不覚にもルームサービスに大当たり
久しぶりのイタリアはボローニャ、のんびりとホテルステイを楽しもうと思った矢先、どうやらルームサービスで食べたハンバーガーが疲れた内臓とアンマッチだったらしく、せっかくの週末を台無しに。それではあまりに可哀想だと槍のおっちゃん(ネプチューン広場の近くだったので毎朝拝顔した)が思ってくれたのだろうか。週が明けてヴァラーノ・デ・メレガーリに移動し、ランボルギーニのヘリテージ部門ポロストリコが主催するヘリテージデイに臨む頃にはほとんど回復し、また天候も引き続き暑いくらいに素晴らしく、今年アニバーサリーを迎えるクラシックランボを数台、堪能することができた。ちなみに今年、生誕記念を迎えるモデルは5種類。「ミウラ」の60周年、「400GT」も60周年、「LM002」の40周年、そして「シルエット」の50周年、「ムルシエラゴ」の25周年だ。で、改めて乗ってみてどのモデルが一番よかったかというと、これが面白くて、途中で調子を崩したシルエットの代打に用意されていた「ヤラマ」(ハラマ、ジャラマ)だった、というオチです。フエルッチョさんもお気に入りだった1台……。
2026年5月第4週
2026年5月23日(土)晴れ

朝からサンタガータ在住のランボルギーニ・メモラビア・コレクター、ルカの自宅にお邪魔する。彼のドキュメントコレクションは膨大で、ランボルギーニのトラクター時代のものからアウディに買収される直前までの自動車時代まで、カタログなど配布された紙ものはもちろん、昔のオーダーシートや保証書、取説の類、なかには社員ノートなど、貴重な書類を沢山見せてもらった。午後からはトラクターコレクターを訪問。フエルッチョの墓参りも。また、ランボルギーニが最初に作ったV12エンジンを、完成後、初めて実際に掛けたというエンジニアにも会うことができた。ボローニャ泊。
2026年5月24日(日)晴れ

お腹の具合は最悪で、昨夜は半時間おきにトイレに駆け込んでいた。少しマシにはなったものの、相変わらずすぐれない。昼間にボローニャ在住の友人に会うも、少し話をしただけでホテルの部屋に戻って休む。雲ひとつない快晴がかえって虚しい。ボローニャ泊。
2026年5月25日(月)晴れ

体調はかなり回復するも、まだ本調子は遠い。昼前にはハイヤーが来て、パルマ郊外へ運ばれた。ジャンパオロ・ダラーラの故郷の街、ヴァラーノ・デ・メレガーリ。ランチとディナーは地元のレストランでランボルギーニの広報と共に。パルマ郊外まで来てチーズとハムが辛いだなんて! サイアクだ。ヴァラーノ・デ・メレガーリ泊。
2026年5月26日(火)晴れ
4度目のヴァラーノ・サーキット。村から川を挟んで反対側、クルマで1分という便利な場所に一周2kmちょいの小さなサーキットはある。過去に「ダラーラ・ストラダーレ」や「ダラーラEXP」をテストしたコースで、河川敷の細長いレイアウトだが、直線も十分でチャレンジングなベントがいくつもあり、クラシックカーを楽しむにはなるほどもってこい。エンバーゴの関係でミウラとヤラマのことしか書けないけれど、オフロードではLM002を試すこともできた。ミウラは普段、博物館に飾ってある黄色のSVで、60周年記念イベントに向けてプチレストアされた個体。以前に本社周辺を半日ほどドライブしたこともある個体だが、その時に比べてエンジンの調子がさらに良く、車体も引き締まった印象があった。何より、気温30度を超えるなか、朝から夕方まで稼働しっぱなしだったのに、機嫌を損ねることもなく、快調に走り続けたことがすごかった。ヴァラーノ泊。
2026年5月27日(水)晴れ

3時にホテルを出発、ボローニャ空港へ。パリ経由のエアフラ便で東京へ。「私とエアフラ」というお題なら本1冊分くらいの“逸話”を記せるけれど、今回も面白かった。パリの乗り継ぎが1時間ちょっとしかなかったが、オンタイムで羽田行きの搭乗口に辿り着き、オンタイムで案内されてブリッジへ。飛行機の扉を潜ろうかというタイミングで搭乗口へ戻れという指示が出た。なんでも故障が判明したらしい。さすがエアフラ、なんかネタをくれる! 機内泊。
2026年5月28日(木)曇り

結局、2時間遅れで飛んだエアフラ。偏西風にのって遅れを1時間ほど取り戻してくれた。朝6時に羽田着。まずは早朝羽田着時のルーティン、天空の湯で旅の疲れを癒す。高いけれど、都内に自宅のない身としては、背に腹は変えられない。休憩後、都心へ移動し、「レクサス IS300h」をピックアップ。そのあしで京都へ走る。それにしても全長4.7mちょいというこのサイズ感が素晴らしい。動き始めた瞬間から、自信を持ってドライブできる感覚、とでも言いましょうか。アシが随分と良くなった。ボディもしっかり。でも、上善如水。
2026年5月29日(金)晴れ

海外から戻った次の日くらいはオフ、ということで原稿もそこそこに切り上げ京都市京セラ美術館(旧京都市美術館)へ。友人の写真を見て、庭園を散策し、岡崎公園のマルシェを覗いて帰宅。夜は近所の和食屋「せん田」さんで京都のクルマ仲間と会食。勢いで祇園へ。また別のクルマ好きと合流し、久しぶりにカラオケを歌って帰宅。
2026 5/23 〜2026 5/29
走行距離 約500km 試乗車数 5台
2025 11/1〜2026 5/29 累計
走行距離 約3万3750km 試乗車台数 143台

