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ネット動画の門戸を車内に拡大
ストラーダF1Xプレミアムの代名詞でもある、有機EL画面を採用したフローティング画面を継承。有機ELの特徴である厚みの極めて薄いモニターが、フローティング感をさらに印象付ける。また機能的には、超小さなLEDを配列して自ら発光させることで、さまざまな色の鮮やかさとともに、深い漆黒の表現も絞まって見える。

追加のシステムアップがなくても、これひとつで車内のエンタメ能力を一気に高める逸品。その点では手軽なファミリータイプのモデルともいえる。
そんな画面の良さを存分に味わえるのが、新搭載の動画配信サービス。現在、対応配信サービスは、YouTube、U-NEXT、Prime Video、SPOOX、TVer、TELASA、NBA-Rakutenの7チャンネル。自宅やスマホで楽しんでいた動画が、家に帰らなくても車内でも楽しめる。加えて、Apple CarPlay、Android Autoとの接続も可能だ。
車内をリスニングルームに
さらにストラーダの特徴は、サウンドチューニング『音の匠』を採用する点だ。
『極 サラウンド』、『匠 マスターサウンド』、『和 会話重視』という3つのモードを持ち、好みの音響空間を実現。コンサートホールにいるかのような音場や、スタジオマスターサウンドに近い音を提供してくれる。
また、『和 会話重視』では、サウンド上での音声の周波数帯を抑えることでスムーズに会話ができる設定となる。これらサウンドの演出を用いればノーマルのスピーカーとは思えない臨場感を醸し出すものとなり、スピーカーを変えなくても高い実力を発揮できるコスパの良さも魅力だ。

モニターは10インチの大画面もさることながら、その精細ぶりもさすが。家庭でこのサウンドを実現しようと思えば、ハイコストなサウンドシステムを構築しなければなし得ないほどのもの。それがストラーダで手軽に構築できてしまうことは、極めて魅力的だと言えるだろう。