ロイヤルエンフィールドから新型クルーザー、スーパーメテオ650を発表

ロイヤルエンフィールドは、インドとヨーロッパで新型Super Meteor 650を発売開始し、導入する市場を発表した。
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650

ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650

Super Meteor650

⚫ ロイヤルエンフィールドが、ファン待望のオーセンティック・クルーザー・モデル、Super Meteor650をインドとヨーロッパで発売開始
⚫ ロイヤルエンフィールドの121年の伝統を継承し、高い評価を受けている650cc並列二気筒エンジンと新しいシャシーを組み合わせ、クルーザー・モデルを新たなレベルへと昇華
⚫ アジア太平洋市場でも今後順次発売

 昨年11月にイタリアで開催されたEICMAでSuper Meteor 650(スーパー・メテオ・ロクゴーマル)を公開、その後、ロイヤルエンフィールドが主催する毎年恒例のモーターサイクル・フェスティバル、「ライダーマニア」で、すべてのカラーリングを展示した。

 このニューモデルは2つのバリエーション、Super Meteor 650とSuper Meteor 650 Tourer(スーパー・メテオ・ロクゴーマル ツアラー)の2つのグレードと、合計7つのカラーから構成されている。

 Super Meteor 650は、ロイヤルエンフィールドが誇るクルーザー・モデルの伝統を受け継いでいます。このモデルには2018年以来、数多くの賞を受賞したモデルである、INT 650(アイエヌティ・ロクゴーマル)およびContinental GT 650(コンチネンタル・ジーティー・ロクゴーマル)に搭載し、世界的に高い評価を得ている648cc 並列二気筒エンジンを採用している。ベルギーの石畳をはじめ、インド、英国、スペインの高速道路、裏道、ワインディングロード、市街地などで100万キロを超える厳しいテストを実施した結果、非常に信頼性が高く、ライディングが楽しいモデルに仕上がっている。

ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650
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ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650

ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650 Tourer(スーパー・メテオ・ロクゴーマル ツアラー)

ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor 650 Tourer
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor 650 Tourer
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650
ロイヤルエンフィールド・Super Meteor 650 Tourer

コメント

シッダールタ・ラル氏のコメント/アイシャーモーターズ・リミテッドのマネージングディレクター

ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650

「Super Meteor 650は、あらゆる意味でオーセンティックなレトロクルーザーであり、そのデザイン、サイズ、ディテールに定評のある650cc並列二気筒エンジンにより、高速道路、一般道を問わず、様々な路面で心ゆくまでライディングを楽しめるモデルになっています。このモーターサイクルは、あらゆる速度域で安定して優れたハンドリングとコントロール性を示しますが、特に、高速道路を使用したクルージングで素晴らしい走行体験を得ることができます。
 Super Meteor 650のスタイルや雰囲気、過去に存在し、人気だったカラーをイメージしたカラーリングは、街中で輝き、ライダーに所有する喜びをもたらします。私たちは、クルーザー・モデルの購入を考えたことのない人々にもその走りを楽しんでもらえるように、このモーターサイクルを開発しました。そして、それがまさに実現したことを嬉しく思っています」

B・ゴヴィンダラヤンのコメント/ロイヤルエンフィールド最高経営責任者(CEO)

ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650

「私たちは常に、優れたモーターサイクルを製作するだけでなく、従来のモーターサイクル・セグメントを変えてしまうようなモデルを創出することに注力してきました。
 以前販売したクルーザーモデル、Thunderbird(サンダーバード)の後継モデルとなったMeteor 350(メテオ・サンゴーマル)は、クルージングを愛する世界中のライダーに受け入れられ、ヨーロッパをはじめ多くの地域で最も売れているモーターサイクルの1台になりました。Super Meteor 650は、ハイエンド・クルージング・セグメントに新たな命を吹き込み、本格的で扱いやすいミッドセグメント・ルーザーとしての独自のアイデンティティを構築しています。Super Meteor 650は本日からインドで発売し、まもなくヨーロッパやその他の市場でも発売する予定です」

 オーセンティックなクルーザー・モデルのSuper Meteor 650は、整然と配置したスイッチ類とインストルメントパネル、リラックスできるライディング・ポジションを組み合わせている。それによって、高速道路での極めて安定した走りと、切り返しが続くワイディングロードでの俊敏さを併せ持つ。フレキシブルでスムーズな特性を持つエンジンは十分なトルクを発生し、そのクールでレトロなスタイルには、ロイヤルエンフィールドのDNAをはっきりと見て取ることができる。広大な風景を横断する場合でも、地平線のかなたに向かってひた走る場合でも、このモーターサイクルは圧倒的な存在感を放ち、イージー・ライディングでライダーを魅了する。

ロイヤルエンフィールド・Super Meteor650

 長年にわたり、ロイヤルエンフィールドは、スタイリッシュなモーターサイクルを導入してクルーザー・カテゴリーの成長に多大な貢献をし、それまで存在していなかった全く新しい市場を開拓してきた。クルーザーというジャンルが定義される何十年も前の1950年代半ばから、クルーザーの人気が高かった米国向けに、二気筒エンジンを搭載したRedditch Super Meteor(レディッチ・スーパー・メテオ)を生産していました。このモデルは、まさに現在のクルーザー・モデルそのものだ。

 それ以降、当時インドで最大かつ最高峰のモーターサイクルであったCitybike(シティバイク)、Lightning535(ライトニング・ゴーサンゴ)、350ccおよび500ccのThunderbirdとともに、インドにクルーザー・モデルを導入し、数多くの熱狂的なファンを獲得。2020年には、まったく新しいJシリーズ・プラットフォームを採用したMeteor 350を発売し、世界的な成功を収めました。Meteor 350は、デザイン、品質、そして最も重要な走行性能の面において、新たな基準を設定した。

 Harris Performance(ハリス・パフォーマンス)と共同で開発し、英国のテクノロジーセンターで作成したフレームとスイングアームは完全新設計で、このモーターサイクルの設計要件である高速安定性をもたらす低い重心と容易な取り回しを実現。あらゆる経験値のライダーが自信を持ってライディングすることができます。鍛造行程を最適化したスチールパーツ、インベストメント鋳造パーツ、押し出しプレス材といったさまざまな素材を組み合わせて作り上げたフレームは、新しいシリンダーヘッド・マウントを組み込み、さらに剛性を高めている。またロイヤルエンフィールドとしては初めて倒立フォークを採用(ストローク:120mm)。5段階のプリロード調整が可能なプレミアム・リアショック(ストローク:101mm)と組み合わせることにより、Super Meteor 650は公道における優れた走行安定性と運動性能を両立し、ワインディングロードでも軽快に走ることができる。

 Super Meteor 650は、ライダーにとって安心できる車体サイズと高い実用性を特徴とし、低い重心、着座面が広く、なおかつ低く設定したシート高、グラマラスな燃料タンクと先端を細くしたシートに形状よって構築した流麗なボディラインといった、本格的なクルーザー・モデルのディテールを備えています。ライディング・ポジションは、クルーザー・モデルの重要な差別化要素の1つだ。

 Super Meteor 650は、ステップ位置がエンジン前方にあるフォワード・コントロールと、ワイドなハンドルバーを備えている。これらのクルーザーのデザイン要素が融合し、ライダーとモーターサイクルの一体感が高まっている。大型の燃料タンクは長い航続距離に貢献し、フロント19インチ/リア16インチのキャストホイールに、専用設計したチューブレスタイヤを装着することで、高速道路の走行における高い走行安定性と安心感を提供する。そのダイナミックなデザインと印象的なシルエットが、流麗なラインを描くモーターサイクルの外観と融合して、たとえ静止していても、いまにも走り出しそうな印象を与える。

 ライダーの視界とスイッチ類は、開発にあたってクラス最高のデザイン、フィット感、仕上げを目指して特別にデザインした。メーターパネルは、時代を超越したエレガントなアナログ・スピードメーターに加え、シフト・インジケーター、燃料計、時計、トリップメーターなどの重要な情報を表示するLCDディスプレイで構成している。アジャスター機能付きのクラッチおよびブレーキ・レバーは、レトロなスタイルとスムーズな操作性を提供し、人間工学に基づいて設計した樽型グリップには、ロイヤルエンフィールドのロゴをデザインした。
 新しいアルミキャスティングのスイッチボックスには、独自のロータリー型スイッチを継承し、美しいメッキ仕上げとすることで、プレミアムでシックなデザインアイテムにもなっている。さらに、Royal Enfield Tripper(ロイヤルエンフィールド・トリッパー)と名付けた、ターン・バイ・ターン式ナビゲーションも装備している。

 Googleと共同開発したこの高度なナビゲーション・ツールは、インド製モーターサイクルとして初めてMeteor 350とともに市場に導入し、Bluetooth経由でライダーのスマートフォンとリンクする。また、USBソケットは、左側サイドパネルの下に配置した。そして、このクルーザーのさらなる注目ポイントは、ロイヤルエンフィールド初のLEDヘッドライトだ。このヘッドライトのデザインは、昔ながらの魅力を提供するように慎重に設計していますが、LEDテクノロジーが備えるすべての利点をライダーに提供する。

 Super Meteor 650は、歴史的なロイヤルエンフィールドのデザインにヒントを得た専用のタンクエンブレムに、クローム仕上げを施し、2色のアクセントをくわえ、ゴージャスで宝石のような輝きを放つ。スタンダードグレードのSuper Meteor 650には、5つの印象的なカラー(アストラル・ブラック、アストラル・ブルー、アストラル・グリーン、インターステラ・グレー、インターステラ・グリーン)を用意した。プレミアムグレードとなるSuperMeteor 650 Tourerには、ツーリング・フロントスクリーン、デラックス・ツーリングシート、パッセンジャー・バックレストを装備しており、2つの特徴的なツートーン仕上げ(セレスティアル・レッド、セレスティアル・ブルー)を用意した。
 このモーターサイクルは、アジア太平洋市場でも、今後順次発売されます。

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