制限もあるため、注意したい。

bike_image22bb
通二輪免許とAT限定普通二輪免許を取れば、高速道路も走行可能だ

【Q.】教習所に通う場合の流れや教習時間は?

【A.】限定なしとAT限定のどちらを取るかで変わる

普通二輪免許やAT限定普通二輪免許を自動車教習所で取得する場合、主に以下のような流れになる。

【自動車教習所に通う場合の主な流れ】
学科教習・技能教習

卒業検定

適性検査・学科試験
↓*技能試験は免除
免許証の交付

自動車教習所では、交通法規や安全運転のマナーなどを学ぶ学科教習と、教習所のコースを使って実際にバイクを運転しながら、知識と技術を学ぶ技能講習がある。それぞれの教習時間は、普通二輪免許やAT限定普通二輪免許で異なる。クラッチやシフトの操作がないAT限定の方が、より運転に必要な操作が少ないぶん、教習時間も短くなるのが一般的だ。

また、すでにほかの免許を持っているかどうかでも教習時間は異なる。以下では、免許なしまたは原付免許のみ所有している場合と、4輪の普通自動車免許を持っている場合の例を紹介する。

【免許なし/原付免許のみを持っている場合の教習時間例】
・普通二輪免許=学科教習:26時限 技能教習:19時限
・AT限定普通二輪免許=学科教習:26時限 技能教習:15時限

【普通自動車免許を持っている場合の教習時間例
・普通二輪免許=学科教習:1時限 技能教習:17時限
・AT限定普通二輪免許=学科教習:1時限 技能教習:13時限

bike_school_04
自動車教習所での教習時間は、普通二輪免許とAT限定普通二輪免許で異なるほか、すでに免許を持っているか否かでも変わってくる

自動車教習所で所定の教習時間をそれぞれ受講したのち、卒業検定に合格すれば卒業だ。その後は、運転免許試験場(運転免許センター)へ出向き、適性検査と学科試験をパスすることで免許の取得が可能となる。

なお、自動車教習所で実際に受講できる一日あたりの教習時間は、教習所や本人のスケジュールなどによって異なる。そのため、卒業できるまでの日数もさまざまだ。詳しくは、自分が通う予定の自動車教習所へ直接相談して欲しい。

【Q.】教習所に通う場合はどれくらいの費用が掛かる?

【A.】教習費用や試験場の手数料もケースにより変わる

自動車教習所の教習費用は、自分が通う教習所などによって違うため、一概にいえない。また、普通二輪免許とAT限定普通二輪免許のどちらを取得するかや、すでにほかの免許を持っているかどうかでも変わってくる。一般的にAT限定普通二輪免許の方が、教習時間の少ないぶん、安くなる傾向だ。たとえば、ある自動車教習所では、免許なしまたは原付免許のみ所有している場合、普通二輪免許は約20万円、AT限定普通二輪免許は約18万円に設定してており、2万円近く安くなるようだ。

また、自動車教習所を卒業後は、前述の通り、運転免許試験場で適性検査・学科試験に合格すれば免許証が交付されるが、その際の費用(手数料)は以下の通り(この場合、普通二輪免許とAT限定普通二輪免許では違いはない)。

【教習所を卒業し学科試験を受ける場合の手数料】
・受験料1850円
・免許証交付料:従来の免許証2350円/マイナ免許証1550円/2枚持ち2450円
*合計3400円〜4300円

2025年3月24日からは、マイナンバーカードと免許証が一体となったマイナ免許証が導入された。そのため、運転免許試験場で必要な費用についても、所持する免許を「従来の免許証」「マイナ免許証」「従来の免許証+マイナ免許証の2枚持ち」のいずれを選ぶかでも変わってくる。

MAINA_drivers_license_main2
マイナンバーカードと免許証が一体となったマイナ免許証の導入で、免許証は3つの方法から選べるようになった

なお、上記内容は、あくまで一般的なバイク免許についての説明だ。教習所などによっては、内容が異なる場合があるので、具体的な不明点や気づいた点などは、自動車教習所や運転免許試験場などに直接確認して頂きたい。

↓詳しくはこちらをチェック

普通二輪免許やAT限定普通二輪免許は、ほかにも、運転免許試験場で受験する、いわゆる「一発試験」に合格することでも取得可能だ。実際に、一発試験と教習所のどちらがいいのかや、具体的な流れの違いなど、詳しくは、以下リンクの記事で紹介しているので、参照して欲しい。

バイクの免許、いくらでとれる、何時間通う? 普通二輪免許、教習所と一発試験の流れ・AT限定との違いを解説 | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム

400ccまでのバイクを運転できる免許 普通二輪免許とAT限定普通二輪免許は、いずれも排気量400ccまでのバイクを運転するために必要な免許だ。法規上の主な決まりは以下の通りだ。 【普通二輪免許】・運転できるバイク:排気 […]

https://motor-fan.jp/article/1422161/