生産終了に向けてカウントダウンを刻むダッジ チャレンジャーの特別仕様

ダッジ チャレンジャーの最終モデル第6弾はダークなムードの「ブラックゴースト」300台の限定販売

ダッジが展開している「Last Call」シリーズ第6弾、チャレンジャー ブラックゴースト。フロントビュー
ダッジが展開している「Last Call」シリーズ第6弾、チャレンジャー ブラックゴースト。897馬力を発生する6.2リッターV8スーパーチャージャーエンジンを搭載する。
ダッジは、チャレンジャー/チャージャーシリーズを生産終了する。マッスルカーを代表する名車の最後の花道を飾るシリーズとして、「Last Call(オーダーストップ)」と名付けた限定車をシリーズ順次展開してきたが、今回、第6弾となる「ブラックゴースト」が発表された。

Dodge Challenger Black Ghost

807馬力の6.2リッターV8スーパーチャージャーユニットを搭載

ダッジが展開している「Last Call」シリーズ第6弾、チャレンジャー ブラックゴースト。ルーフ
ダッジが展開している「Last Call」シリーズ第6弾、チャレンジャー ブラックゴースト。オリジナルモデルがアリゲーター(ワニ革)柄のビニールルーフを装着していたので、今回もワニ柄をグラフィックで表現している。

ダッジはチャレンジャー/チャージャーの生産終了に向けて、最後の限定車として「Last Call」シリーズを展開している。

「Last Call」シリーズは、全7弾をリリース予定。これまでに「チャレンジャー シェイクダウン」、「チャージャー スーパー ビー」、「チャージャー/チャレンジャー スキャットパック スウィンガー」、「チャージャー キング デイトナ」を発表してきた。

そして、2022年9月21日に登場したのが第6弾となる「チャレンジャー ブラックゴースト」。チャレンジャー SRT ヘルキャット レッドアイ ワイドボディをベースにしたブラックゴーストは、6.2リッターV8 スーパーチャージャーエンジンを搭載。最高出力を10馬力プラスし、807馬力という猛列なパワーを叩き出す。

1970年代のマッスルカーブームで活躍したオリジナルをイメージ

全身を黒で統一したいかにもワイルドな風貌は、1970年代のウッドワードアヴェニューで活躍したオリジナルのブラックゴーストをイメージしたもの。ウッドワードアヴェニューというのは、デトロイトのメインストリートであり、マッスルカーブームの頃はストリートレースの聖地として名を馳せていた。コルベットやマスタング、シェベル、ポンティアックGTO、マーキュリー・サイクロン、そしてチャージャーといったパワー自慢の猛者たちが、白煙を巻き上げながらその実力を競いあっていた。

オリジナルのブラックゴーストはアリゲーター(ワニ)革を模したビニールルーフを装着していたため、今回はワニ柄のグラフィックをルーフに採用。テールまわりのホワイトアクセント、筆記体の「Challenger」ロゴなど、70年代のブラックゴーストを彷彿させるデザインを随所に採り入れている。

足元のブレンボ製ブレーキのキャリパーもブラック塗装仕上げとし、ボンネットピンも標準装備。いかにも獰猛なV8サウンドの似合う風貌に仕立て挙げている。

シリーズを締めくくる第7弾の発表は延期に

また、すべてのLast Callシリーズに共通する意匠として、エンジンコンパートメント内に「Designed in Auburn Hills」「Assembled in Brampton」の文字に加えて「Last Call」のマークを入れた特別なプレートを装備する。

チャレンジャー ブラックゴーストは300台の限定販売。Last Callシリーズの受注についての詳しい案内は、2022年秋より順次公開していく予定となっている。日本導入の可能性については、現時点(2022年9月)で未定。

なお、シリーズを締めくくる第7弾は、2022年11月1〜4日にラスベガスで開催されるSEMAショーでのお披露目を予定していたが、ダッジは2022年9月26日時点でリリースの延期を発表している。昨今の部品供給不足を理由としており、生産体制の調整がついた時点で、改めて公開時期を発表するという。

ダッジ チャージャー キング デイトナのフロントビュー

間もなくオーダーストップの「ダッジ チャージャー」に807馬力を叩き出す300台限定車が登場

ダッジは、チャージャー/チャレンジャーの生産終了を見据え、「Last Call(オーダースト…

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三代やよい 近影

三代やよい

東京生まれ。青山学院女子短期大学英米文学科卒業後、自動車メーカー広報部勤務。編集プロダクション…