ミニバン編|現行型を100万円安くゲットする中古車探し【モーターファンおすすめ中古車】

現行・日産エルグランド(中期型)
最近のミニバンは車両価格が高い。同じモデルでもここ10年で数十万円価格がアップしてしまった例も少なくない。そこで価格を抑えつつ、現行モデルを入手するには、中古車を選択することになる。今回の【モーターファンおすすめ中古車】では、現行型が100万円安くゲットできる中古車を紹介する

中古で現行型のミニバンを選ぶ際の注意点

ミニバンには、多人数乗車ができる、キャンプやアウトドアレジャーにも気軽に出かけることができるなど多くのメリットがある。ただし、現行型の中古車を選ぶ際に気をつけたいポイントがある。それは次の3つだ。

初期型と最新型では装備に差がある

現行型でもモデルサイクルが長く、デビューから5年以上が経っているものも少なくない。先進装備の進化は日進月歩。どのモデルもマイナーチェンジや一部改良などで新しい装備を採用することで、商品力をアップしている。そのため中古では同じ現行モデルといっても、初期型と最新型では装備に差がある。自分の欲しい装備が何年のモデルについているかチェックすることをおすすめする。わからない場合は中古車販売店のスタッフに尋ねてみるのも良いだろう。例えば日産エルグランドは、2010年の発売当初は自動ブレーキなどの先進安全装備は付いていなかったが、後期型には全方向から運転をサポートする360° セーフティアシスト全車標準装備されているなど装備の違いは大きい。

コロナ禍の商談は、オンラインが中心!ただし、一度は来店チェックしたい。

現在コロナ禍ということもあり、オンラインで商談ができる販売店も少なくない。車両の状態もメールやSNSなどで確認できるため、遠方からでも問い合わせや手続きができて非常に便利だ。しかし、車両の状態は写真や動画ではわからない部分も少なくない。細かい傷や汚れ、エンジンの状態など、できる限り自分の目で確かめることをおすすめする。また、特に3列シートSUVになると、前のオーナーが子どもを乗せていた可能性もあり、シートの状態には注意が必要だ。

・ボディの状態(写真には写らない細かい傷がないかチェックしよう)
・シートの状態
・エンジンの状態(スタッフの方にその車の性質や状態を聞こう)
・タイヤの減り具合
・3列目の広さ、乗り心地

3列シートは一度乗り込んで確かめよう

ミニバンの現車チェックで特に大事なのは、3列目の快適性。実際に座ってみると写真ではわからない広さや座り心地がわかる。またできれば、試乗してその際に3列シートの乗り心地をチェックしよう。購入してから、3列目に座ると酔うから失敗したという声も少なくない。

日産エルグランド 前期型なら100万円代前半で狙える!

写真は前期型

エルグランドは、日産のフラッグシップミニバンだ。現行モデル(3代目)は2010年に発売され、デビューから11年経つロングセラーモデルとなっている。圧倒的な存在感でエルグランドらしい風格を感じさせるエクステリアとドライバーを高揚させ、同乗者へのもてなし感にあふれたインテリアを実現し、ダイナミックでラグジュアリーな真の高級車として開発された。2014年と2020年にビックマイナーチェンジが実施され、デザインや装備が一新されている。エクステリアデザインは、どの世代も”ダイナミック&ラグジュアリー” 存在感あふれるもので、ロー&ワイドなプロポーションで安定感を感じさせるショルダーの張ったボディが特徴だ。2代目から、全高を一気に95mm下げたことでよりスポーティなルックスとなった。

シートは7人仕様と8人仕様が選べる。7人仕様の2列目はキャプテンシートとなっており、オットマンが付くなど豪華な造りとなっている。3列目はライバル、トヨタ・アルファードと比べると少々窮屈だが、それでも大人がゆったりくつろげるサイズは確保されている。

パワートレーンは、2.5ℓ直列4気筒エンジンと3.5ℓV型6気筒エンジンの2種類が選べる。中古市場では2.5ℓモデルのタマ数が多い。2.5ℓでも低速から発生する高トルクにより素早いレスポンスと力強い加速が得られ、力不足を感じることはない。基本的には2.5ℓで充分だろう。ただ余裕があるのは3.5ℓ。最高出力280ps、最大トルク344Nmを発生し、どのシーンでもゆとりのある上質な走りを楽しめる。大人7人がフル乗車する機会が多い方には3.5ℓモデルがおすすめだ。また3代目になり全高を落としたことで重心が低くなり、走りもトヨタ・アルファードと比べ安定している。

現行モデルの平均中古価格は約186万円。基本的に新車価格より100万円以上安く狙えるのは2010年に発売された前期型と2014年に登場した中期型となる。
たとえば前期型の3.5ℓモデルでも「エルグランド 350ハイウェイスターナビ 後席モニター 2010年式、走行1万7000kmで車両本体価格137万円」
中期型の2.5ℓモデルだと「エルグランド 250ハイウェイスターナビ クルコン 2016年式、走行3万1000kmで車両本体価格188万円」というような中古車がある。

7人乗り仕様

詳細スペック:350 ハイウェイスター

全長×全幅×全高(㎜)=4915×1850×1815
ホイールベース(㎜)=3000
エンジン:3.5ℓ V型6気筒DOHC(VQ35DE)
駆動:FF
最高出力:280ps(206kW)/6400rpm
最大トルク:35.1kgm(344Nm)/4400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:CVT
車重(kg):2000
新車価格:385万3500円
※2010年発売当時のスペック

ホンダ・ステップワゴン 前期型なら100万円代で見つかる!次期型登場もまもなく!

写真は前期モデル

ステップワゴンは、ホンダを代表するミドルクラスのミニバンだ。2015年に発売された現行モデルは5代目となる。5代目最大のトピックは、大開口のテールゲートに横開き式のサブドアを備えた独自機構の「わくわくゲート」だ。3列目のシートを左右に分割して床下格納できる「マジックシート」との組み合わせで、テールゲートを開けることなく横開き式のサブドアから3列目シートへの乗り降りを可能とするほか、荷物の出し入れなども容易にしている。非対称のリヤデザインになるので好き嫌いが分かれるが、わくわくゲートは使い勝手がよく重宝しているというユーザー声をよく聞く。使ってみると非常に便利な機能だ。

シートは7人仕様と8人仕様が選べる。室内は非常に開放的で、充分広い。ただし3列目は床下格納できる「マジックシート」を採用している関係で、ライバルと比べ背もたれと座面が少々短いので、試乗時にチェックすることをおすすめする。

パワートレーンは、1.5ℓVTEC ターボエンジンと、2.0ℓエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」(後期型から採用)の2種類が選択できる。新車価格と比べ100万円安く手に入るのは基本的には前期モデルとなる。1.5ℓターボエンジンは、直噴システムや小径タービン、デュアルVTCなどによる低回転域でのターボ効果の向上などにより、常用域で2.4ℓエンジン並みのトルクを発生し、多人数乗車時や坂道でも、スムーズな力強さを発揮する。加速もターボ感がなく、非常に自然な走りなので乗り心地も良い。ライバルは2.0NAエンジンを採用しているが、走りの力強さ、スポーティさではステップワゴンに軍杯が上がる。

ただ、前期型は安全運転支援システム「Honda SENSING」がオプションで設定となっているので、中古で選ぶ際は確認しよう。(後期型から標準装備)

現行モデルの平均中古価格は約211万円。
たとえば「ステップワゴン 1.5 スパーダ ナビ リヤモニター 2015年式、走行2万7000kmで車両本体価格177万円」というような中古車がある。

7人乗り仕様

詳細スペック:スパーダ

全長×全幅×全高(㎜)=4735×1695×1840
ホイールベース(㎜)=2890
エンジン:1.5ℓ 水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ
駆動:FF
最高出力:150ps(110kW)/5500rpm
最大トルク:20.7kgm(203Nm)/1600~5000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
トランスミッション:CVT
車重(kg):1690
新車価格:272万5000円
※2015年発売当時のスペック

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