買い物や通勤など、日常の移動を想定したSWALLOWの「MOPERO mini cargo」がアップデートされた。
新たに登場した「MOPERO mini cargo 2(モペロ ミニ・カーゴ 2)」では、従来モデルの基本設計や積載性を引き継ぎながら、操作性や快適性、耐久性を中心に5つの改良を実施した。
なかでも大きな変更が、一定速度を保って走行できるオートクルーズ機能と、加速の強さを切り替えられる「パパ・ママモード」の追加だ。スロットルも親指で操作する方式へ変更され、乗り物の運転に慣れていない人でも扱いやすい方向へ進化している。
では、従来のMOPERO mini cargoと比べて、どこが変わったのか見ていこう。
そもそもMOPERO mini cargoとは?




MOPERO mini cargoは、SWALLOWが2025年に発表した着座型の特定小型原動機付自転車である。
ペダルをこぐ必要がなく、モーターの力で走行するのが特徴だ。フロントバスケット、車体中央のセンターバッグ、リアラックという3つの積載スペースを備え、買い物や通勤など、日常で荷物を運ぶ用途を想定して開発された。
法令上の区分は「特定小型原動機付自転車」。16歳以上であれば運転免許は不要で、乗車用ヘルメットの着用は努力義務となる。公道を走行する際には、ナンバープレートの取り付けと自賠責保険への加入が必要だ。
MOPERO mini cargo 2でも、日常の移動で人と荷物を運ぶという基本的なコンセプトは継承されている。
主なスペックは以下のとおり。
| 項目 | MOPERO mini cargo 2 |
| 定格出力 | 500W |
| 最高速度 | 20km/h |
| バッテリー | 48V・13Ah |
| 航続距離 | 最大50km |
| 充電時間 | 約5~6時間 |
| タイヤ | 12.5インチ |
| ブレーキ | 前後ディスクブレーキ |
| サスペンション | フロントサスペンション |
| 車体重量 | 26.4kg |
| 最大荷重 | 150kg ※積載物は法令上30kgまで |
| 保証 | 12カ月 |
500Wのモーターや最高速度20km/h、最大50kmの航続距離など、日常使いを想定した基本性能を備えるMOPERO mini cargo 2。
今回のモデルチェンジでは、こうした基本的な構成を大きく変えるのではなく、操作性や使い勝手、耐久性を中心に手が加えられた。
MOPERO mini cargo 2は何が変わった?
MOPERO mini cargo 2では、従来モデルの基本設計や積載性を引き継ぎながら、日常での使い勝手や耐久性を高める改良が施された。
主な変更点を整理すると、次のようになる。
| 項目 | MOPERO mini cargo | MOPERO mini cargo 2 |
| スロットル | ツイストスロットル | 親指で操作するサムスロットル |
| 加速モード | 切替機能なし | パパ・ママモード |
| 走行支援 | 手動でスロットル操作 | オートクルーズ搭載 |
| スタンド | 従来仕様 | 大型化し安定性を向上 |
| ブレーキ | 前後ディスクブレーキ | キャリパーなど主要部品を強化 |
| センターバッグ | 従来仕様 | 生地・縫製を強化 |
| カラー | ガンメタリック/イエロー/グレージュ/オリーブ | ガンメタリック/スレートブルー/イエロー/オリーブ |
新型の方向性を分かりやすく示しているのが、走行中に操作するスロットルや加速制御の変更だ。
オートクルーズと「パパ・ママモード」を新搭載

MOPERO mini cargo 2では、一定の速度を保って走行できるオートクルーズ機能を新たに搭載した。
走行中にアクセルを保持し続ける必要がなく、長い距離や時間を走る際の手首や指への負担を抑えられる仕様となっている。
スロットルも従来のツイスト式から、親指で押して操作するサムスロットルへ変更された。
手首をひねって加速する方式に比べ、グリップを握ったまま親指の動きで操作できるのが特徴。バイクなどの運転経験が少ない人でも扱いやすい操作方法を目指した変更だ。
さらに、加速の強さを2段階から選べる「パパ・ママモード」も追加された。
発進や加速がおだやかに立ち上がる「ママモード」と、より力強い加速が得られる「パパモード」を用意。最高速度はいずれも20km/hで、乗る人に合わせて走り出しの感覚を切り替えられる。
家族で1台を共有する場合にも、運転経験や好みに合わせやすい機能となっている。
スタンドやブレーキなど、日常使いを意識して改良

走行時の操作だけでなく、駐輪や荷物の積み下ろしといった日常的な使い方にも手が加えられた。
スタンドは従来より長く、安定性を高めた形状へ変更。荷物を積んだ状態で駐輪した際のふらつきを抑え、積み下ろしをしやすくしている。
前後ディスクブレーキでは、キャリパーをはじめとする走行・制動関連の主要部品を強化した。荷物を積んで日常的に使用することを想定し、基本性能や耐久性を高めた改良である。
車体中央のセンターバッグも、生地と縫製仕様を見直して耐久性を向上。買い物や通勤などで荷物を繰り返し積み下ろす使い方を意識したアップデートとなった。
積載スペースそのものを増やすのではなく、従来の使い方をより続けやすくする方向で細部を見直している。
新色「スレートブルー」が登場

カラーラインアップには、新たに「スレートブルー」が加わった。落ち着いたブルーグレー系のカラーで、MOPERO mini cargoシリーズでは初のブルー系。これに伴い、従来のグレージュは販売を終了する。
新型では、スレートブルー、ガンメタリック、イエロー、オリーブの4色展開となる。 機能や耐久性だけでなく、カラーラインアップにも新型ならではの変化が加えられた。
9月26日から予約受付を開始。通常価格は18万9800円
MOPERO mini cargo 2は、2026年9月26日12時からSWALLOW公式オンラインストアで予約受付を開始した。
通常価格は18万9800円(税込)。
数量限定の予約特価も設定され、最も安い「MAX早割」は25%オフの14万2350円(税込)。そのほか、20%オフの15万1840円、18%オフの15万5636円、15%オフの16万1330円と、数量に応じた早割枠が用意されている。なお、各枠は予定数量に達し次第終了となる。
スペック競争より、日常の使い勝手を磨いたMOPERO mini cargo 2
MOPERO mini cargo 2の改良から見えてくるのは、最高速度やモーター出力を競うのではなく、日常で繰り返し使う場面に目を向けたことだ。
買い物や通勤で使うモビリティでは、速さや航続距離だけでなく、発進時の扱いやすさ、長く走ったときの負担、荷物を積んだ状態での駐輪のしやすさといった部分も使い勝手を左右する。
従来モデルが打ち出した「荷物を積んで、こがずに移動する」という基本的な役割はそのままに、その使い方を細部から磨いたMOPERO mini cargo 2。
スペック表だけでは見えにくい部分をどこまで日常で実感できるのか、実際の乗り味にも注目したい。
SWALLOW株式会社:神奈川県横浜市港北区下田町2丁目10-61
TEL:044-440-7094
![by Motor-Fan BIKES [モーターファンバイクス]](https://motor-fan.jp/wp-content/uploads/2025/04/mf-bikes-logo.png)