ベントレー、フラッグシップサルーンにハイブリッドモデルを追加!

フライングスパーにハイブリッドモデル誕生! ベントレー史上最高の環境性能を誇るPHEV 【動画】

電動化戦略を展開中のベントレーモーターズが、新型「フライング スパーハイブリッド」を発表した。第3世代のフライングスパーの大ヒットを受けて開発された新型フライングスパー ハイブリッドは、革新的な第3世代プラグイン・パワートレインを搭載。ベントレー史上最高の環境性能を誇る。

Bentley Flying Spur Hybrid

ベンテイガ ハイブリッドに続く2番目のハイブリッドモデル

フライングスパー ハイブリッドの導入により、ベントレーは初めて複数のハイブリッドモデルを展開することになる。これは「ビヨンド100」戦略を掲げ、組織全体でカーボンニュートラル達成と持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーを目指すベントレーの積極的な姿勢を示している。

ベントレーのハイブリッドシリーズに仲間入りしたフライングスパー ハイブリッドは、電動化してもラグジュアリー性やパフォーマンスを損なっていない。むしろ内燃エンジンと電気モーターが違和感なく融合し、ドライブモードや運転スタイルがこれまでと異なっても洗練された静けさをパッセンジャーにもたらしてくれるだろう。

EVモードで40km・最大航続距離700kmを実現、「ベントレー フライングスパー ハイブリッド」がデビュー

パワートレインは、2.9リッターV6ガソリンエンジンに電動モーターが組み合わせられ、燃料満タン状態で700kmの航続距離を実現した。

2.9リッターV6に電動モーターの組み合わせ

新設計のパワートレインは2.9リッターV型6気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、システム最高出力はベンテイガ ハイブリッドよりも95bhpアップした536bhp(544ps)を実現、最大トルクは750Nmを発揮する。新型フライングスパー ハイブリッドはベントレーの中で最も効率性に優れており、燃料及び電力満タンで700km以上もの航続距離が確保された。

優れたパワーリザーブ、力強いトルク、素早いスロットルレスポンスを誇り、停車状態から60mphマイルまで4.1秒(0-100km/hは4.3秒)という加速性能を発揮。この加速性能はフライングスパー V8と比較しても見劣りしない。新設計のパワートレインは燃料消費量を大幅に低減しつつ、ベントレーの持ち味であるエフォートレスで洗練されたパフォーマンスを実現する。

フライングスパー ハイブリッドはフロントフェンダーの“Hybrid”バッジや楕円形のクアッドテールパイプなど、エクステリアでも個性を主張する。左リヤフェンダーにはカバー付きのユニバーサル充電ポートが装備される。

EVモードで40km・最大航続距離700kmを実現、「ベントレー フライングスパー ハイブリッド」がデビュー

コクピットには、オートマチックスタート&ストップスイッチに代わり、3種類のEモードを切り替えできるコントロールスイッチが設置された。

電動化に合わせて機能を追加したコクピット

ベントレーの職人技が惜しみなく注ぎ込まれたフライングスパー ハイブリッドのインテリアは、究極のラグジュアリーとイノベーションを盛り込んだモダンなキャビンに仕上げられた。スタイリッシュかつ個性的なインテリアに相応しく、シートの座り心地は抜群の快適性が追求された。

シートレザーは5色から選択可能。ロアコンソールからフェイシアにかけては、ベントレーウイングをイメージしたデザインが特徴となる。カラースペシフィケーションを指定することで、レザーがさらに10色、インテリアのデュオトーンカラーが2種類追加される。

フライングスパーにはドライバーと同乗者が直感的に操作できるクラストップのインテリジェントなテクノロジーを採用。フライングスパー ハイブリッドではコネクテッドカーサービスに新機能が追加され、「マイバッテリーチャージ」「マイカースタティスティクス」「マイキャビンコンフォート」が利用できるようになった。また、ドライバーへのフィードバックを向上させるため、インストゥルメントパネルにはモーターのみで走行するEVドライブモード、減速時のエネルギー回生、内燃エンジンによる走行モードが表示される。

従来のオートマチックスタート&ストップスイッチは、3種類のEモードを切り替えできるコントロールスイッチに変更。ドライバーはこのスイッチを介して「EVドライブモード」「ハイブリッドモード」「ホールドモード」を選択し、バッテリーの使用状況を管理できる。クルマの電源を入れるとすぐにEVドライブモードになり、可能な限り電気だけで走行。EVドライブモードは都市部や短距離の移動に最適な走行モードとなる。

エネルギーフローはインフォテインメント画面にも表示可能。インフォテインメント画面では、車両の各種データの表示や充電タイマーの設定もできる。航続可能距離、バッテリー残量、充電など、EV走行に関するその他の情報は、インストゥルメントパネル、ヘッドアップディスプレイ、センター画面に表示される。

EVモードで40km・最大航続距離700kmを実現、「ベントレー フライングスパー ハイブリッド」がデビュー

新開発のコンパクトな2.9リッターV型6気筒エンジンに電気モーターを組み合わせたことで、最高システム出力544bhpを発揮。0-60mph加速は4.1秒と、抜群の加速性能を実現した。

最高システム出力544bhp・最大トルク750Nmを発揮

極めて効率的なガソリンエンジンと高度なEモーターを組み合わせたことで、現行のW12やV8パワートレインと肩を並べるフレキシビリティと実用性を実現。優れたレスポンスと一体感、洗練さを極めたドライビングが提供される。

新設計2.9リッターV型6気筒エンジンは、4.0リッターV型8気筒エンジンと同様の設計手法を採用した。エンジン単体で416bhp、最大トルク550Nmを発揮する。エンジンのVバンク内にはツインスクロールターボチャージャーと一次触媒コンバーターを搭載し、インジェクターとスパークプラグは最適なスプレーパターンと燃焼経路を実現するため、各燃焼室内の中央に配置された。このエンジンが発揮するリッターあたり150bhp以上というスペックは、フライングスパー V8をも凌いでいる。

高度な電気モーターはトランスミッションとエンジン間に配置され、最高出力136bhp、最大トルク400Nmのスペックを持つ。永久磁石同期モーターが停車状態から瞬時にフルトルクを発生し、静かに加速。トルクのレスポンスがクイックなため、ターボラグが最小限に抑えられている。

Eモーターを駆動するリチウムバッテリー容量は14.1kWhを確保し、わずか2時間半ほどでのフル充電が可能。高圧バッテリーに蓄えられたエネルギーはパワーエレクトロニクス技術で変換されたうえでEモーターに供給されるほか、従来の12Vバッテリー系統の補助にも使用される。

エンジンとモーターを組み合わせたフライングスパー ハイブリッドの0-60mph加速は4.1秒(フライングスパー V8は4.0秒)、最高速は177mphを誇る。CO2排出量と燃料消費量の低減値については現在認証中だが、ラインナップの中で最も環境を意識したパワートレインとなる。

EVモードで40km・最大航続距離700kmを実現、「ベントレー フライングスパー ハイブリッド」がデビュー

ハイブリッド化に合わせて、それぞれの走行環境に合わせた3種類のドライブモードが用意された。

運転状況に合わせた3種類のドライブモードを用意

空間に融け込む最新技術と美しい素材、そして優れたデザインとが絶妙に融合するフライングスパー ハイブリッドには、プラグインハイブリッドならではのEモードが備わる。

Eモードは3種類のドライブモードを実現するもので、車両の電源を入れるとすぐに機能する「EVドライブモード」は可能な限り電力のみで走行する設定となり、都市部や短距離の移動に最適なドライブモード。

「ハイブリッドモード」ではインテリジェントなナビゲーションシステムのデータに基づき、効率性と航続距離を最大限に引き出す。このモードは長距離ドライブ向きで、ナビゲーションシステムの走行ルートに従いながら、Eモードの予測機能とエンジンのコースティングを利用する。ナビゲーションシステムに目的地を入力すると、走行シーンごとに適切なドライブモードが自動的に選択され、バッテリーの電力を最も効率的に利用するための計算が絶えず行われる。EV走行が最も有効と思われるシーン、例えば都市部に進入したときなどに備えてバッテリーに電力をキープしたり、目的地に到着した時点で充電量がゼロになるように自動計算することで、トータルな効率性が最大限に向上する。

「ホールドモード」はエンジンと電力がバランスよく使い分けられ、必要なときに電力で走行できるように高圧バッテリーの充電量が維持される。ドライバーがスポーツモードを選ぶとデフォルトでホールドモードになり、ブーストと回生が確実に行われる。

また、新型フライングスパー ハイブリッドは使用地域に合った充電ケーブルを付属。自宅、勤務先、公共駐車場などの充電設備を使って手軽に充電することができる。希望のカスタマーにはベントレーのロゴが入ったウォールボックスを無償オプションで提供する。

EVモードで40km・最大航続距離700kmを実現、「ベントレー フライングスパー ハイブリッド」がデビュー

車両組み込み式のSIMである「eSIM」が搭載されているため、車両自体でデータ通信を行うことができる。

大幅に進化したコネクテッドカーサービス

フライングスパー ハイブリッドにはドライバーと同乗者が直感的に操作できるクラストップのインテリジェントなテクノロジーを採用。「eSIM(組み込み式SIM)」が内蔵されており、「マイベントレー」コネクテッドカーサービスを使用する場合、カスタマーのデバイスでデータ通信を確立する必要はない。

「マイベントレー」のインカーサービスとリモートサービスは、専用アプリを通じて利用できるサービスを拡大中。専用アプリはApple iOSかAndroid対応のモバイルプラットフォームで利用可能となっている。リモートサービスの内容は地域によって異なるが、「マイベントレー」アプリを通し、「ファインドマイカー」や「ロックマイカー」、クルマのステータスやデータの確認など、カスタマーの利便性を第一に考えた様々な機能が用意された。

フライングスパー ハイブリッドで利用可能なアプリの新機能は3つ。「マイカースタティスティクス」は車両の各種データを表示。最近運転した日時や、前回の走行距離、平均速度、走行時間、平均燃費/電費を確認できる。「マイバッテリーチャージ」では、充電ケーブルが車両と充電設備を接続している状況ならリモート操作で充電を開始できる。出発予定時刻を指定すると、その時刻までに最大限の充電ができるように充電システムが充電率を算出する。「マイキャビンコンフォート」はリモートでエアコンを操作し、乗車前に車室内を22度の快適温度に設定できる。

EVモードで40km・最大航続距離700kmを実現、「ベントレー フライングスパー ハイブリッド」がデビュー

フロントフェンダー下部に輝く“Hybrid”バッジは、フライングスパー ハイブリッド専用装備のひとつ。

フライングスパー初のハイブリッドモデルを主張するディテール

フライングスパー ハイブリッドのエクステリアカラーには、このクルマのキャラクターとスタイルを引き立てるために選び抜かれた7色を標準設定。60色以上の豊富なオプションカラーから選択したり、マリナー経由で自分だけのエクステリアカラーをオーダーすることも可能となっている。

「ブラックラインスペシフィケーション」をチョイスすると、エクステリアのブライトウェアがモダンな雰囲気のブラックに統一される。オプションのイルミネーション付き電動「フライングBマスコット」もブラックバージョンとなり、エクステリアのクールな美しさをさらに際立たせる。

フロントフェンダー下部の“Hybrid”バッジ、車両後部の楕円形クアッドテールパイプ、左側リヤフェンダーのカバー付きユニバーサル充電ポートは、フライングスパー ハイブリッド専用装備となる。

ホイールは20インチを標準装備。オプションの21インチホールは、仕上げをポリッシュまたはグレーペイント&ブライトマシニングから選択可能となり、マリナードライビングスペシフィケーションに含まれる22インチホイールは仕上げを3種類からチョイスできる。

すべてのフライングスパーは、高級自動車メーカー初のカーボンニュートラル工場であるクルー本社で製造。受注開始は夏以降、納車は2021年末を予定している。

投稿 フライングスパーにハイブリッドモデル誕生! ベントレー史上最高の環境性能を誇るPHEV 【動画】GENROQ Web(ゲンロク ウェブ) に最初に表示されました。

著者プロフィール

GENROQweb編集部 近影

GENROQweb編集部