車中泊!自転車!釣り!キャンプ!自分だけの新型フォレスターを作る!アクティビティやライフスタイルに合わせてカスタムできるアクセサリー

日本仕様が発表された新型フォレスター。クルマはもちろんだが、各種アクセサリーも同時に展開される。どのようなアクセサリーがラインナップされ、どのように装着されるのかチェックしてみよう。
PHOTO:中野幸次(NAKANO Kouji)/神村 聖(KAMIMURA Satoshi)/SUBARU

「X-BREAK」を深化させる「ADVENTURE Style 」

新型フォレスターは『”FUN”ction』と銘打ったオーナーがワクワクする、実際に使ってみたくなる機能性を備えた各種アクセサリーをラインナップ。「Premiun」「X-BREAK」「SPORT」それぞれのグレードに合わせてキャラクターをより”深化”させるのだコンセプトだ。
特に”ギア”としての使い勝手を期待されるフォレスターだけに、「X-BREAK」をメインターゲットにした「ADVENTURE Style」は実用性と遊びゴコロに富んだアイテムが揃っている。

機能性も持たせたエクステリアパーツ

エクステリアでは元のデザインと大きく変わるフロントグリルやフロントバンパー、ドアアンダー、リヤバンパーのターコイズブルー(シルバーも設定)のガーニッシュが目を引く。

水平基調だったフロントグリルにシルバーの太い縦のラインを通すことで雰囲気がガラリと変わる。これは、アニマルガードをイメージしたデザインだとか。
フロントとリヤのターコイズガーニッシュは、落ち着いたボディカラーに映える差し色だ。
車名入りフードデカールは反射を抑えるマットブラック。
ナンバープレートの化粧ボルトはスバルのエンブレム入り。
レターマークはマットブラック(写真)とシルバーを用意。

さらに、前後のランプサイドやボディサイドにはプロテクターを配置。これは、自転車やスキー、スノーボードなどのアクティビティギアを立て掛ける際にクルマを保護するのはもちろん、立て掛けたものが倒れないように滑り止めのテクスチャー加工が施されている。

ヘッドランプサイドのプロテクター。
テールランプサイドのプロテクター。
ドアハンドル内側のプロテクター。
前後ランプのプロテクターはマウンテンバイクのハンドル、サイドプロテクターはロードバイクのハンドルあたりの高さ。

さらにボディサイドのプロテクターにはパラコードを張ることで、キャンプなどの際にタオルなどの軽いものが掛けられるなど、意外な実用性まで考慮されている。
テクスチャーはスバルのシンボルである六角形とどの方向からでもグリップすることを狙ったリブ形状のHEX-CUBEだ。

取材車両はパラコードもターコイズで揃えられていた。プロテクターの四隅に引っ掛けるだけで簡単に設置できる。
よりタフギア感の増したデザインのアルミホイールも用意。エアバルブの位置にターコイズの差し色があり、場所をわかりやすくしている。
ヒッチキャリアなどを接続できるアクティビティマウントも用意されている。汎用性の高い2インチ規格(ただし牽引は不可)。未使用時用のカバーも用意するなど芸が細かい。

地元の山や好きな山はあるか!? 山デカール!

そして何より目立つのがボディサイドやリヤゲートの「山」デカール。タフギア系SUVには時おり山を模したデカールが用意されることがあるが、新型フォレスターの山デカールは実に大胆なサイズ。しかも、この山は実在の山をデザインしており、ラインナップは10峰11種もある!

ターコイズのドアアンダーガーニッシュとボディサイドデカール、そして山デカール。取材車両はアラスカのアメリカ最高峰・デナリ山だ。
山デカールラインナップ
富士山(静岡県)
富士山(山梨県)
赤城山(群馬県)
大雪山(北海道)
磐梯山(福島県)
筑波山(茨城県)
伊吹山(滋賀県、岐阜県)
大山(鳥取県)
立山(富山県)
阿蘇山(熊本県)
デナリ山(アメリカ合衆国アラスカ州)

富士山がふたつもあるのは静岡側(宝永山)からと山梨側(農鳥)から見た山容を用意しているから。赤城山はやはりスバルの地元、群馬を代表する山だから。そこになぜ海外のデナリ山かというと、山ステッカーを作る際にモデルにしたのがたまたまデナリ山だったそうだ。そこから、実際の山で作ろうという!という流れ。ラインナップは有名で山容のはっきりした山が選ばれているそうだが、誰しも地元の山や好きな山のデカールが欲しくなるもの。要望が多ければ増えるかもしれない。

色々な用途を想定したユーティリティアイテム

リヤゲート内側に設置されたアクセサリーナットにアクセサリーフックを装着、そこびカラビナを掛けた例。

新型フォレスターにはラゲッジルームの使い勝手を高めるユーティリティアイテムが多数用意されている。特に、ラゲッジルーム壁面やリヤゲートの内側にはユーティリティナットを設けており、これにユーティリティフックやユーティリティバーを装着することでラゲッジルームのアレンジできるようになっている。

上からカーゴシェルフボード、カーゴミドルボックス、カーゴネット。

さらに、荷物の散乱を抑えるカーゴネットやラゲッジルームを2段に分割できるカーゴシェルフボード、ソフトな防水素材のカーゴミドルボックスなどが用意され、収納効率を高めることができるのだ。

カーゴミドルボックスはユーティリティバーに吊り下げられ、カーゴシェルフボードはその上に載せられている。カーゴネットはフロアのフックに掛けているが、増設したユーティリティフックに掛けてカーゴシェルフ上でも、縦にしても設置できる。
カーゴミドルボックスは防水素材のソフトボックス。カーゴシェルフボードは折りたたむことができる。
乗降時のドアトリムやサイドシルの傷・汚れを防ぐドアスカッフプロテクターを用意。
「ADVETURE Style」には樹脂製のカーゴステップパネルが似合う。

自転車に車中泊や釣りなど、用途に合わせたカスタマイズも可能

新型フォレスターのアクセサリーはユーザーのライフスタイルやアクティビティに合わせた実用的なアイテムを多数用意。数々のアイテムを自由に組み合わせて好みの使い勝手にカスタムできるようになっている。

■自転車
撮影車両はルーフに載せるパターンとラゲッジルームに載せるパターンが用意された。ラゲッジルーム積載に関しては、今回はそのまま載せているが、ラゲッジルーム内に設置するサイクルキャリアもある。フロントタイヤを外してクイックリリースで脱着できるタイプとスルーアクスルタイプを用意するなど痒いところに手が届くラインナップだ。

ルーフラックやサイクルキャリアの用意もある。撮影車両はTHULE製のステーとラックを装着。さらに、装着時や、積載時のルーフの傷を防ぐルーフエッジプロテクターもあり。
拡大したラゲッジルーム全体を覆うオールウェザーカーゴカバーはユーティリティフックなどに掛けて簡単に装着できる。汚れた自転車をそのまま載せても車内が汚れない。折り畳みも可能でバスケット状にしても使えるし、収納場所にも困らない。また、樹脂製のカーゴトレーマットという選択肢もある。
ユーティリティフックに掛けるカーゴサイドストレージは使用頻度の高い小物を収納するのに便利。

■車中泊
快適な車中泊のための各種アイテムをラインナップ。倒したリヤシートとフロントシートバックとの隙間を埋めるリヤシートバック・エクステンションで、車中泊でも十分な奥行きが確保できるようになる。また、全面8枚セットのウインドウシェードは、サイドウインドウは開閉に加えてネットまで用意されている優れものだ。

リヤシートバック・エクステンションはラゲッジルーム拡大時のフロア長を1550mmから1850mmに延長可能。
ウインドシェードはマグネットで装着するタイプで、しっかり固定できるのに脱着は簡単。
サイドウインドウはベルクロで開閉が可能。
さらに換気用のネットも備えており、虫を気にせず窓を開けられる。

■釣り/サーフィン
ユーティリティバーにはロッドホルダーが装着できるほか、サーフボードホルダーも設置可能。スキーやスノーボードなど、使い方は幅広い。大事なギアを車外に載せたくないユーザーにはうってつけの使い方だ。

ユーティリティバーにはロッドホルダーが装着可能。撮影車両にはTERZOのロッドホルダーが装着されていた。

ここで紹介できたのは、多数ラインナップされたアクセサリーのほんの一部だが、これら(と紹介しきれなかったアイテム)で自分だけのフォレスターを作りあげ、アクティブライフを楽しもう。

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