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Bentley Speed Six Continuation
12台が製造されるコンティニュエーション第2弾

ベントレー・モーターズは、12台の「ブロワー コンティニュエーション」を完成させ、すべての車両をオーナーにデリバリー。続けて、ベントレー史上最も成功を収めたレーシングカーである「スピードシックス」を現代へと甦らせることを決定した。
ベントレーは1928年から1930年にかけて182台のスピードシックスを製造。1929年と1930年のル・マン24時間レースでの2度の優勝により、スピードシックスはベントレーのレース史に燦然と輝く地位を確立した。
このレーシングカーを蘇らせた「スピード シックス コンティニュエーション」の開発は、ベントレー・ヘリテージ・コレクションが所有する、1930年の「スピードシックス(GU409)」や、オールドナンバー3として知られる1930年のル・マン24時間レース出場車両から入手したデータを使用。オールドナンバー3は、オーナーから貸し出され、開発・製造を担当するマリナー・チームは寸法、素材、コンポーネントに関する貴重なデータを取得している。
1928年にデビューしたオリジナルのスピードシックスは、搭載する「6½リッター直列6気筒エンジン」に、ツインSUキャブレター、高圧縮比、高性能カムシャフトなど、パワーアップのための改良が施された。今回エンジンの新規製造には、600を超えるパーツを新たに製造。最初テストで、最高出力205bhp(207PS)と、1930年にレースチューニングされたオリジナルエンジンと変わらないパワーを発揮している。
最新のコンチネンタル GTC スピードを公開

今回のレトロモービルでは、スピード シックス コンティニュエーションに加えて、最新プラグインハイブリッドパワートレインに、ハンドクラフトの贅沢さと日常での使い勝手を融合させた、4代目コンチネンタル GTC スピードを公開する。
新型コンチネンタル GTから導入された「ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッド」は、最高出力600PSを発揮する新開発4.0リッターV型8気筒エンジンに、190PSの電気モーターを組み合わせたことで、システム最高出力782PS・最大トルク1000Nmを実現。オープンエアのグランドツアラーとしては、圧倒的な走行性能を手にしている。
コンバーチブルにはベントレーが道路環境した「7ボウ・ファブリック・ルーフシステム」が導入され、7色のエクステリアカラーが用意されている。