お客さんの立場で本音の話をしてくれる腕時計専門店「コミット銀座」

「お客さんの立場で本音の話をしてくれる」その温度感が衝撃的な腕時計専門店「コミット銀座」

大津祐樹/1990年生まれ。茨城県出身。2008年に柏レイソルでプロデビュー。2011年に渡欧しドイツ、オランダなどでプレーする。同年にU-22日本代表に初招集。2013年には国際Aマッチにも出場。横浜Fマリノス、ジュビロ磐田でプレーし2023年に現役引退。2019年に株式会社ASSIST 設立。今年1月に株式会社コミットの常勤取締役に就任。
大津祐樹/1990年生まれ。茨城県出身。2008年に柏レイソルでプロデビュー。2011年に渡欧しドイツ、オランダなどでプレーする。同年にU-22日本代表に初招集。2013年には国際Aマッチにも出場。横浜Fマリノス、ジュビロ磐田でプレーし2023年に現役引退。2019年に株式会社ASSIST 設立。今年1月に株式会社コミットの常勤取締役に就任。
今年1月、サッカー元日本代表の大津祐樹氏がコミット銀座の常勤取締役に就任というニュースが飛び込んできた。アスリートが新たなビジネスへと挑戦し、高級腕時計の世界でどんな活躍をみせるのか。そこにかける想いを本人に直接尋ねてみた。(GENROQ 2024年5月号より転載・再構成)

COMMIT GINZA x YUKI OTSU

興味の先が現行モデルからヴィンテージモデルへ

大津さんがコミット銀座で購入したなかでもお気に入りのモデルが、エルプリメロ搭載のロレックスデイトナ(Ref.16520)1993年モデル。インダイヤルが変色した通称“パトリッツイダイヤル”。こうした希少モデルに出会えるのもコミット銀座の魅力という。
大津さんがコミット銀座で購入したなかでもお気に入りのモデルが、エルプリメロ搭載のロレックスデイトナ(Ref.16520)1993年モデル。インダイヤルが変色した通称“パトリッツイダイヤル”。こうした希少モデルに出会えるのもコミット銀座の魅力という。

サッカー好きの人なら、このイケメンのことをご存知だろう。元日本代表の大津祐樹氏。プロ選手になって19歳で初めて購入したのがキャデラック・エスカレードで、海外では4台のアウディと時間をともにし、帰国後はポルシェやメルセデスなどを乗り継いできた大のクルマ好きだ。サッカー選手は練習場に自らドライブして行くことが日常で、そうしたなかで先輩たちの愛車を見てクルマに関する知見を広めていくという。「ベッカムに憧れていて、彼が乗っているのを見てエスカレードを選びました。クルマは毎日乗るもので、長い時間を共にする生活の一部。ですから現役時代はいいクルマと暮らすということをひとつのモチベーションにしていました」

同時に選手のあいだでよく話題にあがるのが時計だという。

「先輩が紹介してくれて、最初はロレックスのサブマリーナを購入しました。そこからどんどん興味がわいてきて、ブランドのことやお店のことなどを調べるようになりました」

現行モデルからヴィンテージモデルへ、興味の先が先祖返りするのはクルマにも時計にも共通すること。現行品でも人気で買えないものや、ヴィンテージの時計を探すなかでたどり着いたのがコミット銀座だった。

「普通にお客としてこの店にきて、そこで感じたのが接客のすごさ。色んな店を巡ってきましたけど、ここはお客さんの立場に立って、本音で話をしてくれる。その温度感が衝撃的で、ここなら信頼できると感じたんです。他の選手に紹介してもコミットってすごいよねって話題になるくらい。それがここで一緒に働きたいという想いにつながっています」

いいものは長く使えるのがクルマと時計

「コミット銀座が銀座1丁目に移転オープン」/2024年5月(予定)に、コミット銀座がこれまで店舗を構えていた銀座6丁目から移転し、銀座1丁目に新店をオープンする。移転に伴い販売フロアが拡大し、よりゆったりとした雰囲気の中で時計選びが楽しめるようになるというから、ぜひ楽しみにしてほしい。
「コミット銀座が銀座1丁目に移転オープン」/2024年5月(予定)に、コミット銀座がこれまで店舗を構えていた銀座6丁目から移転し、銀座1丁目に新店をオープンする。移転に伴い販売フロアが拡大し、よりゆったりとした雰囲気の中で時計選びが楽しめるようになるというから、ぜひ楽しみにしてほしい。

大津氏は現役大学サッカー部選手を中心にキャリアをサポートする会社「アシスト」の経営者でもある。コミット銀座がそのプロジェクトの支援をはじめたことをきっかけに今回の常勤取締役就任へとつながった。

「アシストもそうですけど、人に対して真摯でありたいという想いが強くあります。コミットの接客はまさにそうで、何かを一緒にやることで高め合いたいなと思うに至りました。僕自身が初めてこの店にきて感じた良さを多くの人に知ってもらいたいし、そして時計の魅力も少しでも広めることができればうれしいですね。クルマも時計も、いいものは長く使うことができるし、次の世代へと受け継いでいくこともできる。生きていく上での原動力にもなる、すごく大切なものだと思うんです」

REPORT/藤野太一(Taichi FUJINO)
PHOTO/篠原晃一(Koichi SHINOHARA)
MAGAZINE/GENROQ 2024年 5月号

店舗概要

コミット銀座

住所:東京都中央区銀座6丁目4-7 G・O・WESTビル 1階, 2階, 12階
TEL:03-6264-5310
営業時間:11:00〜21:00
URL:https://www.commit-watch.co.jp/

「パテックフィリップの希少性はどこから生まれる?」プロの鑑定士が教える所有した際の心構え

世界最高の腕時計ブランドと称されるのがパテックフィリップ。そもそも供給量がとても少ないため希…

キーワードで検索する

著者プロフィール

藤野太一 近影

藤野太一