ホンダ・ゴールドウイングの面影はあるけれど! ゴージャスすぎるトライク仕様【東京オートサロン2022】

トライクのデザイン・製造・開発を手掛ける「GORDON」が製作した、超ワイドなトライクカスタム。ベース車両は1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載したホンダのビッグツアラー・ゴールドウイング。ゴールドウイングの存在感を遥かに超える、大胆なリヤビューに注目だ。

 一般的にトライクとは、フロント1輪・リヤ2輪の三輪バイクを指す。バイク扱いとなるホンダのジャイロ系や、フロント2輪のヤマハ トリシティとは異なり、コーナーを曲がる時に運転席が傾斜(バンク)しない。ココがポイントだ。

 道路交通法上、トライクは排気量を問わず「普通自動車」にカテゴライズされるため、普通自動車免許があれば運転可能。また、ヘルメットの着用義務がない(安全確保のために被るべし)。

 写真はホンダのビッグツアラー・ゴールドウイングをベースに、トライクのエキスパート「GORDON」が専用パーツを用い、トライク仕様にカスタマイズした「GORDON GL1800 トライク」。フロント周りからタンデムシートにかけては、ゴールドウイングのフォルムがそのまま残っているが、リヤフォルムはまったくの別物。通常のトライクに比べ、大胆なまでにワイド化されている。

ホンダ ゴールドウイング。水冷4ストロークOHC(ユニカム)水平対向6気筒1833ccエンジン搭載。写真は2019年モデル。

 ワイドホイール、扁平タイヤ、シャープなイメージのテールランプ、大型スポイラーを組み合わせたリアビューは、スポーツカーを彷彿させるスポーティなもの。フロントタイヤ後端まで伸びたフォーミュラーカー風のサイドカウルは、大きく羽を広げた鳥のような、可憐で豪快な印象だ。

 GORDONではゴールドウイングやハーレー等をベースにした、様々なタイプのトライクを製作中。詳しくはオフィシャルホームページを要チェック!

GORDON
https://gordon.co.jp/

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北 秀昭