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熱収縮テープでポールを補強
アウトドア用品の多くは派手な色の物が多かった。それにはこんな理由がある。まず、遭難等をした時に発見されやすいこと。次にハンターの誤射を防ぐために自然界にないカラーを身に着けた。
また、色に関してはこんなこともある。今でも男性用のカバンはダークな色が好まれる。カバンも黒、財布も黒だ。ところがカバンの内張りも同じダークな生地を使うと、カバンの中から財布を探し難い。特に光のないところでは、内張の生地と同一化してしまう。そこで、外は黒でも中は黄色と、最近では派手な色が使われることが多くなった。黒い革のシートに黒い革の財布、「ここに置いたのにない!」なんて経験はあると思う。
最近は迷彩色やアースカラーが流行で、チェア等もアースカラーが好まれている。自然とのマッチングが好まれるのだ。そうなると探し物が増えてしまうのはいたしかたない。ペグ類は数回キャンプに行くと数が少なくなる。しかし、テントのポールとか、代用品を購入しにくい付属パーツは注意が必要だ。使った本数をあらかじめ覚えておく、まぁ、それでもどこかに紛れ込んでしまって、見つからないこともよくあるのだけれど。
そこで以前紹介した「熱収縮チューブ」を使い、ちょいと忘れ物防止、いや、人とかぶらないキャンプグッズ、僕だけのオリジナル、なんて遊びも良いではないか。実は僕は「黒」を好まない。カメラ以外で「黒」は身の回りに置きたくはないのである。
さて、カーサイドタープをもうひとつ手に入れた。今までの物が気に入らない訳ではない。では「なぜ?」になるのだが、カラフルなタープの下で撮影すると色が被ってしまうのである。例えば雨の日のテレビのレポーター、傘の色にご注目。透明の傘を使っているはずだ。有名な女優さんなのに、なんでこの安物の傘?と思った人も多いに違いない。
まず、ダークな光を通しにくい傘だとどうなるか。露出不足で顔が暗くなって、奇麗に映らなくなってしまう。次に色の付いた傘を使うとどうなるか。赤い傘をさすと、素敵な女性の顔が赤く染まって映ってしまう。これを防止する為に透明の傘を使う。別に予算が少ないので、300円の傘を使っているのではない。スタッフが傘を忘れて、その辺のコンビニで買って来ている訳でもない。
色と言うのは、その色以外を吸収してしまう物質のことだ。例えば赤。赤を反射、または通過させる物質。では、他の色、青色や緑色はどうなってしまうのか。熱エネルギーに換えて放出される。黒はすべての色を熱エネルギーに換える。暑いということになる。
話をカーサイドタープに戻そう。今までのカーサイドタープは、見た目を奇麗に見せるためにコンビのカラーを選んでいた。ところが、このカラフルなカーサイドタープは下にある物を前記の理由で、通過光、赤や黄色に染めてしまう。料理の色が違って映ってしまうのである。
そこで、見た目は地味だが、シルバーのカーサイドタープを導入することにした。当然、タープを張ったクルマとの絡みは地味な写真となる。そこは佇まいが大切なのか、それともタープの下の撮影が大切なのかで使い分けていきたいと思う。
しかし、なんと言っても地味である。そこで熱収縮チューブを使い、せめてポールだけでも好きなカラーでコーディネイトしていく。
もちろん、今度のカーサイドタープも高級品ではない。ポールは悩み多きFRP製。割れることもあるので、この作業で強度を増すことも出来るだろう。備えあれば憂いなしだ。
熱収縮チューブにも色々な色がある。今回はグリーンとイエローを選ぶ。普通は同じ色で揃えるところだが、それでは製品ではじめからその色と思われてしまう。それも何とも悔しいではないか。手を加えたオリジナルを主張する以外にも複数の収縮チューブを使うメリットもある。接続式のポールを組む時には、ポールの先端が何処がを探す。そこでポールの先端に違う色の熱収縮チューブを少し使う。これで設営時に一瞬で先端がどこかがわかる。もちろん、ガムテープを巻く方法もあるが、ご存知のように夏には「べとべと」になる。
海老チリと海老マヨを作ってみる
今回の料理の主役は海老。海老と言えば「チリソース」。ところが最近は「海老マヨ」が大人気。王者「海老のチリソース」を上回るのだそうだ。「海老マヨ」?実は食べたことがない。そこで同じメーカーで「海老のチリソース」「海老マヨ」のソースを出している商品を探し、どちらが美味しいのか「味比べ」をしてみる。
僕はやはり「チリソース」の方がベストと思う。だが、辛さが苦手な子供、「ネギがぁ…」と言う人も多い。調理の工程はほぼ同じ、絡めるだけの違いなら、両方とも一緒に作ってみる価値はあるのではないかと思うのだ。