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Bugatti Bolide
限定40台のサーキット専用モデル「ボリード」
ブガッティは8月13日、モントレーカーウィークのオープニングに合わせて、ニューモデル「ボリード」の生産を発表した。車両価格は400万ユーロ(約5億1600万円)というプライスタグが掲げられた超軽量サーキット専用モデルは、わずか40台のみを限定生産。2024年からのデリバリーを予定している。
さらにボリードに加えて、こちらも北米初公開となる「シロン スーパースポーツ」を持ち込んだ。最高出力1600hpを発揮する8.0リッターW型16気筒エンジンを搭載し、価格は320万ユーロ(約4億1000万円)で2022年初頭からのデリバリーを予定している。驚異的な最高速度性能にラグジュアリーさや快適性を両立させた究極のグランドツアラーとなる。
ヒストリック・ブガッティが華を競ったコンクールデレガンス
ブガッティは、モントレーカーウィーク内で行われたクエイル・モータースポーツ・ギャザリング(Quail Motorsports Gathering)において、シロンの各モデルやボリードを公開。ペブルビーチに設置された「ル・ドメーヌ・ブガッティ(Le Domaine Bugatti)」では、これらの現行モデルに加えて、ヴェイロン スーパースポーツ、EB110 スーパースポーツ、タイプ55 スーパースポーツも展示した。
ブガッティのステファン・ヴィンケルマン社長は、2021年のモントレーカーウィークについて次のようにコメントした。
「米国はブガッティにとって最大の市場です。2台の新型ハイパースポーツをカーエンスージアストやコレクターの方々に直接お見せできたことは、ブガッティにとって非常に重要です。この2台は強化されたパフォーマンスと革新的技術を誇り、同時に究極のラグジュアリーと快適さを備えています。まさに、ブガッティ・ブランドが誇る“最高”の存在を表現しています」
また、ペブルビーチ・コンクールデレガンスにはヒストリック・ブガッティも数多く登場。例年どおり、ヴィンケルマン社長も他の著名な審査員とともに参加車両の評価を行っている。