大人気のダイソーメスティンでアウトドア天ぷらに挑戦!

ラージメスティンは天ぷらにベストな大きさ。かき揚げにはシェラカップ型のザル。ラージメスティン1100円(税込み)、シェラカップ型ザル110円(税込み)。
今回の食事は天ぷら。これはダイソー製のラージメスティンの試運転。これで天ぷらを揚げてみたい。油の処理が大変なので、天ぷらはアウトドアには向かない。でも、お助け商品を使うと、ちょっと便利な物に油を生まれ変わらせることができる。その他のダイソー製品は所有しているガスバーナー、焚き火台等とのマッチングを実際に検証していく。
TEXT & PHOTO◎伊倉道男(IKURA Michio)
かき揚げは形をキープするためにシェラカップ型のザルを使う。

大人気で入手が困難だったダイソーのメスティン。他社からも廉価なメスティンが販売され、ライバルも増えてきた。このダイソーのメスティン、小さくて男の手だと米が研ぎにくい。ほとんどのキャンパーは、アウトドアでは無洗米を使うのであろうが、アウトドア用に無洗米を買うのも悔しいので、僕は普通の米を使っている。

最近、入手したダイソーのアウトドア製品とハロウィングッズ(ミニメスティンは以前に購入したもの)。トータル2090円(税込)。

さて、このダイソーメスティン、どうやら3種類の展開になったようで、「大」、「中」、「小」とラインアップが揃ったようだ。最初に発売されたメスティンは1合炊き、世間でミニと呼ばれることになる。中間の大きさのミディアム。これは在庫がなく、入手できず。3合炊きのラージサイズはあったので、これを入手。ただ3合お米を炊くことは今のところなさそうである。

ダイソーへ行くと他のキャンプグッズに目がいく。ガイロープ、焼き網、面白そうなハロウィングッズ等もポイポイと買い物かごに入れてしまう。え!このランタンも100円なんだね。

ダイソー製ラージメスティンにミニメスティン、OD缶仕様のシングルバーナーをスタッキング。

入手商品を少し整理。まずはラージメスティンから。これは3合炊き。3~4人分の炊飯ができる計算になるが、どちらかというと唐揚げを揚げたり、調理に使った方が良い大きさだ。サイズはハンドル部分を折り畳んで、横約20.5cm、縦約13.2cm、高さ約8.5cm(本体は約7.2cm)。ちょうど昔のアルミ製の弁当箱を深くした感じ。ラージメスティンの中にミディアムのメスティンを入れて、その中にミニメスティンをスタッキングできるように設計されているようだ。だがミディアムは入手できていないので、確かめられない。ラージメスティンにミニメスティンをふたつ入れられるが、蓋はきちっとは閉まらない。

ミニメスティン専用の中敷き網。脚があるので蒸物が可。
円形、正方形の焼き網2枚セット。円形の直径は約11.8mm、正方形の1辺は約11cm。
OD缶仕様のガスバーナーはゴトクが小さく、コッヘル等を載せ難い。安定感を増すために焼き網をセットしてみる。

2個ほど入手してあるミニメスティン。その中敷きの網も入手。これは110円(税込み)。これでミニメスティンをふたつ使い、炊飯と蒸し物が一度に作れることになる。

そして小さな網のセット。最初に目に留まったのは丸形とスクエアの2枚セット。この用途は二通り考えられる。ひとつは名前の通り、網焼きの網。ちょっと小さいとは思うのだが、円形の「ウッドバーニングストーブ」用に使えるか?また、小さめの焚き火台に使えるか?だ。高価な物なら自分のグッズの寸法を測ってからの購入なのだが、そこは100均。ホイホイと購入。その他に火吹き棒、着火剤、ガイロープ。あれよあれよだ。これが100均の恐ろしさだね。

OD缶仕様のガスバーナーにミニメスティンを載せた状態。置く向きが限定されず、使い勝手は増す。
CB缶仕様のシングルバーナー、正方形の焼き網とミニメスティン。

でも、たとえお安くても、ダイソーは信頼できる物を作ってくれている。多くの人に支持されるわけである。

ふたつの網のセットは使う熱源により、役に立つ、役に立たないが分かれる。すべての熱源が手元にある訳ではないけれど、ソロで使うことが多そうなガスバーナー、焚き火台との相性を現物合わせしてみる。

まずは最も軽くコンパクトになるOD缶を使うシングルガスバーナー。登山に使われることが多いバーナーだ。バーナー自体のゴトクは小さくて不安定。なるべく軽量にまた小さくがコンセプト。その不安定さを解決するために、ゴトクの補助として使う。この網はOD缶の直径よりも少し大きいが、携帯に邪魔になるほどの大きさではない。メスティン、コッヘル等の調理器具を直にバーナーのゴトクに載せるよりも、かなり使い勝手は良くなるだろう。

次にCB缶を使うガスシングルバーナー。OD缶のシングルバーナーよりもゴトクはしっかりと作られている。こちらはスクエアな網を載せてみる。利点としてはバーナーのゴトクの脚に合わせてコッヘル等を置くことがなくなり、自由な向きでメスティン等を置くことができる。扱いがラフで良くなり、「よいしょっと!」と置けば良い。

「ウッド・バーニング・ストーブ」に丸形の焼き網はぴったり。ただし、燃料を入れられなくなるので、炭を使うか燠火(おきび)になるのを待つか。
「ウッド・バーニング・ストーブ」に円形の焼き網とミニメスティン。

丸形のウッドバーニングストーブではどうだろう。このタイプは調理器具を置くと燃料が入れづらく、メスティンとの相性もあまり良くないと思っている。網を使うと薪を入れる際に手間がさらに増えるが、安定性は増す。付属のゴトクを使わず、焼き網だけだとサイズはぴったりとなる。ただし燃料を入れられないので、薪が燠火(おきび)になってから調理するか、炭を使うとよいと思う。収納に関しては網の重さが増えるだけでスペースはほぼ変らない。

さて、薪や炭を使うB6サイズの焚き火台。こちらには15cmスクエアの焼き網がちょうど良い。しかも2枚入りだ。焚き火台のケースに入れておけば良いだけだ。

丸形の網は所有する「ウッド・バーニング・ストーブ」にベストヒットで収納可。
B6サイズの焚き火台にスクエア、15cm角の焼き網をセット。
B6サイズの焚き火台と約11cmの角形網、ミニメスティンとのマッチング。炭火、燠火(おきび)を使い蒸し物と焼き物が同時進行でできそうだ。
小さく、丈夫なシェラカップだけで調理する人も増えてきた。シェラカップ型のざるも今後利用範囲が増えていくと思う。

最後はシェラカップ型のざる。取手が折り畳めないシェラカップなら、重ねておくと場所も取らず、何かの時に便利に違いない。実は入手してみたが使い方が決まらない。僕のシェラカップは取手が折り畳めるタイプなので、取手をカットしてしまおうかと悩んではいる。

その他にもお安く気兼ねなくカットして使えるガイロープ。それと昔のクルマに付いていたアンテナにそっくりな火吹き棒も手に入れたんだった。ともに110円(税込み)。

スズキ・ジムニーに載せた木製カヌー。このスタイルは人目を引き、小学生には大人気。ちょいと気持ちがよい。

用意した食材。豚肉、ナス、サツマイモ、舞茸、ブラックタイガー。
かき揚げには紅生姜を入れる。
チタン製の飯ごうで混ぜる。かき揚げを揚げるのは一番最後。余った衣を絡ませる。
小麦粉200g、水300ml、マヨネーズ大さじ4。
準備完了。ここまで来れば後は「揚げる」を楽しむだけだ。
天つゆは既製品で。チタン製の食器類は少し数が足らない。軽く持ち運びが楽なので、もう少し大小と数があっても良いかな。

水上を少し楽しんだら、今日は天ぷら。特にこの季節、舞茸の天ぷらはたまらない。かき揚げは紅生姜を入れる。これもお勧め。天ぷら鍋にはダイソー製ラージメスティン。これもちょうど良い。かき揚げの形保持にはシェラカップ型のざるを使う。

ブームにともない、キャンプグッズは廉価な物から高価な物まで販売されるようになってきた。また新しいアイデアによる商品も数多く販売されてきている。忘れ物をしたらまずは100均ショップがあるなら覗いてみよう。もちろんホームセンターも力強い。色々な販売店、売り場で自分のスタイルに合った商品がある。アウトドア派には何とも良い時代となってきた。

天ぷらに使った油の処理は「固めるテンプル」を使う。固まった後、ある程度の大きさに切り、着火剤として使えるか?自宅にてテストしてみたい。
化粧直しが終わった木製カヌー。それを浮かべにいく。季節に関係なく一年中、ファルトボート、カナディアン、エンジン付きのアタック型ゴムボート、パックラフトには乗っているのだけれど。
最後までお読み頂きありがとうございます。 Photographer Michio Ikura

著者プロフィール

伊倉 道男 近影

伊倉 道男

フォトグラファー。国学院大学法学部法律学科卒。アパレル会社にて総務人事、営業を経験。その後、但馬 治…