プレイバック! 東京オートサロン2022【TWS】

老舗鍛造ホイールブランドが魅せる新たな挑戦 【TWS:東京オートサロン2022】

東京オートサロン2022、TWSの出展ブース
TWSはいつも我々をあっと驚かせるようなハイエンドカーを持ち込む。多品種少量生産体制を貫いてハイエンドカーに対応させてきた、TWSとしての象徴的な光景でもある。
2年ぶりに開催された東京オートサロン2022。今回も魅力的かつ個性的なメイクスが多数出展され、クルマ趣味の多様性と可能性を存分にアピールしていた。ここでは会場で見かけた多くの出展から、GENROQ Webが厳選したモデルを紹介していく。

TWS
Ferrari Monza SPII / Bentley Bentayga

ハイエンドカーが並ぶ光景こそTWSらしさ

東京オートサロン2022、TWSの出展ブース
フェラーリ モンツァ SP1と合わせて世界限定499台という激レアなSP2。この希少性を前にしても臆せずTWS製ホイールに履き替えられた。フロント10.0J×21インチ、リヤ11.5J×22インチのエクスリート205Sが、事前の想像以上にすっきりと調和していた。

白を基調としたクリーンなブースに、世界最高峰のハイエンドカーを持ち込むのがTWSのならわし。しかし今年は特に圧巻だった。フェラーリ モンツァ SP2にSF90、メルセデスAMG GT、そしてベントレー ベンテイガと問答無用のラインナップ。もちろん、そのどれもがTWS製鍛造ホイールによって支えられていた。

かつての鍛栄舎(現:TAN-EI-SYA)から脈々と続く最高峰の鍛造製法に、最先端の切削加工技術などを加えて、TWS製ホイールは紡ぎ出されている。ブランドのフラッグシップであるExspur(エクスパー)を筆頭に、普遍的で洗練されたデザインを持つExlete(エクスリート)、多彩なパーソナライズメニューを展開するReizend(ライツェント)、そしてコンペティションユースを見据えたMotorsport(モータースポーツ)と、今では4本の柱で構成される。

オフ系の新ブランド発足なるか!?

東京オートサロン2022、TWSの出展ブース
SUVのなかでも特にオフロード系を際立たせた新ブランドが発足するようだ。「ネクストジェネレーション・アーバンオフロードブランド」として公開された。参考出品されたのは6ホールのP.C.D.139.7サイズ。20インチのビードロックスタイル、22インチのリムオーバースタイルという2種類があった。

そうした中にあって、今回は参考出品として新たな柱になるであろう作品が公開された。近年、増殖するSUV勢に向けた新たな一手となる「オフロードスタイルブランド」である。今まで都会的でスポーティな印象を際立たせてきたTWSにしては異例だ。20インチのビードロックスタイルと、22インチのリムオーバースタイルは、いずれもTWSらしい造形美を貫きながら、ほんの少しだけタフな装いを加えたようなデザインだった。

TWSは「プレミアム鍛造ホイールメーカーとして、次世代のアーバンオフロードスタイルを提案」と発表した。正式なブランド名や、発売時期などはまだ未定だが、2022年中に総力を挙げて開発を進めていくという。あるいは東京オートサロンでの反響を含む、市場の声がこの新ブランドのカギを握ることになるのかもしれない。

クルマの高重量化、大口径化への回答

既存のブランド、その製品拡充にも余念がなかった。特にエクスリートのなかでもプレミアムSUVを中心に人気を誇るExe(エグゼ)シリーズ。いままで20、22インチを基本に据えたサイズで展開してきたが、新たに23インチが加わった。その名もエクスリート310Exe(エグゼ)モノブロック。冒頭で触れたベンテイガに装着されていたもので、急速に進んだホイール大口径化時代を見据えたバリエーション拡大だと捉えられる。ベンテイガのほか、ウルスやRS Q8/Q8などへも対応するようだ。

新たにオフロードスタイルを発表しながら、その一方で既存のブランドの進化も絶やすことがない。この辺りの“幅の広さ”こそTWSらしさ。いかにクルマが大型、高重量化し、ホイールが大きくなっていくとしても、TWSのホイール群にはそれを難なく受け止める“強さ”がみなぎっている。

REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)

【関連リンク】
・TWS 公式サイト
https://tws-forged.com

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