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ALPINE A290
4ドアに変更されるもデザインディテールの多くを踏襲
完全にカモフラージュされた「A290」プロトタイプだが、コンセプトモデルから大きな変更がないのが分かる。最大の違いは、2ドアから4ドアレイアウトに変更されたことだ。
コンセプトカーに見られたデザインディテールのいくつかは、市販モデルでも踏襲されるようだ。ショーカーの20インチよりも小さくなる可能性が高いが、センターがスクエアにカットされたホイールは非常に個性的なデザイン。フロントマスクは完全に偽装されているが、装飾的なバンパーによってアグレッシブな印象を受ける。ボンネットに装着されるユニークな形状の空力コンポーネントは市販バージョンまで残るかどうかは分からない。
運転席は中央でなくコンベンショナルな配置に
コンセプトモデルは中央に運転席が設けられていたが、市販モデルは伝統的なレイアウトとなりステアリングホイールは市場に合わせて左右に配置されるだろう。助手席側の大きなスクリーンはインテリアの一部ではなく、テスト中に何らかの計測に使用しているものと考えられる。
電動化を進めるアルピーヌ
この電動ホットハッチには、2種類の電動パワートレインが用意されるだろう。どちらも前輪を駆動し、パワフルな仕様は最大270PSを発揮すると予想されている。アルピーヌからは、A290に続き「GT-Xオーバー」クロスオーバーと、現在人気のスポーツカーA110に代わる電動スポーツカーが登場する予定だ。