フロントとリアの両方で、「モダンソリッド」のデザインとは異なるディテールを備える。

EV航続距離は600km!? トレーラーヒッチをテスト中の7人乗りSUVの正体は!? シュコダの大型SUV「ビジョン7S」の市販仕様か?

シュコダ 7シーター新型SUVプロトタイプ スパイショット
シュコダは現在、ビジョン7Sから派生した生産モデル(正式名称は未定)を開発中だが、その最新プロトタイプをカメラが捉えた。

この新型SUVは、シュコダの電気自動車シリーズの中で5番目のモデルとなり、最大サイズとなる。ホイールベースが長いだけでなく、後部ドアの後ろにある大型の収納ウィンドウを配置、最大3列の座席を備えた車内空間へとつながり、ゆったりとしたプロポーションで、エンヤックよりもかなり長くなっている。

シュコダ 7シーター新型SUVプロトタイプ スパイショット

側面では、ドアハンドルがパネルに埋め込まれており、フロントとリヤの両方で、「モダンソリッド」のデザインとは異なるディテールを備えた、よりモダンで洗練されたデザインを提供している。一例として、すべての機能をまとめたスリムなヘッドライトが挙げられる。インジケーターはトップバーに配置されており、シュコダの典型的な分割プロジェクターヘッドライトの痕跡はない様子がうかがえる。

シュコダ 7シーター新型SUVプロトタイプ スパイショット

上部のグリルは隠れたままで、バンパーのグリルは台形の形状とラインを完璧に見せている。また足まわりには、大型の18インチアルミホイールを装備している。ルーフの後ろには目立つスポイラーと、荷室の敷居が低い大型のテールゲートを備えた印象的リアのデザインも確認できるほか、非常にスリムなテールライトが後部ゲート全体に伸びていることもわかる。

シュコダ 7シーター新型SUVプロトタイプ スパイショット

大型の電気7人SUVには、新型エニャックに搭載されている13インチのスクリーンと同様に、ダッシュボードのセンターコンソールに大型スクリーンが搭載されている。このモデルは、2025年第4四半期にデビューする予定で、2026年半ばに市場に投入されるとみられ、車名は「スペース」の名称が有力視されている。モーターはシングル仕様やデュアル仕様、バッテリーについてもさまざまなバージョンが搭載されるだろう。その航続距離は満充電で600km以上が想定されている。

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APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…