ボディカラーはWRブルー・パールなど5色をラインナップ

公開されたウェブサイトでは、S210の車両概要のほか、抽選エントリーが今年の5月下旬に開始されること、そしてボディカラーは下記5色を設定していることが公表されている。

「S210」は、STIが参戦するニュルブルクリンク24時間レースで培った技術や知見を投入し、「SUBARU WRX NBR CHALLENGE」直系モデルとして、ドライバーの意のままに操ることができる操縦性を実現している。

エンジンは「WRX S4」 のFA24直噴ターボエンジンをベースに、吸気系統ではエアクリーナー、吸気ダクト、ターボ前ダクトを新開発。また、排気系統には、新開発の大口径テールパイプを備えた低背圧パフォーマンスマフラーと、砲弾型チャンバーを備えたエキゾーストパイプリヤを採用することで、吸排気抵抗を低減した。さらに、ECUを専用チューニングすることで、最高出力300ps(開発目標値)を発揮する。
トランスミッションには、「Sシリーズ」としては初となるスバルパフォーマンストランスミッションを採用。変速特性をエンジン出力特性に合わせてチューニングすることで、素早い変速レスポンスと高い操縦性をもった駆動力特性を実現し、ドライバーの意思が的確に伝わる走りの愉しさを提供する。
足まわりには、ミシュラン製255/35R19ハイパフォーマンスタイヤや、前後で異なる形状としたSTI製フレキシブルパフォーマンスホイール、専用チューニングの電子制御ダンパーとコイルスプリング、新開発のリヤスタビライザーブッシュを採用。また、ブレーキには、ブレンボ製フロント18インチベンチレーテッドディスクブレーキと、専用チューニングの電動ブースターを採用することで、コントロール性に優れたブレーキシステムとなっている。

エクステリアは、空気の流れを整える新開発のスポーツサイドガーニッシュや、STIドライカーボンリヤスポイラーをはじめとするエアロパーツを装着し、高い高速安定性とハンドリング性能を発揮する。
インテリアには、新開発のレカロ製カーボンバックレストフロントシートを採用し、高いホールド性と快適な座り心地を提供。また、インテリアをブラック基調で運転に集中できる空間とするとともに、レッドカラーのプリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルトや各所インテリアパーツのステッチを加えることで、走りへの期待感と所有する喜びをもたらす。