デビュー100周年「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」はレースに空力の概念を採り入れた革命車 | 3枚目の写真（全10枚）

1923年のフランスGPに出走した「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」が、デビューから100周年を迎えた。

レーシングカーのパフォーマンス向上には空力の概念が必要不可欠と考えた、エットーレ・ブガッティの先見の明から、翼断面型ボディを持つ「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」が誕生した。

1923年のフランスGPに4台が参戦した「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」。

「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」は、現在もフランス国立自動車博物館が所蔵する1台が、動体保続されている。

1923年のフランスGPに4台が参戦した「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」。

「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」は、現在もフランス国立自動車博物館が所蔵する1台が、動体保続されている。

1923年のフランスGPに4台が投入されたブガッティ タイプ 32 “タンク”は、アーネスト・フリデリッチが3位で完走。しかし、実戦への出走はこれが最初で最後となった。

エットーレ・ブガッティが採り入れた空力の概念は、1936年のフランスGPで優勝、1937年のル・マン24時間レースを制した「タイプ57 G “タンク”」で身を結んでいる。

1923年のフランスGPに4台が参戦した「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」。

「ブガッティ タイプ 32 “タンク”」は、現在もフランス国立自動車博物館が所蔵する1台が、動体保続されている。