スバル・フォレスター(現行SK系/4代目SJ系)ユーザーレポート 燃費は?長所は?短所は?

スバル・フォレスター | これがオーナーの本音レビュー !「燃費は? 長所は? 短所は?」

写真は2021年モデル。Advance。ルーフレール(ロープホール付)、アイサイトセイフティプラス(視界拡張)はメーカー装着オプション。THULEシステムキャリアベース&ルーフボックスはディーラー装着オプション
スバル・フォレスターといえば、いまやスバルの看板モデルと言っていいほど人気が高いミドルクラスのクロスオーバーSUVだ。Motor-FanTECHの会員にも多くのオーナーがいる。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、長所、不満をみてみよう。今回はスバル・フォレスターの人気の高さゆえに歴代のオーナーが多いため、現行5代目のSK系と先代4代目のSJ系オーナーのアンケートに絞らせていただいている。

 

現行5代目 SK系 (2018年~)

2021年モデル[Advance{ルーフレール(ロープホール付)はメーカー装着オプション}]

フォレスターはスバルのミドルクラスのクロスオーバーSUV。初代モデルの登場は1997年。プラットフォームをインプレッサと共有するモノコック構造で、悪路での走行を可能にする車高を確保しつつ、高出力のエンジンが搭載されているのが特徴で、車名は全世界共通となっている。最新現行型は2018年に登場した5代目にあたるSK系。ボディサイズは先代のSJ系よりわずかずつ拡大されているが、全高は先代と同じ。ただしルーフレール装着車は先代より5 mmだけ低くなる。5代目インプレッサで導入された「SUBARU GLOBAL PLATFORM」が採用されて操舵応答性と操縦安定性が飛躍的に向上。エンジンは水平対向4気筒2.0 ℓから2.5 ℓの「FB25」型へと一新。燃料システムの直噴化のほか、約90%の部品で設計を見直すことで、燃費と実用域トルクの向上を実現している。トランスミッションは、全グレードが独自のCVTであるリニアトロニックのみとなり、6MT車は廃止された。また、全車速域でハンドル、アクセル、ブレーキを自動制御して運転を支援し、特に自動車専用道路での疲労を大幅に低減する「アイサイト・ツーリングアシスト」が全車標準装備されている。2020年10月末に新開発の1.8ℓ直噴ターボ(DIT)エンジン「CB18」型がラインナップに加わっている。2021年8月には外観デザインが刷新され、主にアイサイト関連が強化された大幅改良モデルが登場した。

2018年式 2.5 Premium 「アイサイトで長距離ドライブの疲労が9割減」

ニックネーム:とび 年式グレード:2018年式 2.5Premium 性別:男性(60代~) 居住地域:京都府

排気量:2.5ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:11.8km/ℓ(高速6割、郊外のドライブ2割、市街地2割程度)
長所:アイサイト:運転が非常に楽になった、安全も高まった。渋滞が苦じゃなくなった。ハンドリング:山道を快適に安定して走れる。荷物の出し入れが非常に楽。
短所:小物置きが少ない。純正のナビが非常に使いにくい。エアコンの設定を自由に変えられない。

評価
外観:★★★☆☆ 
室内:★★★★☆ 小物の置き場に困る。
走行性能:★★★★★ 必要にして充分快適です。
燃費性能:★★★★☆ 前車より良い、高速もよく伸びます。
装備:★★★☆☆ ナビは使いにくい。Googleの方がまし。
満足度:★★★★★ 非常に満足。

このクルマの購入を検討している人にひと言
「走りが良くて、荷物を積める車を探してたどり着きました。最高に気に入ってます。また、アイサイトによるドライブアシストは長距離運転の疲労を9割減らしてくれました、びっくりです。高速道路の渋滞もペダル操作無しに勝手についていってくれます。自動ブレーキもかなり利きます。最近の高齢者による悲惨な事故もこの車だったらかなり減らせそうと感じます」

2018年式 2.5 Premium 「しっとりした乗り心地。運転が楽しい」

ニックネーム:MaxHead 年式グレード:2018年式 Premium 性別:男性(60代~) 居住地域:兵庫県

排気量:2.5ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:13~14km/ℓ(市内3割、高速7割)
長所:操る楽しさ、乗り心地、安全、スタビリティ、動力の高いバランス。ACC(ツーリングアシスト)がもたらすストレスフリー。渋滞が苦にならない。長距離走ると、そこそこ良い燃費。
短所:ややサイズがでかい。安っぽいエンジン音。冷間時の燃費が悪い。

評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆ シート側部等の目隠しの布が興ざめ。
走行性能:★★★★★ 危険なほど遅くないし速くない。
燃費性能:★★★★☆ このサイズのハイブリッド等飛び道具なしの4WDとしては優秀。
装備:★★★★★ ACC、AEBとも実用的。
満足度:★★★★★

このクルマの購入を検討している人にひと言
「ザラザラとハーシュネスが高く、その割に意図した通りのトレースをしない他の国産車と一線を画す。しっとりした乗り心地で操って楽しい。乗って運転が楽しい」

2018年式 2.5 Touring 「アイサイトver.3による運転支援がいい」

ニックネーム:hamakujira 年式グレード:2018年式 ツーリング 性別:男性(60代~) 居住地域:神奈川県

排気量:2.5ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:11~12km/ℓ(アイサイトによる高速道路は15km/ℓ、街中は7~8km/ℓ)
長所:アイサイトによる運転補助。広い室内。運転視界の広さ。
短所:アイドリングストップからのエンジン始動時の振動。

評価
外観:★★★★★ 四角いスタイルはスペースが有効に使える。
室内:★★★★☆ プラスチック感の少ない内装。グレードによってレザーシートを選べないのがマイナス。
走行性能:★★★★★ 特に不満は感じられません。
燃費性能:★★★★☆ 運転の仕方次第なのでこんなものでしょう。
装備:★★★★☆ ナビ関連の操作にまだ慣れない。
満足度:★★★★★

このクルマの購入を検討している人にひと言
「水平対向エンジンとAWDはぜひ体験してほしいシステムです」

2018年式 Touring 2.5ℓ 「2.5ℓ直噴エンジン余裕の低速トルク。よく効くブレーキ」

ニックネーム:バタ 年式グレード:2018年式 ツーリング 性別:男性(50代) 居住地域:大阪府

排気量:2.5 トランスミッション:CVT
平均燃費:12.9kkm/ℓ(郊外への通勤)
長所:SGPによるコーナリングの安定性。2.5ℓ直噴エンジン余裕の低速トルク。よく効くブレーキ。
短所:アイサイトの感度がよすきて、勝手にブレーキを踏む事。ボンネット凹み形状部に雨水が溜りブレーキを掛けると水が飛んでくる。

評価
外観:★★★★☆ ボンネット凹み形状がカッコいい。
室内:★★★★☆ 長距離でも疲れないシート。
走行性能:★★★★☆ 腕が上がったと思う位のコーナーリング。
燃費性能:★★★☆☆ スバル車にしては上出来。
装備:★★★☆☆ 大画面ナビに満足。
満足度:★★★★☆ 買って良かった。

このクルマの購入を検討している人にひと言
「曲がる、止まる、加速する全てにおいて、スバルなかなかやるなと思ってしまう走行性能、買って良かったと思ってます」

2019年式 X-BREAK 2.5ℓ 「0次安全による死角の少なさ、見切りの良さ」

ニックネーム:トミー 年式グレード:2019年式 X-BREAK 性別:男性(30代) 居住地域:宮城県

排気量:2.5ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:9.0km/ℓ(街乗り8割、郊外2割)
長所:0次安全による死角の少なさ、見切りの良さ。2.5ℓエンジンのトルクの豊かさ。エンジンが静か。
短所:チョイ乗り街乗りだと燃費が悪い、40km以下だとエンブレが強く赤信号まで届かない。シートが自分に合わず腰が痛い。この意見はオーナーの間でもよく聞く。内装の安っぽいプラスチック部分がすぐ傷つく。

評価
外観:★★★★☆ 先代のスポーティバンパータイプの方が完成度は高いと思う。
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★☆☆☆
装備:★★★★★
満足度:★★★☆☆

このクルマの購入を検討している人にひと言
「燃費は悪いですが、街乗りメインでしたら差額はあまりないのでアドバンスの方ががいいでしょう。アイサイトver3の完成度は素晴らしいので安全が第一ならスバルがお薦めです」

2018年式 Advance 2.0ℓ+eBOXER 「平均燃費は14.2km/ℓ」

ニックネーム:K.Yoshinaga 年式グレード:2018年式 Advance 性別:男性(60代~) 居住地域:神奈川県

排気量:2.0ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:14.2km/ℓ(2018年9月納車、約6,300km走行時点での満タン法による実測値。市街地2割。郊外3割。高速5割)
長所:安心して乗れるオールランドな走行性能。
短所:設定や操作、注意喚起など、よりシンプルなユーザー・インターフェースが必要。

評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★★★★★
満足度:★★★★★

このクルマの購入を検討している人にひと言
「クルマの利用環境がポイントになる。比較的多い乗車人数や積載荷物で、高速、郊外、林道、積雪地などオールラウンドな利用にむいている。安全性能や環境性能志向の人にもいい」

2018年式 Advance 2.0ℓ+eBOXER 「Sモードにすると新設計CVTとモーターで低中速加速がよい」

ニックネーム:K.Kunugiza 年式グレード:2018年式 アドバンス 性別:男性(60代~) 居住地域:富山県

排気量:2.0ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:14km/ℓ(市内9km/ℓ、郊外の一般国道16km/ℓ、東海北陸道、中央道で14.3km/ℓ)
長所:SH5に比べてSKEは静か、どっしり、安定している。Sモードにすると新設計CVTとモーターで低中速加速がよい。ACCを支援する見張る運転者という関係になるぐらい使える。
短所:アイサイトが左折車の後部に敏感でブレーキきつい。運転者のハンドル操作の想定なしか。

評価
外観:★★★☆☆ デザインはVWティグアンを5、他の国産車は1-2として3。乗り降り、荷物出し入れなどの実用性バッチリ。
室内:★★★★☆ 視野が広く、明るく、天井が高くてよい。ナビ等液晶画面が3つとハンドル周りの付属物が多くて見にくい。
走行性能:★★★★☆ 直進性、カーブでの安定性が高い。静かなエンジン、反応のよいCVTとモーターにより、ストレスなく走れる。
燃費性能:★★★★★ 前車SH5と同じルートで11kmから16kmになったので期待どおり。
装備:★★★★☆ AppleCarPlayを標準にした欧州車の内製ナビと比べると、巨大で高価な外付けナビは遅れている。
満足度:★★★★★ 夏場一般道では不満なし。積雪路、凍結路もよく走るのでSH5以上の性能を期待。

このクルマの購入を検討している人にひと言
「息子の新ボディ、旧エンジンのCX-5と操縦性や安定感は同じ。タワーバーをつけショックを換えたSH5よりもよい。CX-5のトルクに乗せた発進加速や登坂力では劣るが、直噴FB20+新設計CVT+モーターはSモードにするとそれなりに速い。二輪に乗るのでダイレクト感云々は気にならない。CX-5はボディサイズの割には荷物室も含め内部が狭く、後部座席の視界が悪い。この問題とアイサイト最新版に期待ということでアドバンスを選択。オプションが高いので、電動リヤドアはなし(SH5と同じ重さだった)、ナビを純正OEM元品にした。しかしフロントビューはCX-5より視野角が広く実用的でつけてよかった。トータル、この性能なら安いという印象」

総合評価:満足度は高いが、燃費性能にやや不満が

現行型フォレスター(SK系)のユーザー評価は、極めて高かった。

ユーザーの平均評価
外観:4.1
室内:4.3
走行性能:4.7
燃費性能:3.9
装備:4.1
満足度:4.6

6つの評価項目でもっとも高い評価を得たのは、走行性能だ。スバルの新しいプラットフォーム、SGPと2.5ℓという余裕ある排気量の水平対向エンジンの組み合わせが高評価を得た理由だろう。逆にもっとも評価の低い項目は燃費だった。
2.5ℓエンジン搭載車の平均燃費は11.74km/ℓ。2.0ℓ+e-BOXER(マイルドハイブリッド車)は、14.1km/ℓで2割ほどe-BOXERの方が好燃費だ。
燃費評価が3.9、装備評価と外観評価が4.1だったにもかかわらず、総合的な満足度は4.6と極めて高い評価を得ている。

4代目 SJ系 (2012~2018年)

2017年モデル。X-BREAK(ボディカラー:アイスシルバー・メタリック)

2012年に登場した4代目にあたるSJ系は、SUVらしい力強い存在感を持ちながら空力特性や機能性に配慮したデザインとされた。また外観上のターボ車の特長となっていたボンネットダクトだが、このSJ系ではスバルの乗用車全体としてもほぼ初めて、ターボ車であってもダクトを持たないデザインになっている。そのためボンネット裏に流動板が設けられ、フロントグリル部から取り入れたフレッシュエアをその流動板に沿い流してインタークーラーまで導く手法がとられている。エンジンはNA(自然吸気)は水平対向4気筒、2.0ℓのFB20型を継続使用しているがショートストローク化されており、ターボはFA20型を280 psにチューニングし直した「新世代BOXER直噴ターボ”DIT”」をうたうもの。トランスミッションは6速MTと独自のCVTであるリニアトロニックが用意される。2015年10月末の大幅改良でシャシー性能がさらに強化されている。

2016年式 S-リミテッド 2.0ℓ 「アイサイトによる自動運転が便利。小回りが意外と良い」

ニックネーム:T.Arata 年式グレード:2016年式 SーLIMITED 性別:男性(30代) 居住地域:群馬県

排気量:2.0ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:11km/ℓ(街中8割、郊外2割。エアコンを使うと1割は悪化)
長所:雪道や高速道路での安定性が段違い。アイサイトによる自動運転が便利。小回りが意外と良い。
短所:さすが柔らかいので少しふわふわしている。

評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★☆
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★★★
満足度:★★★★★

このクルマの購入を検討している人にひと言
「視界も良く、取り回しも良い。街中でも快適に使えるし、アウトドアなどでの悪路でも安心して運転できる。アウトドアでキャンプやスキー場に良く行く、その上街中でも気軽に使いたい人にぴったり。遠出する際にアイサイトがあるととても楽ができる。性能評価では他社に追いつかれたが、使っている際の安心感はまだ優位性がある。他社より早く多くの車種に投入したノウハウが生きていると思う」

2016年式 X-BREAK 2.0ℓ 「ハンドリングが正確でAWDは文句なし」

ニックネーム:horesta 年式グレード:2016年式 SJ5D X-BREAK 性別:男性(50代) 居住地域:北海道

排気量:2.0ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:11.5km/ℓ(通勤中心で郊外7割くらい)
長所:マイナーチェンジで乗り心地と静粛性が向上した。ステアリングがセンターにあり、ドラポジが取りやすい。ハンドリングが正確でAWDは文句なし。
短所:正直エンジンはもうひとつトルクが欲しい。

評価
外観:★★★★☆ スバルにしては頑張っている。
室内:★★★★☆ 上に同じ。
走行性能:★★★★☆ エンジンパワー以外は文句なし。
燃費性能:★★★★☆ スバルにしては頑張っている。
装備:★★★★☆ ほぼ満足。
満足度:★★★★☆ 現状スバルの中で唯一の選択肢。

このクルマの購入を検討している人にひと言
「新型になって2.5ℓになったのでエンジンの不満はかなり解消されたと思います。サイズが日本の環境下ではやや大きいですが取り回しは良いので一度試乗してみて下さい」

年式不明 20i 2.0ℓ「このクラスでは希少なMTが選べた」

ニックネーム:D.Kamei 年式グレード:2.0i 性別:男性(30代) 居住地域:岡山県

排気量:2.0ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:13~14km/ℓ位(流れのいい片道20kmの通勤がほとんど)
長所:クラスでは希少なMTが選べた。同じグレードを一般道で見ることはほぼない。意外なほどコーナーで安定感がある。
短所:1速と2速が離れすぎている点が結構不便。高速の登坂車線では力不足を感じる。歴代に乗ったことのあるスバル車と同様内装のビビり音が他社の同クラスと比べて大きい気がする。

評価
外観:★★★★☆ 見切りもよく小回りも効くが車幅は実用的には限界な大きさ。
室内:★★★☆☆ 求めてはないが比べると他社に見劣りする。
走行性能:★★★☆☆ 2.5NAであってほしかった……。
燃費性能:★★★★☆ 高速で思ったより伸びないが概ね期待通り。
装備:★★★★★ 便利装備は求めていなかったので2.0i-Lとの価格差からは割安。
満足度:★★★★★ 一部の人に合う特殊なグレードだと思います。

このクルマの購入を検討している人にひと言
「スバルの実用車は基本的に中古でしか手に入れる事が出来ない上、SJ5の6MTは全国でも数台しか検索されないため、欲しい人は大変だと思います。CVT車と比べるとフロント回りの軽さをはじめ乗り味はかなり異なります。MTを乗る上でサイドブレーキがレバーで残っているのはスバルの良心だと思いました。この車とは関係ありませんが常時50:50で駆動している割には燃費面のデメリットが少ない点などスバルの長けている分野を現行で止めたのは少し残念でした。同じような好みを持つ人間はスバルのシェアよりもより小さいですが大事にしてほしかったなというのが本音。この車は20万km位は普通にトラブルなく使えそうなのでこれからも大事にしていくつもりです」

2016年式 XT 2.0ℓ 「燃費を気にしない方であれば、良いクルマ」

ニックネーム:K.Onishi 年式グレード:2016年式 XT 性別:男性(50代) 居住地域:香川県

排気量:2.0ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:4.2km/ℓ(たまに郊外へ長距離ドライブ。あとはほとんど数kmの近距離)
長所:踏めばパワフル。悪天候でも全然OK。雪でも安心。無骨なスタイルが好き。
短所:とにかく故障が多い。メーター交換、クランク角センサー交換等多数。燃費が悪い。遠出しても二桁に乗るのは難しい。自慢のEyeSightの誤反応が怖い。突然急ブレーキがかかったりする。

評価
外観:★★★★☆ フロントとサイドビューは好みです。
室内:★★★★☆ 戦闘的な感じが好き。
走行性能:★★★★★ S#でアクセル全開にすると速い。
燃費性能:★★☆☆☆ 平均4km/h台。相変わらず、水平対向は燃費が悪い。
装備:★★★★☆ ACCとかたまに使いますが、先行車のアクセル開度がこちらに伝わってきて気持ち悪い。
満足度:★★★★☆ 満足度に関するコメント:燃費とリヤビュー以外は、おおむね満足。

このクルマの購入を検討している人にひと言
「燃費を気にしない方であれば、良い車ですよ。私の車は、当たりが悪かったのか、しょっちゅう故障していますが」

2016年式 XT 2.0ℓ 「2.0ℓターボの動力性能が魅力」

ニックネーム:あらぽん 年式グレード:2016年式 XT 性別:男性(30代) 居住地域:愛知県

排気量:2.0ℓ トランスミッション:CVT
平均燃費:9km/ℓ
長所:2リッターターボの動力性能。アイサイト。
短所:ゴム系部品の弱さ。塗装の弱さ。

評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★☆☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆

このクルマの購入を検討している人にひと言
「実用性重視ならオススメ」

先代(4代目)フォレスター総合評価:満足度は高いが、燃費性能にやや不満が

先代(4代目)フォレスター(SJ系)のユーザー評価もやはり総合満足度4.4でかなりの高い評価を得ている。これはもともとスバル好き(あるいはずっとスバルを乗り継いでいる)が選んでいるから、なのかもしれない。では、平均値を見てみよう。

ユーザーの平均評価
外観:4.2
室内:3.8
走行性能:4.2
燃費性能:3.4
装備:4.2
満足度:4.4

やはり評価が低いのは燃費性能だ。満足度4.4に対して燃費性能の評価は3.4だ。2.0ℓ自然給気エンジン搭載モデルの平均は4.0で平均燃費も12.0km/ℓなのに対して、2.0ℓターボエンジン車は、燃費性能への評価は低い。ボクサーターボのパワー感と引き換えに悪燃費を甘受しているのだろう。

2.0ℓ自然給気エンジンの4代目モデルが12.0km/ℓ、現行5代目の2.5ℓ自然給気エンジンモデルが11.74km/ℓと燃費に大きな差はない。こう比較すると、現行5代目モデルは、燃費の悪化は最小限に抑えて余裕の走りを手に入れた、と言えるかもしれない。

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MotorFan編集部 近影

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