さらに大きなリヤウィングと、ボンネットの新しいエアインテークが特徴

この改良モデルには、より大きな通気孔やリアウィングなど、新しいエアロエレメントが採用されるほか、エンジントルクの増強とシャーシチューニングの見直しが含まれるようだ。

トヨタ・ガズー・レーシング(TGR)は、2026年型GRカローラの開発に取り組んでおり、トラック重視のアップグレードをいくつか導入する。現在わかっているのは、よりアグレッシブなエアロキットとシャシーチューニングの見直し、そしてトルクの増強の恩恵を受けることだ。
同社は、カモフラージュされたプロトタイプの写真を公開し、エクステリアデザインの変更点をほぼ明らかにした。2026年型GRカローラは、はるかに大きなリヤウィングと、ボンネットの新しいエアインテークを特徴としているようだ。さらに、フロントフェンダーには911 GT3スタイルのベントと再設計されたサイドギルが組み込まれていることもわかる。
空力性能の向上に加えて、「トルクの増強と独自のチューニング」により、サーキットでの性能をさらに高めるという。トヨタはパワーアップについては公式に言及していないが、1.6L直列3気筒ターボチャージャーエンジンは、最高出力304ps/ 224kWを維持する可能性がある。



GRカローラは、2025年型アップグレードの一環として、すでにトルクアップの恩恵を受けており、370Nmから400Nmに増大している。また、6速MTに加えて8速オートマチックギヤボックスのオプションも追加され、フロントとリヤのリミテッドスリップディファレンシャルは、すべてのグレードで標準装備になった。
昨年には、GRMNバージョンと思われるプロトタイプをスクープしたが、現時点では、アップグレードがGRカローラのラインアップ全体に適用されるのか、それともフラッグシップトリムに限定されるのかは明らかではない。
2026年型GRカローラは今秋デビューに予定されているが、それまでの間、トヨタがさらに詳細を明らかにするティーザーキャンペーンに期待したい。







