LAND ROVER DEFENDER 110 P400e
持続可能な電源を使いEVモードで送迎
グラストンベリー・フェスティバルは、英国を舞台に1970年から行われている大規模野外音楽フェス。2023年は6月21〜26日に、サマセットのワーシー・ファームで開催され、ガンズ・アンド・ローゼズ、エルトン・ジョン、アークティック・モンキーズ、カーリー・レイ・ジェプセン、マニック・ストリート・プリーチャーズといった人気アーティストの参加が発表されている。
今回、ジャガー・ランドローバーは、公式車両パートナーとして20台のプラグインハイブリッド「ディフェンダー 110 P400e」を提供し、開催期間中ステージへと向かうアーティストの送迎などに使用することを決めた。50年以上にわたってグラストンベリー・フェスティバルを主催してきたイーヴィス家が所有するワーシー・ファームは、起伏に富んだ農場であり、ディフェンダーの悪路走破能力が発揮されることになる。
ディフェンダー 110 P400eは、EVモードで25マイル(約40km)の航続距離が確保されており、イベント期間中、ゼロエミッションでアーティストの送迎を行う予定だ。また、充電に関してもソーラーパネルや低炭素・低排出エネルギー源から行われる。
グラストンベリー・フェスティバルは、持続可能性戦略の一環として、250kWpの太陽電池パネルを会場敷地内に設置。2010年の稼働開始当時、このソーラーパネルは英国最大規模を誇り、年間123トンものCO2を削減している。
ジャガー・ランドローバーのディフェンダー担当マネジングディレクターを務める、マーク・キャメロンは、グラストンベリー・フェスティバルにおけるディフェンダー 110 P400eの導入に関して次のようにコメントした。
「ゼロエミッションかつ、あらゆる地形に対応する『ディフェンダー 110 P400e』は、どんなコンディションであっても大活躍してくれるでしょう。世界最大級の音楽フェスティバルにおいて、太陽エネルギーを使ってPHEV車両を走らせることは、ディフェンダーに与えられたミッションとしてこれ以上のことはありません」