【スクープ!】BMW X6のフェイスリフト版は早ければ2022年末に発表か

【スクープ!】BMW X6改良新型はアグレッシブな新形状のバンパーを採用する?

ニュルブルクリンク近郊の公道において、フロントセクションのみにカモフラージュを施した状態で走行する、新型BMW X6。
ニュルブルクリンク近郊の公道において、フロントセクションのみにカモフラージュを施した状態で走行する、新型BMW X6。
ミドルサイズSAV「BMW X6」のフェイスリフトが迫っている。ニュルブルクリンク・サーキット近郊で撮影された今回のスパイショットから、2026年に予定されているフルモデルチェンジまでの期間、内外装に新鮮さを保てるだけのアップグレードが加えられることが明らかになった。

BMW X6

ワイド化されたグリルにシャープなヘッドランプ

早ければ2022年末に発表され、2023年から生産をスタートする、BMW X6の改良新型。
今回のフェイスリフトのメインとなるのが、フロントセクションの変更。シャープな形状のヘッドライトに、ワイドなキドニー・グリルが組み合わせられる。

今回、テストを行っていた開発車両は、以前と比べるとカモフラージュ偽装が少ない状態で走行。特にリヤセクションに関しては、若干だが形状が変更されたテールランプとバンパーなど、ありのままの姿で走行している。

一方、厳重なカモフラージュ偽装が施されていることからも、今回のミッドライフモデルチェンジの中心が、フロントセクション中心となるのは間違い。既報のとおり、ヘッドライトは現行モデルよりもスリム化され、内部のライトバルブ形状も変更。このスマートなフロントフェイスに合わせて、キドニーグリルは若干だがワイドな形状となる。

話題のイルミネーション・キドニーグリルも導入されると見られるが、M3/M4、M7に導入された縦長の大型キドニーグリルはX5/X6には採用されなかった。また、グリルの形状変更に合わせてフロントのエアカーテンのデザインも変更され、より彫刻的でアグレッシブな表情を手にすることになった。

大規模アップデートされるインテリア

早ければ2022年末に発表され、2023年から生産をスタートする、BMW X6の改良新型。
大型デュアル・スクリーン・ディスプレイの導入や、ギヤシフトレバーの小型化など、インテリアはフルモデルチェンジ並みにアップデートが施される。

今回、撮影は叶わなかったが、インテリアは大きく変更される。トピックはBMW i4やiXのような大型の曲面デュアルスクリーン・ディスプレイを採用すること。さらに、現在のスタイリッシュなギヤシフターが廃止され、BMW iXに見られるような、小型セレクターが導入される見込みだ。

iXから採用された、BMWの全く新しいオペレーティングシステムとインフォテインメントシステムも搭載。これまでBMWのコクピットのアイコンとなってきた「iDrive」ノブは、統合された新たな操作機能の一部として、センターコンソールに残されると見られている。

パワーユニットに関しては、現行の4.4リッターV型8気筒ツインターボがキャリーオーバーされる見込み。ハイブリッドモデルも追加されるはずだが、現時点で詳細は明らかになっていない。生産開始は2023年春からを予定しており、早ければ2022年末、遅くとも2023年初頭にはフェイスリフトバージョンが公開されるだろう。

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