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リース契約のデジタル化を進めるメルセデス
メルセデス・ベンツ・モビリティは、リース/ファイナンス事業のデジタル化をグローバルに推進。すでに多くの市場において、オンラインでの契約申し込みが可能となっている。2023年11月以降、ドイツの個人カスタマーは「オンライン・リース・プロセス」を介して、リース契約のすべてをオンラインで処理し、国内の販売会社を通じて法的拘束力のあるリース契約を締結できるようになった。
資金調達の選択やリース契約の締結は、メルセデス・ベンツのオンライン購入において不可欠なプロセスとなる。今回導入された「オンライン・リース・プロセス」は、手続き中に疑問が生じた場合や、アドバイスが必要な場合、メルセデス・ベンツ カスタマー・コンタクトセンターを通じて、質問やアドバイスを受けることができる。オンラインシステムとメルセデス・ベンツ正規販売店とのシームレスな連携により、顧客は簡単かつ、迅速な契約締結が可能になった。
リース契約に関するアドバイスも提供
リース/ファイナンス事業は、2019年からメルセデス・ベンツのオンライン販売に統合。カスタマーは希望するファイナンスの形態(銀行ローンやカードローンなど)を選択し、希望する車両の個別レートを計算することができる。
今回、カスタマーが資金調達の選択肢として「リース」を選択した場合でも、法的拘束力のある契約の締結や必要な身分証明書など、すべてのステップが完全にデジタル化。これまでは、カスタマー・コンタクト・センターを経由して信用確認などが行われていた。今後、「オンライン・リース・プロセス」は、ドイツ以外の市場や法人顧客向けにも導入される予定。メルセデス・ベンツ・モビリティのフランツ・ライナーCEOは、「オンライン・リース・プロセス」の導入について次のように説明する。
「お客様の多くは、スピーディかつ簡単に予約でき、パーソナライズされたモビリティ・ソリューションを求めています。契約締結を含む『デジタル・リース・プロセス』は、まさにその希望をかなえるものです」
「このプロセスを使用することで、わずか数分で『リース契約完了』が画面に表示されます。個人的なアドバイスをご希望のお客様には、オンラインとオフラインをシームレスに統合したシステムが活用できます。これにより、お客様は様々な販売チャネルを、いつでも簡単に行き来することができるようになりました」