ゲストを迎える「ホーム・オブ・ベントレー」も設置

ベントレー、モントレーカーウィークにおいてワールドプレミアを含む6台の北米初上陸モデルを公開

ベントレー、2021年の「モントレーカーウィーク」において6台の北米初上陸モデルを公開
モントレーカーウィークにおけるベントレーの出展モデル
ベントレーは2021年のモントレーカーウィーク(Monterey Car Week)において、「フライングスパー マリナー」や「フライングスパー ハイブリッド」など、6台の新型車両を初公開。ゲストを迎える「ホーム・オブ・ベントレー」も大きな賑わいを見せている。

2500名を超えるゲストが来訪

ベントレー、2021年の「モントレー・カーウィーク」において6台の北米初上陸モデルを公開
感染対策を施した上で開催された4日間のイベントには、2500名を超えるゲストが来場することになった。

ベントレーの最新モデルと「ビヨンド100戦略」を紹介する4日間のイベントは、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染再拡大を受けて、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のガイドラインに完全に準拠して運営。ゲストとスタッフは様々な感染対策を徹底した上で、自動車の祭典を堪能した。

今回、ベントレー マリナーが展開する3つのライン(クラシック、コーチビルド、コレクション)が初めて一堂に会し、新型「フライングスパー ハイブリッド」と「ベンテイガ ハイブリッド」を含む、ベントレーの最新ハイブリッドシリーズも公開された。

モントレーに設置された「ホーム・オブ・ベントレー」には、期間中2500名を超えるゲストが来場。そのうち100名が最新モデルに試乗した。ホームでは毎日異なるベントレーのラインナップが展示され、ベントレーの「ビヨンド100戦略」を詳細に説明する手作りのディスプレイも設置されている。

さらに、バイオ燃料を搭載した「コンチネンタル GT3 パイクスピーク」を中心に、開発中のサステナブルな素材や、カーボンニュートラルとクライメートポジティブを実現するための情報も展示されている。

ダイバーシティをアピールしたユニファイングスパー

ベントレー、2021年の「モントレー・カーウィーク」において6台の北米初上陸モデルを公開
ベントレーが掲げるダイバーシティ施策をアピールする「ユニファイングスパー」は、デザイナーのリッチ・モリスによるアートワークが施されている。

今回の目玉のひとつが、ボディにデザイナーのリッチ・モリスが制作したアートワークが施された「ユニファイングスパー」だろう。ベントレーの新たなダイバーシティ&インクルージョン戦略を強調する1台であり、2025年までに管理職レベルでのダイバーシティレベルを30%にまで高めることをアピールしている。

ベントレーアメリカの社長兼CEO、クリストファー・ジョージは今回のモントレーカーウィークについて次のようにコメントした。

「2019年にペブルビーチで創業100周年を祝った後、今年また再びモントレーに戻ってこれたことは素晴らしい経験となりました。パンデミックに対する挑戦を経て、私たちは徹底的にモダンで多様なニューモデルのラインナップとともに、お客様をお迎えすることを選びました」

「久しぶりにお客様と直接お会いできたことは、誰にとっても素晴らしい経験となりました。モントレー・カーウィークは常に私たちの年間行事のハイライトであり、ベントレーがこれまでの会社の歴史の中で最も好調な業績を上げ続けている今年は、特に特別なイベントとなりました」

フライングスパー マリナーを初公開

ベントレー、2021年の「モントレー・カーウィーク」において6台の北米初上陸モデルを公開
今回、フライングスパーのラインナップ最上位に君臨する「フライングスパー マリナー」が、ワールドプレミアされた。

今年の展示車には、ベントレーのハンドクラフトモデルの幅広さが表現された。新型「フライングスパー マリナー」はフライングスパー・シリーズの最高峰に位置するモデルとなり、マリナー独自のディテールを採用。木曜日の夜、ホーム・オブ・ベントレーにおいて発表されている。

セルフレベリングセンターキャップ付きの22インチマリナーホイール、独自の「ダブルダイヤモンド」フロントグリル、サテンシルバーのミラーキャップがフライングスパーにさらなるエレガンスを与え、キャビンにはハンドクラフトマンシップを強調したトリムと素材がチョイスされている。

また、ベントレー マリナーは、モントレーカーウィークのために特別に製作されたスカラブグリーンの新塗装とリトリムされたキャビンを纏った「バカラル」の開発プロトタイプ(「Car Zero」)も持ち込んだ。

ブロワー コンティニュエーションでの試乗も開催

ベントレー、2021年の「モントレー・カーウィーク」において6台の北米初上陸モデルを公開
ニューモデルの展示のほか、ブロワー コンティニュエーションの試乗会も開催。さらに、会場ではベントレーとパートナーシップを結んだマッカランのウィスキーも提供された。

マリナーが手がける「クラシック」を代表する「ブロワー コンティニュエーション」のエンジニアリングプロトタイプも大きな注目を集めることになった。6000マイルに及ぶ開発・耐久プログラムを終えたブロワーの開発プロトタイプ「Car Zero」は、モントレーカーウィーク期間中、毎日半島周辺の道路を走り続けた。

カスタマー、メディア、ゲストは、世界初の戦前のコンティニュエーションカーに同乗し、息を呑むようなパフォーマンスに喜びと驚きを見せていた。

マリナーが展開するモデルに加えて、現行のベントレー主力モデルも展示。ベンテイガ ハイブリッドと並んで、新型フライングスパーハイブリッドが持ち込まれ、ベントレーの新しいハイブリッドシリーズが北米で初公開されている。

今回、招待されたVIPゲストはライブミュージックとともに、美味しい食事と飲み物を堪能。このパーティは、前夜にシールロックビーチで行われた150名のカスタマーに供されたプライベートディナーに続くもので、ベントレーの新しいブランドパートナーであるザ・マッカランがサポートした。

マッカランとベントレーのパートナーシップを記念して、北米のブランドアンバサダーを務めるケイロン・エリオットによるテイスティングが行われ、イベント期間中は最高級のウイスキーが提供されている(運転者は除く)。

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