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Mercedes-Benz GLS
前後セクションのデザインを変更
今回、撮影されたGLSの開発車両は、前後バンパーにカモフラージュ偽装が施された状態で走行。コーナーインレット上に新たな開口部を追加した、新形状のフロントマスクが与えられていた。これにより現行モデルよりもアグレッシブな印象を見る者に与える。
ボディサイドは現行モデルから変更はないが、GLAクラスの改良新型と同様に、新デザインのホイールが採用される模様。一方、リヤのカモフラージュは、テールライト全体を覆っていた。テールライト自体の形状は変わらないが、ランプ内のグラフィックが変更されるのは間違いない。
撮影は叶わなかったものの、先にスクープされたメルセデス・マイバッハ GLSと同様に、キャビンにはデジタルコクピットの新グラフィックや「MBUX」ソフトウェアのアップデート、そしてSクラスやSLクラスにも導入された新型ステアリングホイールが採用されるだろう。
パワーユニットのラインナップは変更なしか
現行GLSは、複数のグレードを展開。ベースは3.0リッター直列6気筒ガソリンターボ+マイルドハイブリッドを搭載した「GLS 450 4マティック」で、その上に4.0リッターV型8気筒ガソリンツインターボ+マイルドハイブリッドを搭載する「GLS 580 4マティック」が位置する。
パフォーマンス重視のカスタマーには、EQブースト技術を採用し、最高出力603psを発生する4.0リッターV型8気筒ガソリンツインターボ搭載の「メルセデスAMG GLS 63 S 4マティック+」も用意。また、日本市場には3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボの「GLS 400d 4マティック」も投入されている。
現時点でマイナーチェンジ仕様のGLSが、パワートレイン・ラインナップに手を加えるかは明らかではないが、投入時期はメルセデス・マイバッハ GLSと同様に2022年末、もしくは2023年初頭には投入されると見られている。