Audi Q9 TDI 220kW
ニューヨークでワールドプレミア

アウディは、ブランド史上最大サイズを誇る新型SUV「Q9」を米国・ニューヨークで行われたスペシャルイベントでワールドプレミアした。Q9は3.0リッターV型6気筒ディーゼルターボに48Vマイルドハイブリッド、「quattro」フルタイム全輪駆動システムを組み合わせ、あらゆる路面で優れた走行性能と安定した乗り心地を提供すると謳う。
エクステリアには世界初のテクロジーとなる、第3世代湾曲型デジタルOLEDテールライトを導入。さらに、2列目に配置された独立型電動シート、自動開閉リヤドア、アウディ史上最大サイズのパノラミックサンルーフなど、アウディが誇る先進技術が惜しげもなく導入された。
ニューヨークのワールドプレミアイベントにおいて、アンベールを行ったアウディAGのゲルノート・デルナーCEOは、新型Q9について次のようにコメントしている。
「自動車は単なる移動手段ではなく、多くのお客様にとって『移動するリビング空間』になりつつあります。その考え方を具現したのが、アウディのラインアップにおける新たなフラッグシップ『Q9』です」
「上質なマテリアル、2列目の独立型電動シート、自動開閉リヤドアなどは、インテリアにおける私たちの品質へのこだわりを象徴しています。そして最新の運転支援システムに、アウディらしいユーザーエクスペリエンスを組み合わせることで、ブランドが目指す未来がカタチになりました」
湾曲デジタルOLEDテールライトを採用

圧倒的な存在感をアピールするフルサイズSUVとして開発された新型Q9のボディサイズは、全長5310mm、全幅2210mm、全高1810mm、ホイールベース3140mmとアウディの市販車史上最大サイズのSUVに君臨する。堂々たるフロントのシングルフレームグリルは、ロワセクションまで大きく広がり、デザインに力強い縦方向の印象を与える。バンパーはあえて控えめな造形とし、すっきりとした一体感のある面構成を実現。直立したフロントデザインにより、アウディのフラッグシップに相応しい威厳と風格が表現された。
今回、LEDイルミネーション付きシングルフレームグリルをオプション設定。水平基調のベルトラインが伸びやかなシルエットを強調し、力強いショルダーラインがアウディらしい堂々としたスタンスをアピールする。リヤセクションには、世界初となる第3世代・湾曲デジタルOLEDテールライトを導入。超薄型ガラスを採用したことで、外側のOLEDパネルを立体的に湾曲させることに成功した。
ヘッドライトにはマイクロLEDモジュールを導入した「デジタルマトリクスLEDヘッドライト」を搭載。長い照射距離、高精度な配光、高コントラストな視界を実現するとともに、進化した配光制御によって夜間走行時の安全性を高めている。
上質さと快適性を追求したインテリア

新型Q9のインテリアは、プレミアムなマテリアルと豊富な先進装備により、フラッグシップSUVに相応しい上質な室内空間を実現。装備内容の異なる2種類のインテリアトリムが用意され、多彩なパーソナライゼーションにも対応する。また、インフォテインメントシステムは、これまで以上に見やすく、ユーザーを中心に据えた設計へと進化を果たした。
カーブデザインとOLED技術を採用した「MMIパノラミックディスプレイ」は、12.3インチアウディバーチャルコックピットと、14.5インチMMIタッチディスプレイで構成。さらにダイナミックプライバシーモードを備えた12.3インチパッセンジャーディスプレイも標準装備する。
インフォテインメントシステムのOSに「Android Automotive OS」を採用。スマートフォンを接続することなく、MMIに統合された「Audiアプリケーションストア」から様々なアプリを利用することができる。発売時点では、音楽、動画、ゲーム、ナビゲーション、駐車・充電、、天気、ニュースなど、豊富なカテゴリーのアプリが用意された。
音声操作機能も強化され、自己学習機能を備えた音声アシスタント「Audiアシスタント」は、自然な会話を通じてさまざまな車両機能を操作することができる。さらに、ChatGPTとの連携により、ドライバーは運転中でも情報検索や車両との対話を行うことが可能になった。
アウディ初の自動開閉リヤドアを採用

Q9の標準仕様は3列7人乗りとなり、2列目の3席すべてにチャイルドシート固定用アンカーを備え、ファミリーユースもカバー。オプションの6人乗り仕様の2列目はセパレートタイプの2座となり、ビジネスクラスのような快適性を実現した。
6人乗り仕様では全てのシートが電動調整機能を備え、シートヒーターも装備される。3列目シートは左右それぞれをボタン操作で個別に格納も可能。さらに前席には「スポーツシートプラス」を設定し、ベンチレーションとマッサージ機能も搭載されている。
今回、アウディとして初めて自動開閉リヤドアを採用。周囲のセンサーが障害物を検知するとドアの開閉を停止し、接触事故を防止する。電動ソフトクローズ機能により、ドアは静かに確実にクローズ。ドアは車内各所のスイッチだけでなく、「myAudi」アプリから遠隔操作することも可能だ。
インテリアのハイライトとなるのが、アウディ史上最大となるパノラミックサンルーフ。標準装備されるガラスルーフは1.5㎡を超えるガラス面積を誇り、開閉機能とチルト機能を備える。オプションでガラスの透過率を切り替えられる機能を加えることも可能。さらにアウディとして初めて、ガラスルーフ自体を照明として利用できるイルミネーションシステムを採用し、アンビエントライトと連動してカラーが変化する。
3.0リッター直6ディーゼルターボを搭載

ヨーロッパ市場には、3.0リッターV型6気筒ディーゼルターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「Q9 TDI 220kW」を投入。大柄なボディにも十分な最高出力299PS、最大トルク630Nmを発揮する。一部の国には最高出力245PS、最大トルク500Nmの「Q9 TDI 180kW」も用意された。
48Vマイルドハイブリッドシステム「MHEV plus」は、電動コンプレッサーがアクセル操作をサポート、新世代パワートレインジェネレーターが最大18kW(24PS)のアシストを提供し、力強い発進性能と優れた燃費性能を両立する。トランスミッションは8速ティプトロニック(AT)、「quattro」全輪駆動システムを標準搭載する。
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