ほどよく落ちた車高がシブいハコスカ。オーバーフェンダーレスのノーマルフェンダー&サーフライン仕様と思いきや、絶妙にフェンダーが叩き出され、キッチリ仕上がっているこだわりの1台。
前後フェンダーのさりげない叩き出しが最もこだわる部分だが、チンスポのボディとの合わせ具合など細かい部分の絶妙さにも注目したい。
足まわり
ホイールはハヤシストリートを履く。サイズはフロントが7J-14、リヤが8J-14で共にオフセットは不明。足まわりはフロントが12kgのバネにTRDショックの車高調、リアは8kgのバネにGABショック。ブレーキキャリパーはMK63を奢る。
エンジン
エンジンはL28に載せ替え、ボアを拡大した3ℓ仕様を搭載する。2層ラジエーターと18段オイルクーラーで冷却系も強化済み。 キャブはソレックス44φを3連装。アルミの遮熱板の下にはトラストのスチール製48Φタコ足がセットされる。
マフラーはラバーソールの50Φデュアル管をセット。バンパーレスのテールを引き締める。
室内
非常にきれいなインパネは30Φの革巻きステアリングを組み合わせる他はノーマル風をキープ。シフトノブは旧車の定番、水中花タイプに交換されている。 リフレッシュ作業が完了したばかりという内装。シート類はノーマルをベースに表皮が張り替えられていて、非常に美しい状態に。
今回紹介したスカイラインの記事は、様々な国産旧車の記事や情報を満載の令和に残るクルマ改造雑誌『G-ワークス』(毎月21日発売)に掲載された記事からの引用・転載になります。