DHLアンバサダーに女性ドライバーJujuが就任! レース毎に380t超の機材を運ぶDHLは“縁の下の力持ち”

いよいよ今週末に開催されるFIAフォーミュラE世界選手権 第5戦 東京E-Prix。11チーム合計22台のBEVによるレースは、マシンはもちろん、その他の充電機器などがなければできないが、その機材の総重量は380トンを超える。その輸送を担い、シリーズを支えるのがDHLだ。

DHLグループは3月27日、東京都内で「フォーミュラE世界選手権 東京大会 DHLグループ記者発表会」を実施。DHLジャパン株式会社の代表取締役社長を務めるトニー・カーン氏のほか、このたびDHLの“フォーミュラEアンバサダー”に就任したJujuこと野田樹潤らが参加した。

世界最大規模の総合ロジスティクスグループであるDHLは、FIAフォーミュラE世界選手権のオフィシャルロジスティクスパートナーとして、シリーズの創設以来ロジスティクス面でサポートしてきた。

DHLは独自にモータースポーツ部門を設けており、イギリスやイタリア、ドイツを拠点とし、約40年にわたり国際的な物流によってモータースポーツ界を支えてきた実績を持つ。
フォーミュラEは世界初のネット・ゼロ・カーボンスポーツだが、その裏には環境に配慮したマルチモーダル輸送によるDHLの貢献がある。

東京E-Prixにおける機材搬入の様子

現在進行中であるフォーミュラEのシーズン10では全16戦が予定され、東京を含む10の都市でレースが開催される。27台のマシン、7~10機のバッテリー機器、14台の充電ユニット5不ニットの発電装置などなど、1レースあたり総重量380トンを超える貨物を9万8600km以上にわたり輸送する。

輸送にあたっては、陸上および海上輸送においてバイオ燃料を使用するほか、コンテナ内のレイアウトを工夫して限られたスペースを最大限に活用するなど、貨物輸送の最適化を行っている。それと同時に、各会場における現地DHLチームとの連携強化も図り、効率的な輸送を実現している。

マシンを収めるコンテナには、車体以外にもパーテーションなども収納。限られたスペースを有効活用し、輸送する物資の体積を減らす努力が見られる。

そして、今年初開催となる東京E-Prixに際して、DHLはJujuとブランドアンバサダー契約を締結。このパートナーシップは、DHLグループが推進するダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング(DEIB)へのコミットメントと志を同じくするものだ。

Jujuは元F1ドライバーの野田英樹の娘で、3歳からカートをドライブ。これまでデンマークF4や女性ドライバーによるレースシリーズであるWシリーズ、ユーロフォーミュラ・オープンなど、欧州でのシングルシーターレースでも経験を積んできた。今シーズンは史上最年少、初の日本人女性ドライバーとして、国内トップカテゴリーの全日本スーパーフォーミュラ選手権を戦っている。

Jujuと父で元F1ドライバーの野田英樹氏

競技人口の大半が男性というモータースポーツ界で存在感を示すJujuと価値観を共有しながら、東京E-Prixの盛り上げに尽力する。

アンバサダー就任に際してJujuは「F1、フォーミュラE、インディカーなどのトップカテゴリーを支えるDHLのアンバサダーとして、東京E-Prixのイベントに参加する運びとなりました」とコメント。

「大変光栄に思っていますし、DHLのアンバサダーとしてこのイベントに携わり、ひとりでも多くの人たちに喜んでいただけるような活動に取り組んでまいりたいと想います。そしていつか、DHLのカラーリングをまとったレーシングカーを駆って、レースに参戦できたら夢のようだと思っています」

また、DHLジャパン株式会社のカーン氏は次のように述べた。

「最高のパフォーマンスを追求し、世界への挑戦を続ける野田選手とともに、日本のファンの皆さんへ、フォーミュラEの感動と興奮をお届けできるのはこのうえない喜びです。DHLは、フォーミュラEのレース運営の根幹に関わるロジスティクスを支援するとともに、日本初開催となる大会の盛り上げを協力にバックアップしていきます」

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