アルファロメオ次期「ステルヴィオ」の特許画像が流出!次世代プラットフォームに1000ps級のEVに加え直列6気筒ツインターボも設定か?

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 パテント画像
アルファロメオは現在、人気クロスオーバーSUV「ステルヴィオ」次期型を開発中だが、量産型とみられる特許画像が流出した。

リークされた画像は、スクープ班が捉えたプロトタイプと完全に一致しており、信憑性は高い。フロントエンドには、分割された非常にスリムなヘッドライトを装備し、特徴的なスクデットグリルも確認できる。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 プロトタイプ スパイショット

側面では、よりアスレチックなスタンスを誇示しており、改良されたプロポーションにより、より洗練されたクーペのようなSUVのシルエットを実現している。また車軸間の長さは現行ステルヴィオよりも少し長いように見える。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 パテント画像

ルーフラインは一体型リアスポイラーのように見える部分まで優雅に傾斜し、スポーティな雰囲気を高めている。リヤセクションを見ると、以前のティーザーで示されていたように、新型ステルヴィオには三角形の全幅LED テールライトが搭載されることがほぼ確実だ。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 プロトタイプ スパイショット

次期型では、ダッジ・チャージャー、ジープ・ワゴニアS、そして近日発売予定のジープ・リコンなどのモデルにすでに採用されている、ステランティスの「STLAラージ」プラットフォームを採用したヨーロッパ初の車両となる。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 パテント画像

このプラットフォームは、将来的にはステランティス・ブランドのより多くのモデルの基盤となることが予想されている。しかし、ステルヴィオに関しては、そのパフォーマンスのルーツを忘れないように、同ブランドの特徴であるスポーティさを維持することを目指しているようだ。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 プロトタイプ スパイショット

パワーユニットは完全電気自動車とハイブリッド車のユニット提供することが公式に発表されている。詳細はまだ全て明らかになっていないが、アルファロメオの元CEO、ジャン=フィリップ・インパラート氏は以前、高性能ステルヴィオ・クアドリフォリオがEV形式で最大1000ps/736kWを発揮する可能性があると示唆していた。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 パテント画像

ガソリンエンジンバージョンには、新型ダッジ・チャージャーの直列6気筒ツインターボエンジンを採用するという憶測もあるが、公式からは何も確認されていない。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 パテント画像

内部技術では、無線アップデートとより高度な運転支援システム(ADAS)を可能にする「STLA Brain電子アーキテクチャ」も搭載される。また、コックピットには、前モデルよりもかなり大きなインフォテインメント・スクリーンが搭載される可能性がありそうだ。

アルファロメオ ステルヴィオ 次期型 プロトタイプ スパイショット

ステルヴィオ次期型のワールドプレミアは、2026年内と思われる。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…