35年前のスズキ・ジムニー(JA71C)でアウトドアへ。カーサイドタープを「熱収縮チューブ」を使って、ちょいとカラフルに

今回導入したカーサイドタープ
シルバー色のカーサイドタープを導入。黒いFPR製ポールを「熱収縮チューブ」を使って補強&カラーコーディネイト。忘れ物防止、いや、人とかぶらないキャンプグッズ、僕だけのオリジナル、なんて遊びも良いではないか。
TEXT & PHOTO◎伊倉道男(IKURA Michio)

熱収縮テープでポールを補強

カーサイドタープはクルマの屋根に吸盤で固定する。反対側はペグダウン、もしくはポールを立てる。ジムニー(JA71C)はソフトトップなので屋根に吸盤は使えない。そこでポールを立てる。利点はクルマが単独で動けること。「あ、醤油がない!」そんな時でもすぐに出動できる。また、暑い時にはクルマをずらせば風通しが良くなる。

アウトドア用品の多くは派手な色の物が多かった。それにはこんな理由がある。まず、遭難等をした時に発見されやすいこと。次にハンターの誤射を防ぐために自然界にないカラーを身に着けた。

また、色に関してはこんなこともある。今でも男性用のカバンはダークな色が好まれる。カバンも黒、財布も黒だ。ところがカバンの内張りも同じダークな生地を使うと、カバンの中から財布を探し難い。特に光のないところでは、内張の生地と同一化してしまう。そこで、外は黒でも中は黄色と、最近では派手な色が使われることが多くなった。黒い革のシートに黒い革の財布、「ここに置いたのにない!」なんて経験はあると思う。

地味なFRP製、黒のポールをグリーン、イエローの熱収縮チューブでドレスアップ。もちろん強度も上がると思う。また、ポールが折れた時の怪我防止にもなる。

最近は迷彩色やアースカラーが流行で、チェア等もアースカラーが好まれている。自然とのマッチングが好まれるのだ。そうなると探し物が増えてしまうのはいたしかたない。ペグ類は数回キャンプに行くと数が少なくなる。しかし、テントのポールとか、代用品を購入しにくい付属パーツは注意が必要だ。使った本数をあらかじめ覚えておく、まぁ、それでもどこかに紛れ込んでしまって、見つからないこともよくあるのだけれど。

そこで以前紹介した「熱収縮チューブ」を使い、ちょいと忘れ物防止、いや、人とかぶらないキャンプグッズ、僕だけのオリジナル、なんて遊びも良いではないか。実は僕は「黒」を好まない。カメラ以外で「黒」は身の回りに置きたくはないのである。

超地味シルバーの「カーサイドタープ」はグリーンとイエローのポールで縁取り。ポイントができてかなり満足。直立しているポールに巻いてあるピンクは「OUTDOOR TAPE(アウトドアテープ)」ヤマト株式会社製。見づらい黒、危険防止とガムテープがすぐに使えるように巻いてある。

さて、カーサイドタープをもうひとつ手に入れた。今までの物が気に入らない訳ではない。では「なぜ?」になるのだが、カラフルなタープの下で撮影すると色が被ってしまうのである。例えば雨の日のテレビのレポーター、傘の色にご注目。透明の傘を使っているはずだ。有名な女優さんなのに、なんでこの安物の傘?と思った人も多いに違いない。

今回導入のカーサイドタープに付属するポールの直径は約1cm。接続金具は約1.1cm。1.1×3.14÷2=1.727。収縮率も考えて、熱収縮チューブは収縮前2.5cm幅の物を選んだ。
熱収縮チューブを収縮させるにはヒートガンがいるのだが、持ち合わせがないのでシングルガスバーナーで炙る。多少焦げても僕は気にしない。
熱収縮チューブは最も太いポールの接続金具も通過。熱収縮チューブを接続金具に少し被らせて収縮させる。

まず、ダークな光を通しにくい傘だとどうなるか。露出不足で顔が暗くなって、奇麗に映らなくなってしまう。次に色の付いた傘を使うとどうなるか。赤い傘をさすと、素敵な女性の顔が赤く染まって映ってしまう。これを防止する為に透明の傘を使う。別に予算が少ないので、300円の傘を使っているのではない。スタッフが傘を忘れて、その辺のコンビニで買って来ている訳でもない。

色と言うのは、その色以外を吸収してしまう物質のことだ。例えば赤。赤を反射、または通過させる物質。では、他の色、青色や緑色はどうなってしまうのか。熱エネルギーに換えて放出される。黒はすべての色を熱エネルギーに換える。暑いということになる。

先端までは熱収縮チューブを被せない。接続部分が太くなり入らなくなるので注意。

話をカーサイドタープに戻そう。今までのカーサイドタープは、見た目を奇麗に見せるためにコンビのカラーを選んでいた。ところが、このカラフルなカーサイドタープは下にある物を前記の理由で、通過光、赤や黄色に染めてしまう。料理の色が違って映ってしまうのである。

そこで、見た目は地味だが、シルバーのカーサイドタープを導入することにした。当然、タープを張ったクルマとの絡みは地味な写真となる。そこは佇まいが大切なのか、それともタープの下の撮影が大切なのかで使い分けていきたいと思う。

炎の真上で熱を加えると焦げやすい。サイドでゆっくりと熱しながら慎重に。ヒートガンが欲しい。
ポールの先端に目印を付けておく。設営時、ポールを展開する際にわかりやすい。
さあ出来上がり。超地味な「シルバーのタープと黒いポール」からの脱出完了。

しかし、なんと言っても地味である。そこで熱収縮チューブを使い、せめてポールだけでも好きなカラーでコーディネイトしていく。

もちろん、今度のカーサイドタープも高級品ではない。ポールは悩み多きFRP製。割れることもあるので、この作業で強度を増すことも出来るだろう。備えあれば憂いなしだ。

熱収縮チューブにも色々な色がある。今回はグリーンとイエローを選ぶ。普通は同じ色で揃えるところだが、それでは製品ではじめからその色と思われてしまう。それも何とも悔しいではないか。手を加えたオリジナルを主張する以外にも複数の収縮チューブを使うメリットもある。接続式のポールを組む時には、ポールの先端が何処がを探す。そこでポールの先端に違う色の熱収縮チューブを少し使う。これで設営時に一瞬で先端がどこかがわかる。もちろん、ガムテープを巻く方法もあるが、ご存知のように夏には「べとべと」になる。

海老チリと海老マヨを作ってみる

同じ海老を使い「海老チリソース」と「海老マヨ」の食べ比べ。海老の処理は同じ。「チリソース」には長ねぎ、「海老マヨ」には乾燥パセリ。ともに約10分でできる。

今回の料理の主役は海老。海老と言えば「チリソース」。ところが最近は「海老マヨ」が大人気。王者「海老のチリソース」を上回るのだそうだ。「海老マヨ」?実は食べたことがない。そこで同じメーカーで「海老のチリソース」「海老マヨ」のソースを出している商品を探し、どちらが美味しいのか「味比べ」をしてみる。

僕はやはり「チリソース」の方がベストと思う。だが、辛さが苦手な子供、「ネギがぁ…」と言う人も多い。調理の工程はほぼ同じ、絡めるだけの違いなら、両方とも一緒に作ってみる価値はあるのではないかと思うのだ。

海老はスーパーで背わたが取ってある物を購入。水分をキッチンペーパーで拭き取り、保冷袋へ入れ、胡椒を挽く。
片栗粉を入れ、下から突き上げるようにして良くまぶす。
良い感じです。黒い点はゴミではなく、黒胡椒。
ついにチタン製のフライパンは諦め、角形の卵焼き器を使う。油は多めに揚げ焼きのつもりで。
海老に火が通るまで揚げ焼きにする。ここまでの工程は、「海老のチリソース」、「海老マヨ」ともに同じ。「海老マヨ」はソースを絡めれば出来上がり。
長ねぎをみじん切り。これは「海老チリソース」用。
火を止めてみじん切りにした長ねぎを入れ、ソースを絡ませ軽く火を通す。
「海老のチリソース」も出来上がり。この後に「追い長ねぎのみじん切り」。
ソースを絡める海老料理2種類の完成。ファミリーキャンプなら大人は「海老のチリソース」、子供は「海老マヨ」と分けて作ると良さそうだ。
スーパーのパン売り場でキューピーの「パン工房」シリーズが目に留まる。ラインアップは5種類。「ツナ&マヨ」、「コーン&マヨ」、「ピザソース」、「照り焼きソース&マヨ」、「カレー」。今回は「コーン&マヨ」を試す。このシリーズは小ぶりで簡単。アウトドアには最適だ。
「ツナ&マヨ」にソーセージをトッピング。
スキレットでソーセージに焦げ目を付ける。
パンを卵焼き器で焼く。「コーン&マヨ」を多めに塗り、ソーセージを載せてバーナーで炙る。もちろん炙らなくても良い。ベストはオーブンで焼くかな。
乾燥パセリをかけて出来上がり。午前中だが「午後の紅茶」。すっきりとさわやかな味が「朝の紅茶」。甘みが強いのが「午後の紅茶」。これがコンセプトのようだ。

著者プロフィール

伊倉 道男 近影

伊倉 道男

フォトグラファー。国学院大学法学部法律学科卒。アパレル会社にて総務人事、営業を経験。その後、但馬 治…