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Ducati Streetfighter V4 Lamborghini
2020年に続くコラボレーション第2弾
アウトモビリ・ランボルギーニとドゥカティは、メイド・イン・イタリーを掲げたコラボレーションプロジェクトを展開しており、2020年にはその第一弾となる、ランボルギーニ シアンからインスピレーションを得た「ドゥカティ ディアベル 1260 ランボルギーニ(Ducati Diavel 1260 Lamborghini)」を公開。今回の「ストリートファイター V4 ランボルギーニ」は、その第二弾となる。
ストリートファイター V4 ランボルギーニは、イタリアの歴史を刻んできたふたつのブランドが共有するスタイル、スポーツ性、独自性という価値を体現させるべく開発。より協力関係が拡大したことで、テクノロジー、パフォーマンス、美しさが融合し、ひと目見ただけでエンスージアストに深いインスピレーションをもたらす1台が完成した。
ドゥカティが誇る「パニガーレ V4 S 2023」をベースに、ランボルギーニ独自のデザインエッセンスを追加。ウラカン STOのコンセプトをドゥカティ流に再解釈し、グリーンとオレンジの専用カラーリングを含め、ランボルギーニの技術とスタイリングの要素をバイクへと統合した。ストリートファイター V4 ランボルギーニは、わずか630台が限定生産される。
“コファンゴ”を再解釈したカウルパーツ
ドゥカティ・スタイル・センターは、ランボルギーニのチェントロ・スティーレと共同で、この特別なバイクのカウルを新たに設計。ウラカン STOからインスピレーションを得た、特別なスタイリングを完成させた。
リヤにはチタニウム製クランプナットで強化された特製鍛造ホイールを装着。ウラカン STOのバンパー/ボンネット/フェンダーを一体化させた「コファンゴ(Cofango)」に組み込まれたエアダクトからインスピレーションを得て、専用デザインのフロントフェンダーが導入されている。
またトウキャップ、ラジエーターカバー、ウイング、タンクカバー、テールにもウラカン STOのエッセンスが加えられており、すべてサンタアガタ・ボロネーゼのランボルギーニ本社ファクトリーで使用されているカーボンファイバー製が採用された。
MotoGPマシン由来のV4エンジンを搭載
ストリートファイター V4 ランボルギーニのリバリーは、ウラカン STOのロゴと、ランボルギーニの創業年を意味する「63」がレーシングナンバーとしてあしらわれた。この数字を10倍すると、今回ドゥカティが生産する630台となり、それぞれのバイクには限定生産証明書が付帯する。
ボディカラーは、ウラカン STOと同じメタリックグリーンの「ヴェルデ・シトレア(Verde Citrea)」をベースに、オレンジの「アランチオ・ダク(Arancio Dac)のコントラストパーツが組み合わせられた。中央のタンクカバーには、モデル名が入れられた専用メタルプレートが配置されている。
シートも、ウラカン STOのコクピットをイメージし、カウルデザインにマッチしたアクセントが施されている。心臓部には、ドゥカティのMotoGPやスーパーバイク用マシンと同じ様に、ドライクラッチを備えた、最高出力208psを発揮する1103ccV型4気筒「デスモセディチ・ストラダーレ」エンジンが搭載された。
ウラカン STOオーナー向けに63台の限定仕様を用意
ドゥカティ・スタイルセンターでは、ドゥカティ ストリートファイターV4 ランボルギーニのカラーリングとリムを、ドゥカティのビスポークプログラム「スペチアーレ・クリエンティ」を介して、自身が所有するウラカン STOと同じ仕様にカスタマイズする、スペシャル仕様を63台製造する。
この特別仕様はランボルギーニのカスタマー限定仕様となり、ブレーキキャリパーやシートディテールは、標準カラーに加えて、ウラカン STOのカラーパレットに含まれるイエロー、レッド、ブラック、カリフォルニアオレンジから選択することが可能となっている。
また、ドゥカティ ストリートファイターV4ランボルギーニのオーナーには、自身のチョイスした仕様と同じカラーコーディネイトで作られた、専用ヘルメットやバイクジャケットなども手に入れることができる。