Dodge Challenger SRT Hellcat
5台のダッジを「WorldSBK」に投入
市販ベースのバイクで争われる、スーパーバイク世界選手権(WorldSBK)。2024年シーズンは、2月24~25日にオーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで行われる開幕戦を皮切りに全12戦が開催される。今回のコラボレーションを受けて、ダッジは専用の「SBK」デザインが施された5台のハイパフォーマンスモデルを、WorldSBKに提供することになった。
最高出力726PSを発揮する6.2リッターV型8気筒HEMIエンジンを搭載する「チャレンジャー SRT ヘルキャット」は、2台をオフィシャルセーフティカーとして導入。6.4リッターV型8気筒HEMIエンジンを搭載する「デュランゴ SRT1」と、6.2リッターV型8気筒HEMIエンジンを搭載した「デュランゴ ヘルキャット SUV」は、レースディレクションとセーフティオフィサー用車両として使用される。また、チャレンジャー SRT ヘルキャットが、表彰式のエキスポカーにも採用された。
ラム&ダッジ・ブランド・エンラージド・ヨーロッパの責任者を務めるドメニコ・ゴストーリは、WorldSBKとの協力関係締結について次のように説明を加えた。
「ダッジ・ヨーロッパとして、私たちはこのプロジェクトに懸命に取り組んできました。そして、EUにおけるダッジ・ブランドとしては初めて、このエキサイティングな協力関係をスタートできることを誇りに思います。WorldSBKとのパートナーシップは『パフォーマンスとレース』という、共通の精神に基づいています。ダッジブランドに対するファンからの情熱に、完璧にフィットしていると言えるでしょう」